Pioneer PL-1250/PL-1250S
- Pioneer PL-1250/PL-1250S
¥45,000(1975年頃)
光学式パルス検出の周波数制御方式を採用したレコードプレイヤー。 駆動モーターには負荷特性の優れたブラシレスDCサーボDDモーターを採用しています。そして、このモーターの回転が定速度で連続して保てるよう、回転数検出部分に発光ダイオードとフォトトランジスタを組合わせたフォトエレクトリック・パルス検出の周波数制御方式を採用しています。これは、回転数をパルス検出し、その周波数の変化をもとに正しい回転数が維持されるように自動制御する方式で、正確で応答が素早く、外部の温度や湿度の影響も受けず、常に一定の回転数を維持します。 ターンテーブル部には自動精密加工機で入念に研磨したターンテーブルと軸受を採用し、高い特性を得ています。 トーンアーム部には新設計のS字型パイプアームを採用しています。 このアームは水平回転部と垂直回転部に高精度アンギュラコンタクトベアリングを採用することで摩擦を低減し、高い感度を実現しています。また、このアンギュラコンタクトベアリングの採用によって耐久性が向上し、支持部のガタツキに起因する異常共振がありません。 インサイドフォースを打ち消すアンチスケーティング機構を搭載しています。この機構は針圧目盛値がそのままアンチスケーティングバイアス値を示す方式となっています。 また、カートリッジの垂直トラッキング角も適正値に合わせる事ができるアーム高さ調整機構を搭載しています。さらに、アームの水平バランスを保つラテラルバランサーや、オイルダンプ式アームエレベーション機構を搭載しています。 カートリッジにはMM型カートリッジのPC-330を採用しています。 このカートリッジは振動系の実効質量が0.6mgの軽質量カートリッジで、外径0.5mm、肉厚40ミクロンの軽合金パイプカンチレバーと、0.5milのボンデットダイヤモンド針を組合わせた構成となっています。 出力コードには、超高域の特性劣化の無い低容量タイプ(40pF以下/1m)を採用しています。 速度微調整用ストロボライトを装備しており、ストロボスコープを見ながら±2%の範囲で調整できます。 ヘッドシェルスタンドを2個搭載しています。 開閉角度が自由なフリーストップ式アクリルフードを採用しています。 ターンテーブルシートには30mm厚のポリエーテル発泡材を圧縮プレスしたものを採用しています。 静電気の帯電も少なく、放電時間も短いため埃が付き難くなっています。 キャビネットには高密度の多層硬質合板を組み合わせ、さらに細部にわたって共振モードの測定を行いながら効果的な補強が施されています。また、特殊ゴムとダイキャストソリッドを組合わせた大型インシュレーターを採用しています。 このインシュレーターは水平度の調整が可能です(1回転で約0.5mm) 仕上げはPL-1250はウォールナット木目調仕上げ、PL-1250Sはパールグレー仕上げとなっています。