京都市上京区の老舗専門店「2度の大ピンチ」 救世主はまさかのパンとラーメン 「道楽と言われても守る」
京都市上京区の老舗専門店「2度の大ピンチ」 救世主はまさかのパンとラーメン 「道楽と言われても守る」

京都市上京区の老舗専門店「2度の大ピンチ」 救世主はまさかのパンとラーメン 「道楽と言われても守る」

京料理に欠かせない昆布。かつて京都には昆布専門店が100店以上あったというが、現在はわずかになった。数少ない昆布専門店の一つ、「五辻の昆布」(京都市上京区)は、今もまちの人に「いつつじの昆布やさん」と称され、愛され続ける創業120年超の老舗店だ。「いつつじの昆布屋さん」として親しまれている老舗店 確固たる地位を確立しているものの、長い歴史の中で、何度も荒波にもまれてきた。そして、現在もまた、逆風のさなかにあるという。 そんな中、バトンを託された若社長は、活路を開こうと二の矢、三の矢を打ち続けている。「道楽ちゃうかと批判されても、やる」。その覚悟の真意とは。創業地から戦後に移転 1902(明治35)年創業。初代は上京区の出町柳で乾物店を始めた後、伏見区の丹波橋に移り「久世商店」として営業した。 五辻通に移転したのは、戦後すぐ。3代目の喜一さんが20歳の時だったという。北野天満宮に近く、織物のまちとして活気づいていた土地柄に魅力を感じたのが理由だったとみられる。3代目喜一さん 当時、五辻通は北野天満宮の参道として、大勢の人が行き来した。現在の社長、5代目の久世章斗さん(44)は「25日の天神さんの日は、店もとても賑(にぎ)わったそう」と話す。 繁盛店だったにも関わらず、突然、廃業の危機に陥ったのが1960年ごろ。食卓に一気に普及した

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