手話は、ほんの少しの違いで別の単語になってしまう!
手話というものは、難しいもので、少しの違いで別の手話になります。 そのため、大雑把に動きを覚えていると、いざ使う時に「あれ?」となってしまいます。 (私がそうです。)
昨日の飲み会で、手話のベテランさんに覚えるときに意識するポイントを3点伝授してもらいましたので、備忘録として今回記事にしました。
指の本数に気を付けよう!
1点目は、指の本数に気を付けることです。 同じ動きをしていても、指の本数が違うだけで、別の意味になることがあります。
例えば「日本」と「国」がそうです。 両手の「親指、人さし指」を使って、「日本」を手話することができますが、この時に「全ての指」を立ててしまうと「国」の手話になってしまいます。
手話単語「日本/にほん」
「日本」の解説「日本」は、手話技能検定4級の手話です。 日本列島の形を描いて表しています。
「日本」の動画「日本」の表現方法
- 両手の「親指、人さし指」を立てて、指先同士をくっつけます。
- 両手を左右に引き離しながら、閉じるようにします。
手話単語「国/くに」
「国」の解説「国」は、手話技能検定4級の手話です。 一定の広がりをもつ範囲である様子を表しています。
「国」の動画「国」の表現方法
- 両手をカタカナの「コ」の形にして、指先同士をくっつけます。
- 両手を左右に引き離しながら、閉じるようにします。
手の位置に気を付けよう!
2点目は、手の位置に気を付けることです。 同じ動きをしていても、手の位置違うだけで、別の意味になることがあります。 1点目と違って微妙な位置の違いなので、話の流れで通じてしまい、気づきにくいです。
例えば「年」と「目的」がそうです。 「目的」の手話は、「的」に当てるという意味がありますので、しっかりと前に「的」を作ってやる必要があります。
手話単語「目的/もくてき」
「目的」の解説「目的」は、手話技能検定3級の手話です。 「的/まと」に当てる様子を表しています。
「目的」の動画「目的」の表現方法
- 左手のひらを下に向けて、握り拳にします。
- 右手の「人さし指」を立てて、左手の親指にくっつけます。
- 「当たり/あたり」
- 「的中/てきちゅう」
- 「目標/もくひょう」
手話単語「年/ねん」
「年」の解説「年」は手話技能検定の対象外の手話です。 単体で使うことはあまり無く、組み合わせて良く使う手話です。
「年」の動画「年」の表現方法
- 左手のひらを自分に向けて、握り拳にします。
- 右手の「人さし指」を立てて、左手の上にくっつけます。
手の向きに気を付けよう!
3点目は、手の向きに気を付けることです。 手を早く動かしていると、2点目よりも更に気づきにくいですが、手の微妙な向きの違いで違う意味になることがあります。、
例えば「参加」と「XXだけ」がそうです。 「参加」は集団の中に自分が参加する意味があり、「XXだけ」は「1」を強調する意味があります。 それぞれの意味の違いを理解すると、なめらかに手が動くかと思います。
手話単語「参加/さんか」
「参加」の解説「参加/さんか」は、手話技能検定3級の手話です。 それぞれの指が「人」を表しており、多数の人の中に参加しにいく様子を表しています。
「参加」の動画「参加」の表現方法
- 左手のひらを自分に向けて、指先をななめ上にします。
- 右手のひらを上に向けて、「人さし指」を立てます。
- 右手を左手に重ねます。
手話単語「XXだけ」
「XXだけ」の解説「XXだけ」は、手話技能検定4級の手話です。 人さし指が「1」を強調しています。
「XXだけ」の動画「XXだけ」の表現方法
- 左手のひらを自分に向けて、指先をななめ上にします。
- 右手のひらを左に向けて「人さし指」を立てます。
- 右手を左手に重ねます。
- 「XXのみ」