「アンサンブル」と「合奏」、「重奏」の意味・違いはパートの〇〇だった?
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「アンサンブル」と「合奏」、「重奏」の意味・違いはパートの〇〇だった?更新日:2022年3月21日
「アンサンブル」とか「合奏」って、あまり気にせず言ってたけど、冷静に考えたらそもそも「アンサンブル」と「合奏」の厳密な違いってよく分かってないな。。
そんな方も多いのではないでしょうか?
そう、私のように。
…ええ、こんなサイトを作っておきながら、恥ずかしいことにこれまで明確な違いを意識せずになんとなく、感覚的に使っていました。「アンサンブル」と「合奏」という言葉を。
本当にすみません。
しばらく記事を書いている中で、疑問が悶々と膨らんできましたので、意味・どんな違いがあるのかそれとなく調べてみました。
ちょっと長いですので、気になる方は「まとめ」だけ読んでいただけますと幸いです。
目次
- 1 「アンサンブル」と「合奏」と「重奏」について
- 1.1 「アンサンブル」とは
- 1.2 「合奏」とは
- 1.3 「重奏」とは
- 2 【まとめ】「アンサンブル」と「合奏」と「重奏」の違い
- 3 【おまけ】「ギターアンサンブル」と「ギター合奏」と「ギター重奏」の違い
「アンサンブル」と「合奏」と「重奏」について
「アンサンブル」と「合奏」の違いの前に、まずは「アンサンブル」・「合奏」・「重奏」の言葉の意味を明らかにしておいた方がいいな、と思ったので調べてみました。
「アンサンブル」とは困ったらWikipedia。
アンサンブル(仏: ensemble)は、音楽用語で2人以上が同時に演奏すること。
合奏、重奏、合唱、重唱の意味、あるいはそれらの団体の意味にも用いられる。一般的に、オーケストラ(管弦楽団)は規定の楽器編成を満たした大人数の演奏団体(50人から100人前後)を意味するため、これに含まれない室内楽の演奏団体をアンサンブルと呼ぶことが多い。
出典:ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典
…うーん、つまりこんな感じっぽいですね。
・2人以上が同時に演奏していれば「アンサンブル」 ※「合奏」や「重奏」も含まれる、いわば上位カテゴリの言葉。 ・演奏団体自体のことを「アンサンブル」と呼ぶこともある ※「〇〇アンサンブル」みたいな団体名はよくありますね確かに。 ・演奏団体を指す場合、オーケストラほどの大きな規模ではない
特に、「2人以上が同時に演奏すること」ってのが大きそうで、2人以上が演奏していれば二重奏でも三重奏でも合奏でも、はたまた合唱でも「アンサンブル」と呼べるわけで、言葉の抽象度としてはかなり高いものになりそうです。
「そこ、もうちょっとアンサンブル感を大事にして」
なんて、聖闘士星矢で言う「小宇宙(コスモ)」みたいな、抽象的なことを言っていい気になっていた経験もありますが、あながち間違いではなかったと思うことにしよう。。
「合奏」とは
助けてWikipedia。
合奏(がっそう)とは、複数人が同時に演奏を行うことで、アンサンブルの中の一形態。また、合唱の対語でもある。
出典:ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典
おお、どうやら「合奏」は「アンサンブル」の中に含まれる言葉なわけだ。
続きもあるな。重奏についても書いてある。
複数の人が同時に演奏を行うことをアンサンブルというが、アンサンブルはさらに重奏と合奏とに分けることが出来る。
重奏 各パートが一人ずつの場合。弦楽四重奏や、木管五重奏など。詳細は重奏を参照。
合奏 演奏者の中の少なくとも二人が同じ演奏を行っている場合。 吹奏楽・オーケストラの部活・楽団で、参加者みんなで演奏をする場合には合奏と言われる。
出典:ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典
※2019/7/13追記 「合奏」について単独でもう少し深掘りした記事も書いてみましたので、よかったら見ていただけると嬉しいです。
【合奏とは】楽器演奏者なら知っておきたい「合奏」の意味・定義
「重奏」とはまたまたWikipedia。
重奏(じゅうそう)は、複数のパートからなるアンサンブルの一種で、各パートは一人の演奏者で受け持つものを指す。 出典:ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典
まあ↑に書いてあったとおりですね。
「アンサンブル同様複数名で演奏かつ、各パート1名のみ」と。
【まとめ】「アンサンブル」と「合奏」と「重奏」の違い
…要するに
〇アンサンブル 「とにかく複数名が同時に演奏すること」
〇合奏 「アンサンブル」同様「2人以上が同時に演奏」しつつ、 「演奏者の中の少なくとも2人が同じ演奏を行っている演奏形態」
〇重奏 「アンサンブル」同様「2人以上が同時に演奏」しつつ、 「全員が異なる演奏を行っている演奏形態」
ということのようですね。
ベン図示すとこんな感じでしょうか。
表で示すとこういうことかと思います。
区分共通項違い※パートについてアンサンブル複数名が同時に演奏パートについては特段規定なし合奏少なくとも2名以上が同じパートを演奏重奏全員異なるパートを演奏ついでになりますが、指揮者の有無も違いと考えてよさそうです。
・アンサンブル→指揮者なし ・合奏→指揮者あり で、印象としては概ね腑に落ちるのではないかと思います。
【おまけ】「ギターアンサンブル」と「ギター合奏」と「ギター重奏」の違い
上記の内容に準ずるわけですが、「ギターアンサンブル」と「ギター合奏」の違いについて書いていきたいと思います。
上記の項目で、「アンサンブル」と「合奏」、「重奏」の意味はおおよそ分かりましたので、そう悩むこともなさそうです。
〇ギターアンサンブル ・2人以上が同時にギターを演奏すること (・ギターの演奏団体のこと) ※ギター合奏もギター重奏も、「ギターアンサンブル」と言って間違いではない。
〇ギター合奏 ・複数人が同時にギターの演奏を行うこと(ギターアンサンブルと同じ) ・かつ、演奏者の中の少なくとも二人が同じパートの演奏を行っていること
〇ギター重奏 ・複数人が同時にギターの演奏を行うこと(ギターアンサンブルと同じ) ・かつ、演奏者の中の全員が異なるパートの演奏を行っていること
ベン図で示すとこんな感じかと思います。
表で示すとこんな感じ。
区分共通項違い※パートについてギターアンサンブル複数名が同時に演奏パートについては特段規定なしギター合奏少なくとも2名以上が同じパートを演奏ギター重奏全員異なるパートを演奏これまで感覚的に、
・比較的小規模な演奏→ギターアンサンブル ・大規模な演奏→ギター合奏
って感じでなんとなく使い分けていましたが、厳密には「少なくとも二人が同じパートの演奏を行っているかどうか」が肝、ってわけなんですね。
まあ「アンサンブル」という言葉自体が「合奏」「重奏」の上位概念?のような意味っぽいので、複数名でギターを弾いてる場合は「ギターアンサンブル」って言っておけば大きな恥をかくこともないのだと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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