イトヨの飼育方法:餌は何を食べる?適した水温は?寿命は?
イトヨの飼育方法:餌は何を食べる?適した水温は?寿命は?

イトヨの飼育方法:餌は何を食べる?適した水温は?寿命は?

イトヨは銀色の光に反射する身体が美しく、黒い模様の見た目は豪華で華やかな魚です。寒い地域に生息しているので、温度管理にコツが必要ですが、川魚の観賞魚として人気が高い魚ですよ。

今回は、こちらのイトヨの飼育方法や餌、適した水温や寿命などの特徴を紹介していきます。

目次

  • 1 イトヨとはどんな魚?寿命はどのくらい?
  • 2 イトヨの飼育は温度管理が重要
  • 3 混泳はできる?
  • 4 イトヨの値段は?選び方のポイントは?
  • 5 イトヨの飼育に適した水槽の大きさは?ポイントは?
  • 6 イトヨの飼育に必要なアイテムは?
    • 6.1 水槽設置に必要な機材
    • 6.2 その他のアイテム
  • 7 水槽の立ち上げ方
  • 8 水合わせの手順は?イトヨに適した水温や水質は?
  • 9 餌は何を食べる?与える頻度は?
  • 10 水換えの時期は?
  • 11 イトヨを飼育する上での注意点
  • 12 イトヨが餌を食べない場合はどうする?
  • 13 イトヨの魅力とは?

イトヨとはどんな魚?寿命はどのくらい?

イトヨはトゲウオ目トゲウオ科に分類される淡水魚で、北半球の亜寒帯に広く分布しており、日本では山口県(やまぐちけん)から利根川(とねがわ)以北に生息しています。成長すると全長10cm程になり、身体は木の葉のように左右に平たいのが特徴です。トゲウオ科の名前の通り、背ビレや胸ビレが発達しており、トゲ状にするどくなっています。繁殖期になるとオスは赤色のきれいな婚姻色になるのも楽しみの一つですよ。

イトヨの寿命は1年前後で、産卵を終えると親魚は死んでしまうことが多いです。

イトヨの飼育は温度管理が重要

イトヨは後ほど詳しく説明しますが、温度管理が必要な魚になりますが、水質に慣れてしまえば飼育自体は難しくはありません。

混泳はできる?

自然界では群れを成して生活しますので、複数で混泳させるのがおすすめです。同じ大きさの魚などであれば数種類との混泳も可能です。

イトヨの値段は?選び方のポイントは?

イトヨはペットショップなどで300円前後で購入できます。夏場などの高温になる季節は移動時に弱ってしまうことがあるので、購入先からクーラーボックスなどを使用して水温が上がらないようにしましょう。

選び方のポイントは、元気に泳いでいて、ひれのトゲが欠けていない個体を選びます。

イトヨの飼育に適した水槽の大きさは?ポイントは?

イトヨは10cm程に成長するので、45cm水槽でも飼育が可能です。流れは緩やかな環境を好むので循環型のろ過装置で水槽内の水に流れをつけてあげるのが良いでしょう。

砂のくぼ地や岩の隙間に入って身体を休めるので隠れ家を設置できるように広めの水槽を用意します。しかし、繁殖期になるとオス同士で激しく争うため、2匹以上のオスを飼育している場合には、ペアに分けて別水槽に移しましょう。水槽を複数用意しておくと後々の飼育が楽になります。

イトヨの飼育に必要なアイテムは?

水槽以外には下記のような機材を用意しましょう。

水槽設置に必要な機材
  • 照明
  • ろ過装置
  • ヒーター、クーラー・冷却ファン
  • 水質調整剤・カルキ抜き
  • エアレーション
  • クッション付きガラスブタ
その他のアイテム
  1. 熱帯魚用の網
  2. ピンセット、バケツ
  3. 掃除グッズ

底砂は細かい粒のものを選ぶようにしましょう。大磯(おおいそ)砂など大丈夫です。

水槽の立ち上げ方

  1. 水道水にカルキ抜きを入れ、透明になるまで待ちます。
  2. 砂利やアクセサリーを洗って水気を切り、レイアウトしましょう。
  3. 水が泡立たないように静かに入れていきます。水が泡立ってしまうと水中内の汚れが舞ってしまいなかなか水質が安定しないのでやめましょう。
  4. ろ過装置起動、ヒーターをつけて水を循環させ、水槽内の水に酸素を含ませます。その状態で2日程おきましょう。
  5. 酸素が水槽内を循環することにより、バクテリアが発生しフィルターに定着したら水質が安定するので水槽の立ち上げが完了です。

水槽の立ち上げを完了してからイトヨを入手して水合わせをしましょう。

水合わせの手順は?イトヨに適した水温や水質は?

イトヨに適した水温は23℃前後です。30℃以上の高温には耐えられないので、水温が上がりすぎないように注意が必要です。特に夏季は冷却ファンなどをつけて対策しましょう。水質弱酸性に保つようにしましょう。ph6.5〜7.0前後にします。

  1. 水合わせの手順
  2. 水槽のセットが完了したら入手してきたイトヨを袋ごと1時間水槽に浮かべて袋と水槽の水温をあわせます。
  3. 袋の水を3分の1捨て、水槽の水を少量入れて40分程おきます。
  4. これを2〜3回繰り返して水質をあわせます。その後イトヨのみ水槽に移し、袋の水は捨てます。

餌は何を食べる?与える頻度は?

イトヨは水生昆虫や甲殻類などを捕食して生活していますが、川魚用の人工飼料でも食べてくれます。与える量は1日2回2~3分程度で食べきれる量を与えます。ただし、繁殖期は栄養が必要なため、ミジンコや赤虫などを与えましょう。

水換えの時期は?

7日に1回を目安に下記の手順を参考に汚れた水を交換します。

  1. 新しい水を作ります。
  2. 水槽の3分の1を排水します。
  3. 排水した水の分新しい水を足し水して、水換えが完了です。

月に1回は水槽、アクセサリー類を洗いましょう。歯ブラシなどを使用して細かい滑りなども取り除きます。

イトヨを飼育する上での注意点

イトヨは30℃以上の高温が苦手ですので水温は常に一定になるように気をつけましょう。理想的なのは25℃以上にはならないようにします。

また、導入時にストレスを感じ、水質にうまく適応できないと白点病や水カビ病を発症する場合があるので、症状がでた場合には隔離し手当てするようにしましょう。白点病は初期の段階であれば食塩浴も有効です。

イトヨが餌を食べない場合はどうする?

隠れ家を設置してイトヨが落ち着ける環境を作ってから餌を改めて与えてみましょう。人工飼料も食べますが慣れるまでに時間がかかることがありますので、生き餌を与えつつ徐々に慣らしてあげるようにしましょう。ミジンコなどを混ぜて与えると食いつきが良くなり、慣れるまでの時間が短縮できる場合があります。

繁殖期にはイトヨ同士で餌の取り合いになり餌を食べられない個体もでてくるので、ピンセットなどで口元まで運んであげるなど工夫する必要があります。

イトヨの魅力とは?

イトヨは婚姻色の赤色も美しく、通常の色合いも美しく見栄えする魚です。小さめの魚なので導入費用も安く済みますし初心者の人にもおすすめです。川魚の飼育を検討しているなら、是非イトヨも検討してみてください。

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