フェイジョアの食べ方!実だけでなく花も美味しく楽しめる
目次- 1. フェイジョアの食べ方
- 2. フェイジョアはどんな味?
- 3. フェイジョアという樹木について
1. フェイジョアの食べ方
フェイジョアの実は、卵のような形と大きさをしている。緑色の果皮をもち、切ると乳白色~オレンジ色の果肉があらわれ、中央には種を含むゼリー状の部分がある。フェイジョアの美味しい食べ方について詳しく見ていこう。 まずは追熟させる フェイジョアは、木から自然落下したものが収穫される。しかしすぐには食べられないため、追熟が必要だ。りんごやバナナなどと一緒に袋に入れて置いておくと、エチレンガスの働きにより追熟が促される(※)。 熟したフェイジョアは、果皮にシワがより灰緑色になる。指で押して軽く弾力が感じられるようになり、甘い香りがしてきたら食べごろだ。 生で食べる 熟したフェイジョアの実は生食できる。半分にカットしてスプーンですくう食べ方が簡単でおすすめだ。また、皮をむいて食べやすい大きさに切って食べてもよい。 また、フェイジョアは実だけでなく花も食べられる。花の食べ方は、苦みのある花芯の部分を取り除き、肉厚な花びらをそのまま食べるだけだ。フェイジョアの花は赤く見た目も華やかなため、サラダやスイーツのトッピングとして使ってもよいだろう。 加工して食べる フェイジョアは、ジャムやゼリーなどに加工しても美味しく食べられる。長持ちさせたい場合はジャムのほか果実酒に加工するのもおすすめである。ジャムに加工する食べ方は、フェイジョアが一般的に食べられている地域では定番のようだ。 また、花を乾燥させればハーブティーとして楽しむこともできる。2. フェイジョアはどんな味?
パイナップルグァバとも呼ばれるフェイジョアは、どのような味なのだろうか。香りや味、食感などの特徴を紹介しよう。 香りや味 未熟なフェイジョアの実は香りは少なく、酸味が強く梨のようなザラザラとした舌触りが感じられる。しかし、追熟させ食べごろとなると、パイナップルやバナナのような芳香が強まる。果肉もやわらかくなり、甘みが増す。完熟したフェイジョアの味は、パイナップルやバナナ、りんご、いちごなどさまざまな果物にたとえられる。感じ方は人により異なるが、香り高く甘酸っぱい果物らしい味わいを楽しめる。 また、フェイジョアの花はえぐみや苦みなどがほとんどなく、優しい甘みが感じられる。3. フェイジョアという樹木について
フェイジョアの樹木は、ニュージーランド、オーストラリアなどではポピュラーな庭木、公園樹などとして扱われている。樹木としての特徴や代表的な品種も見ていこう。 フトモモ科の熱帯果樹 フェイジョアは、フトモモ科アッカ属に分類される常緑性の果樹である。同じフトモモ科には熱帯気候を好むグァバなどがあるが、フェイジョアには耐寒性があるため、温暖地では露地栽培で越冬も可能とされる。自然樹形では5m以上に生長するが、毎年剪定すると2mほどの樹高を保てる。 5月中旬~6月の開花期には、ピンクの花びらと赤いおしべをもつ華やかな花を咲かせる。フェイジョアは自家結実性(自分の花粉で受粉し実をつける性質)が低いものがほとんどである。そのため果実を育てるには、受粉樹として別の品種を植える必要がある。 主な品種 フェイジョアの主な品種は下記の通りである。 ジェミニ やわらかく濃厚な味わいの果肉を楽しめる。10月中旬~11月中旬に収穫される。自家結実性はややあるが、アポロなどの受粉樹とともに育てることが望ましい。 アポロ 甘みがあり風味もよく、果実はやや小さめの品種である。10~11月に収穫され、自家結実性もあるといわれるが、受粉樹とともに育てたほうが実はつきやすいとされる。 マンモス 実が大きく、果汁も多い。10~11月に収穫され、自家結実性は低い。 トライアンフ 香りがよく、日持ちがする。収穫時期は11月下旬~12月上旬と、ほかの品種よりも遅い。受粉樹にはアポロが推奨される。結論
フェイジョアの食べ方は、生食のほかジャムや果実酒などへの加工もおすすめだ。いずれにしても、美味しく食べるには追熟が必須である。完熟したフェイジョアは、芳醇な香りやほどよい酸味と甘みを楽しめる。南米原産の果物で、日本ではほとんど見かけられないが、樹木は庭木として育てることもできる。自分で育てれば花も食べられるため、挑戦してみるのもよいだろう。-
(参考文献)
- ※出典:香川県 KAGAWA ORIGINAL 香川県育成品種情報「香緑の品種の特徴」 https://www.pref.kagawa.lg.jp/seiryu/hinsyu/original/kouryoku-tokucho.html
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