卒業文集の書き方のコツ・中学生・高校生は、段落構成と題材が大切!
この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。
こんにちは。お正月が終わって3学期に入ると、3年生は、もう間近という雰囲気になりますね。 そして、卒業アルバムにのせる「卒業文集」を書かなければいけません。 あれは後々残るものなので、悩みますよね。 中学生は、小学校の卒業時と似たような書き方でよいと思いますが、高校生は少し大人っぽく書きたいですよ。
スポンサーリンク目次
- 1 中心を決める
- 2 構成
- 2.1 第一段落
- 2.2 第二段落
- 2.3 第三段落
- 2.4 第四段落
- 3 表記
中心を決める
作文の中心になるテーマは、「中学・高校三年間の思い出」か「将来の夢」が多いでしょう。 第二段落=「思い出」(体験実例) 第三段落=「将来の夢」 で書くとよいですね。 ただ、楽しい思い出がすぐに思い浮かんでスラスラ書けるという人は、そんなに多くないと思います。 実際、学校生活を満喫している人なんて半分ぐらいじゃないでしょうか? 楽しい思い出なんて別になかったし、本心では学校から解放されてせいせいすると思っている人も、実はかなりいるはずです。 「ええ!? そんなことない。私は、すごく楽しかったよ!」という人は、学校という環境バッチリ適応できたとても幸せな人ですよ。 私は使える限りのコミュ力を使って、なんとか普通に学生生活を乗り切りましたが、かなり疲れました。周りから見たら、友達と普通に仲良くしていたので、楽しく過ごしてるように見えたと思いますけどね。 でも、要領がよかっただけです。 「がんばって」楽しんでましたけど、学校行事とか、実は面倒くさいだけでした。 でもね、そんなに楽しい思い出はないなあと思っても、義務だと思って書きましょう。 作文とは、その名の通り「文を作る」事です。 体験に基づいた「楽しかった自分」を「創作」するのです。 部活の事なら、「クラブ活動をとおして、友達の大切さを改めて感じた。切磋琢磨できる友人は宝物だ」、体育祭や文化祭の事なら、「クラスが一致団結して素晴らしい思い出ができた。一人ではけっしてできなかったことだ。」。 もちろん、冷めた視線でありのままに書くのもよいですし、笑える体験談を交えて書くというのも個性的でアリですよ。 今回は、普通の生徒の普通の(悪目立ちしない)卒業文集の作文の書き方について、お伝えします。
構成
作文を書くとき、一番始めにすることは設計図作りです。 「設計図」=「構成」です。 全体を大きく4つに分けて、それぞれに書くことを大まかに決めてから、原稿用紙に書き始めましょう。 くれぐれも、ゴールを決めずにいきなり書き始めないこと。中学生、高校生は、特に「四段落構成」をしっかり守りましょう。
スポンサーリンク 第一段落【起】 ●「書き出しの意見・導入」 この三年間を振り返って思う事。体験実例(第二段落)への導入。 第二段落【承】 ●「体験実例」 具体的な「体験実例(思い出)」 会話文の他、「たとえ」か「四字熟語」を使えるとよい。 第三段落【転】 ●「体験実例」 もう一つの「思い出」、または「将来の目的」。 第四段落【結】 ●「結びの意見」 意見・感想・抱負での結び。 「ことわざの引用」から結びの抱負に展開できるとなおよい。 第一段落△「あっという間に過ぎた三年間」 △「長いようであっという間だった三年間」 この書き出しは、ありがちです。 人とかぶりまくります。(かぶってよいなら書いてもOK) できれば、素直に普通に書き出しましょう。 ×「書き出しの工夫」 小学生の卒業文集の記事で書いた「書き出しの工夫」は、子供っぽくなるので中高生にはおすすめしません。 小学生の場合の記事はこちらです。↓ 「和のこころ」~日本の美を探そう~ 1 Share卒業文集の書き方・小学校卒業「将来の夢」の場合https://wabisabi-nihon.com/archives/7481小学校の卒業式は、初めての学校の卒業式ですね。 卒業とはいっても、地元の中学校に通う場合は、ほとんど友達とお別れすることはありません。しかし、6年という長い間、学んだ校舎。先生方とお別れします。 卒業文集は、最後の2年ほど、ほとんどの子供が6年生のときの思い出を書くと思います。 卒業までの1~2年の中で、もっとも心に残っている体験を書きましょう。設計図を作る文集も作文と同じですので、作文を書くときのポイントをお教えします。 作文を、どう書いたらよいかわからないとか、文例がほしい...
第一段落のポイントは、第二段落への「導入」だと理解することです。 もう卒業だなあという思いと、第二段落への「つなぎ」を表します。 「思えば、AやB、Cなどがありました。その中でも、今一番印象に残っているのはD(←これが中心)です。」 ➾第二段落「Dの体験(思い出)詳細」へ A~Dに入るのは、 文化祭 体育祭 音楽会(合唱コンクール) 遠足 修学旅行 部活動 委員会活動 などです。
第二段落第二段落は、全体の「中心」になる段落です。 字数のボリュームを一番多くすると、バランスがよくなりますよ。全体が800字なら、200字~300字で一番書きやすい出来事(思い出)を表します。 第一段落で書いた「D」について詳しい体験を書きます。 例えば、 「文化祭で、私たちA組は○○をした。 ➾みんなで遅くまで居残りしながら準備をしたので、大変だったが~。」 ➾それに決まったとき、私は、全然乗り気ではなかった。しかし、仕方なくやっているうちに~。」 最後は、「良い思い出になった」で、まとめます。 卒業文集なので、毒を吐かず「よい思い出」で結ぶほうが後味がよいでしょう。
第三段落もう一つの「体験実例」、または「将来の夢」です。 学校からの指示があれば、それに従います。 高校生は、小学生よりもずっと「将来の夢」が身近に迫っているため、はっきり書ける人と、書きたくない人に分かれるでしょう。 「将来の夢」を明記できる人は、その職業と動機、そのために努力していることをビシッと表しましょう。 書きたくない人は、上にあげた学校行事の中で、第二段落の題材とは別のものを書きます。
第四段落中学、または高校生活3年をとおして、こんなことを得た、学んだという全体の感想でまとめます。 高校生は、「大学に入っていずれはこうなりたい」、または、「○○に就職して、私はこういう社会人になりたい」「そのために、これから△△していくつもりだ」という抱負を表します。
表記
作文教室では、小学校高学年(5年生以上)から「常体表記」で書くように指導しています。 将来、小論文やレポートを書くときは常体表記ですから、早めに慣れるためにもおすすめします。 「そうじゃなくて」➾「そうではなく」 「(文頭の)なので」➾「だから」 など、口語調の表記にならないように注意しましょう。 小学校の「卒業文集」の書き方は、こちらです(^o^)♪ ↓ 「和のこころ」~日本の美を探そう~ 1 Share卒業文集の書き方・小学校卒業「将来の夢」の場合https://wabisabi-nihon.com/archives/7481小学校の卒業式は、初めての学校の卒業式ですね。 卒業とはいっても、地元の中学校に通う場合は、ほとんど友達とお別れすることはありません。しかし、6年という長い間、学んだ校舎。先生方とお別れします。 卒業文集は、最後の2年ほど、ほとんどの子供が6年生のときの思い出を書くと思います。 卒業までの1~2年の中で、もっとも心に残っている体験を書きましょう。設計図を作る文集も作文と同じですので、作文を書くときのポイントをお教えします。 作文を、どう書いたらよいかわからないとか、文例がほしい...
合わせて読みたい記事「ひな祭り・上巳の節供が「潮干狩り」の起源って本当?」
「卒業文集の書き方・小学校卒業「将来の夢」の場合」