「扇子(せんす)」「扇(おうぎ)」「団扇(うちわ)」の意味と違い
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一般常識

「扇子(せんす)」「扇(おうぎ)」「団扇(うちわ)」の意味と違い
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「扇子(せんす)」「扇(おうぎ)」「団扇(うちわ)」の意味と違いとは

「扇子(せんす)」「扇(おうぎ)」「団扇(うちわ)」と呼ばれるものは、日本文化に欠かせない道具です。しかし、これらの名前はよく聞くものの、それぞれの意味についてはあいまいな部分も多くなっています。果たしてこの3つは、同じ物なのでしょうか、それとも違うものなのでしょうか。

今回は、その点について詳しく解説していきたいと思います。

「扇子(せんす)」とは

「扇子(せんす)」とは、「折りたたみができる扇」のことです。複数の細い竹から成る骨を根元の一点で固定し、その間に紙などの素材を貼り合わせて、開いたり閉じたりできる仕組みになったものを指します。平安初期に日本で誕生した道具で、以後世界に広がりました。主な用途はあおいで風を起こし、涼を取ることですが、それ以外にも和服を着る際の必需品としてや贈答品としての用途のほか、落語などの芸能、お茶などの儀式でも用いられます。

「扇子」の「扇」は、「風を起こす道具」の意味を持つ漢字です。一方この場合の「子」は、「椅子」や「帽子」などのように、語尾について全体の調子を整える役割の字となっています。

「扇」「団扇」などとの詳しい違いについては、以下で説明していきましょう。

「扇(おうぎ)」とは

「扇(おうぎ)」とは、「手に持って風を起こす道具」を意味する言葉です。さまざまな種類がありますが、一般的には折り畳めるタイプのものを「扇」と呼んでいます。用途は幅広く、涼を取るのはもちろん、儀式や贈答、芸能などにも使われます。

「扇」の字は、「広がったり閉じたりするとびら」を表していますが、「あおいで風を起こす道具」の意味で使われます。日本語で「おうぎ」と呼ばれるのは、動詞「あおぐ」の連用形に由来しています。

「扇」と「扇子」の違いは、現在では特にありません。どちらも「開閉できる携帯用の風を起こす道具」を意味しており、使い分けもしないのが通常です。ただ、もともとの意味合いとしては、「扇」には「団扇」も含まれていた点は異なります。

「団扇(うちわ)」とは

「団扇(うちわ)」とは、やはり「あおいで風を起こす道具」のことです。ただ、一般的には、竹の骨組みに紙などを円形に貼ったものを指します。形は通常固定されており、開閉などはできません。もともとは顔を隠して威厳を正すためのものでしたが、その後風を起こして涼を取ったり、火を焚くなどの実用的な道具として使われるようになりました。現在では、夏の風物詩として限定的に使われています。

「団扇」の「団」の字は、「まるい」の意味を持ちます。

このように、「団扇」は「風を起こす道具」という点では「扇子」などと違いはありませんが、形が固定されているところに違いがあります。また上記のように、もともとは「団扇」も「扇」の一種でしたが、現在では2つは別の物として扱われるのが通常です。

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