強進行(4度進行)とは何?仕組みや定番のコード進行を解説
強進行(4度進行)とは何?仕組みや定番のコード進行を解説

強進行(4度進行)とは何?仕組みや定番のコード進行を解説

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ぎたすけ

強進行って名前からして強そうなコード進行だな

たけしゃん

強進行は自然な流れで聴きやすいコード進行だね。まあ、理論的に知らなくてもみんな自然と使ってるよね

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  • 強進行(4度進行)
    • ドミナントモーション
    • ツーファイブ
  • 強進行 まとめ
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ミュージシャン

たけしゃん

tkshan

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ギター弾き語りのシンガーソングライター。長年の音楽活動や音楽の仕事で得た知識・経験を基にブログを書いています。 雑誌の音楽記事執筆、音楽専門書の執筆(工学社)、nana公認クリエイター、IPC VOICE STUDIO公認ボイストレーナーです。 プロフィール詳細/お問い合わせ

強進行(4度進行)

強進行とはルート音が完全4度上(また完全5度下)に進むコード進行を指します。

ルート

コードの最低音に当たる音のこと。ベース音とも呼ぶ

強進行は強い音の流れができており、聞いていて心地よいコード進行になっています。

このコード進行はDm→Gが強進行で、G→Cも強進行です。

このコード進行を聞くと「定番だなー」とか「次に来るコードが予想できた」と思う人も多いはず。

それだけ、強進行は音に強い流れができており、みんなが普段聴いているコード進行なのです。

さて、その強進行ですが完全4度上(あるいは完全5度下)というと実際にどんなコード進行があるのでしょうか。

強進行の代表的なパターンを見てみましょう。

  • Ⅰ→Ⅳ(C→F)
  • Ⅱm→Ⅴ(Dm→G)
  • Ⅲm→Ⅵm(Em→Am)
  • Ⅴ→Ⅰ(G→C)
補足

()内のコードはCメジャーキーのもの

どれも弾いてみると、自然で聴き覚えのある落ち着く流れになっていますね。

ちなみにコードの種類がメジャーであろうとマイナーであろうと、ルートが完全4度上(あるいは完全5度下)に進んでいれば強進行です。

例えば、Em→AmをEm→A7といった流れに変えても強進行ですね。

なお、強進行の中でもよく使用されるパターンは別の名前がついています。

本記事では定番の強進行2パターンを紹介していきます。

  • ドミナントモーション
  • ツーファイブ
ドミナントモーション

ドミナントモーションとはダイアトニックコードにおけるⅤ→Ⅰのコード進行を指します。

Ⅴ→Ⅰはルート音が完全4度上(もしくは完全5度下)に進むので、強進行です。

ドミナントモーションは強進行の中でも一際強い流れができるコード進行ですね。

最後のG→Cがドミナントモーションです。

お決まりと言っていいほどに自然な流れで、曲の終わりなどによく使われますね。

このドミナントモーションで終わる流れを完全終止とも呼びます。

  • ドミナントモーションとは?コード進行の基本を理解しよう

なお、Ⅴ→Ⅰの強進行があまりに自然かつ強い流れなので、その強さを逆手に取った偽終止という手法もあるほど。

偽終止

Ⅴ→Ⅰで完全終止すると見せかけて、他のコード進行にいくパターンのこと

それほどまでにⅤ→Ⅰのコード進行は強い流れがあるわけですね。

  • 偽終止とは。ポップスで使われるコード進行例と合わせて解説
ツーファイブ

ツーファイブとはダイアトニックコードのⅡm→Ⅴを使ったコード進行です。

Ⅱm→Ⅴはルートが完全4度上になっているため、強進行ですね。

ツーファイブは万能で便利なコード進行なので、曲のいたるところで登場します。

また、ツーファイブの後にドミナントモーションをくっつけたツーファイブワンもよく使用されますね。

ポップスではツーファイブの強進行を利用して、ノンダイアトニックコードを挿し込むなど発展した使い方も多用されます。

強進行の強い流れを利用して、違和感少なく部分的に転調させるなど色んな使い方で活用されていますね。

  • ツーファイブとは?音源付きで定番のコード進行や活用パターンを解説!
  • ノンダイアトニックコードとは?言葉の意味、よく使用されるパターンを解説
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強進行 まとめ

  • 強進行とは完全4度上、もしくは完全5度下に繋がるコード進行のこと
  • 強進行は強い流れを生み出すコード進行で自然で聴き心地がよい
  • 強進行の中でも定番パターンは別の名前が付けられている

ぎたすけ

確かにどれもめちゃくちゃ聞いたことあるし、予測しやすい音の流れだな

たけしゃん

そうでしょ。その予測しやすい流れが心地いいし、逆手に取ったり、応用したりもできるんだよね

強進行の解説でした!

まあ、みんな名前は知らなくてもナチュラルにガンガン使っているコード進行です。

一方で理論や手法として認識していれば逆手に取ったり、応用効かせたりもできるわけです。

音楽的な引き出しを増やすためには自然と使ってることを手法として認識することが実は大事だったりするんですよね。

音楽理論講座 一覧

第1章 音や楽譜の読み方を覚えよう

  1. ドレミ~とアルファベットの関係を覚えよう
  2. 音程を表す度数について理解しよう
  3. ギターコードの見方を覚えよう
  4. tab譜の読み方を覚えよう
  5. 和音とコードネームの仕組みを理解しよう
  6. 譜面の種類とコード譜の書き方を覚えよう

第2章 キーやスケールを理解しよう

  1. 音楽のキーとは何か?
  2. ディグリーネームを覚えよう
  3. コードにつける#と♭のルールを覚えよう
  4. メジャースケールを理解しよう
  5. マイナースケールを理解しよう
  6. ダイアトニックコードを覚えよう
  7. 五度圏を理解しよう
  8. 順次進行と跳躍進行でメロディーの引き出しを増やそう

第3章 コード進行のバリエーション

  1. コード進行の基本 スリーコードとは何か?
  2. コード進行の基本2 ドミナントモーションを理解しよう
  3. 強進行とはどんなコード進行?
  4. とにかく使う!ツーファイブのコード進行を理解しよう
  5. コード進行パターン 偽終止を覚えよう
  6. 繰り返し使える便利進行!循環コードを覚えよう
  7. 聴いていて心地よい!カノン進行を覚えよう
  8. ブルースのコード進行を覚えよう

第4章 ノンダイアトニックコードの導入

  1. 雰囲気を変える!ノンダイアトニックコードを曲に入れてみよう
  2. コード進行に変化をつける!代理コードを覚えよう
  3. ヒット曲の定番!セカンダリードミナントを覚えよう
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  5. ポップス曲でも定番!パッシングディミニッシュを覚えよう
  6. ドラマチックになる!ハーフディミニッシュの使い方を覚えよう
  7. 絶対聴いたことがある!クリシェのコード進行を覚えよう
  8. インパクト大!裏コードを覚えよう
  9. ダブルドミナント(ドッペルドミナント)を覚えよう
  10. ペダルポイントを覚えよう

第5章 応用的な音楽理論の活用

  1. コードの転回系について理解しよう
  2. 曲のバリエーションが増える!転調について理解しよう
  3. 転調をスムーズに行うピボットコードを覚えよう
  4. 平行調とギターの関係性を理解しよう
  5. リハーモナイズでコード進行を洗練させよう
  6. コードのボイシングを変えて伴奏を洗練させよう
  7. ギターコードを効率的に覚える方法を理解しよう
  8. 耳コピにチャレンジしよう
  9. コード進行 パターン50選

音楽理論に関するコラム

  1. 音楽理論がいらないと言われる理由と勉強すべきタイミングとは
  2. バンドスコアとアコギ用ギタースコアの違いと対処方法
  3. 無料のコード譜に頼るデメリットと改善方法
  4. 相対音感の重要性とトレーニング方法

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