アタマの中は花畑
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我が家の近所では毎年カラスウリの蔓が伸びている場所があります。夏の終わり頃になると白い糸状の花を咲かせるのですが、これまで実が付いているのを見たことはありませんでした。そして今年、遂に実を見つけることができました。

ところが、付いていた実は私がよく知るカラスウリとは少し違うように見えます。調べてみたところ、どうやら「キカラスウリ」と呼ばれる異なる植物だったようです。

 

  • キカラスウリの概要
  • カラスウリとキカラスウリの違いは?
  • キカラスウリの実は食べられる!?

 

キカラスウリの概要

科・属名:ウリ科カラスウリ属

種別:多年草

花色:白

花期:6〜9月

原産:日本、中国

別名:─

花言葉:誠実、よき便り、男嫌いなど

◎特徴:

日本や中国を原産とするつる性多年草で、日本では北海道〜九州にかけて分布しています。見た目がカラスウリに似ており、かつ熟した実が黄色であることからその名が付けられました。

地下には芋状の塊根を持ち、栝楼根(かろこん)と呼ばれる生薬の原料になります。栝楼根には潤肺、止渇、排膿などの効果があるとされています。

 

カラスウリとキカラスウリの違いは?

今回私が見つけたキカラスウリの実はまだ未熟なものでしたが…熟したものであればカラスウリは橙色、キカラスウリは黄色であるため容易に見分けることができます。この点も含めて、カラスウリとキカラスウリには以下のような違いがあります。

◎カラスウリの特徴(写真左)

・熟した実は橙色

・実の直径は5〜7cm程度

・種は打ち出の小槌のような形状

・花期は7〜8月頃

・夕方に開花し、翌朝には萎む

・花冠(花弁の付け根部分)の先端の幅が狭い

・葉の表面に細かい毛が生え、触るとザラザラしている

 

◎キカラスウリの特徴(写真右)

・熟した実は黄色

・実の直径は7〜10cm程度

・種は楕円形

・花期は6〜9月頃

・夕方に開花し、翌朝になっても萎まない

・花冠の先端の幅が広い

・葉の表面にはあまり毛が生えていない

 

キカラスウリの実は食べられる!?

キカラスウリの果肉は熟すと甘味を持つため、黄色く熟した実であれば生で食べることもできます。(私自身はまだ食べたことがないのですが)種の周りが特に甘く、ねっとりとした食感があるようです。また未熟な実は生食には向いていないものの、漬物などに加工することで美味しくいただくことができます。

なおカラスウリに関しても、未熟な実であればキカラスウリと同様に食べることができます。しかしながら、熟した果肉には強い苦味があるため、こちらは生食には向いていないと言えそうです。

キカラスウリ(黄からすうり)の種

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