Kailas Roboticsのドローンやロボットに搭載できるロボットアーム「MobiRobo」、CES 2025 Innovation Award受賞[CES2025]
Txt: Masakazu KONO 構成:編集部
ContentsCES 2025 Innovation Award受賞の理由「MobiRobo」が活用される現場の事例食品加工業の自動化危険箇所での非破壊検査農業の次世代化公共安全と防衛分野での活用この受賞は、「MobiRobo」の革新的な技術と多様な活用可能性が高く評価された結果だという。
CES 2025 Innovation Award受賞の理由
「MobiRobo」は、以下の特長が高く評価され、ロボティクス分野における未来を牽引する技術として選出された。
- コンパクトかつ高性能: 重量わずか2.5kg、消費電力50W以下の省エネ設計で、既存の作業環境を変更することなく即時導入可能。
- ユニークな応用可能性: ドローンやUGV、食品工場、農業など、様々な分野で柔軟に対応可能。
- 次世代操作技術: CES会場では、Meta Quest Proの視線追跡機能を活用し、目線だけでロボットアームを操作するデモを披露予定。直感的で簡便な操作性が来場者を驚かせるでしょう。
ロボットが人と同じ現場で協働するためには、安全基準上からも消費電力が低く、製造ラインの変更を必要とせず、変種変量生産にも柔軟に対応しやすい協働ロボットの導入が求められており、小さいものや柔らかいもの、危険物などをピックアップするロボットアームに注目が集まっている。
そういった背景を受け、Kailas Roboticsは2022年よりロボットアームの開発に取り組み、様々な現場での実証実験などを経て、2024年に現在のモデルが完成した。
直観的な操作ができる点や、軽量かつ省電力設計で導入しやすいという点などが評価され、人手不足が深刻化する食品加工工場や農業分野での活用や、作業者に危険がともなう高所など危険個所の非破壊検査、紛争地帯での不審物処理など幅広い分野での活用が始まっているという。
「MobiRobo」が活用される現場の事例
食品加工業の自動化事例: サラダや果物の仕分けやパック詰めにおいて、省スペースで作業可能なため人と同じ現場に導入が可能。これにより、作業効率が向上し、食品工場の生産性を大幅に引き上げる。
危険箇所での非破壊検査事例: 超音波プローブや打音検査機と組み合わせ「MobiRobo」をドローンに搭載することで、橋梁やオイルタンクの検査を安全かつ迅速に実施。これにより、人員のリスクを軽減し、点検コストを大幅に削減する。
農業の次世代化事例: 圃場などの不整地でUGVが移動しながら果物を収穫することが可能。収穫効率が向上し、農産物の安定供給と農業領域での人手不足を解消する。
公共安全と防衛分野での活用事例: 紛争地帯での不審物処理において、遠隔操作による安全なリスク排除を実現。これにより人命の保護が可能。
CES 2025でのInnovation Award受賞により、「MobiRobo」がもつポテンシャルを多くの企業に知ってもらい、今後は受賞技術の応用範囲をさらに広げ、国内外問わず食品工場やインフラ点検、公共安全・防衛分野での利用拡大を図るという。
– 食品工場や配送センターでの自動化 – アーム+ドローンを活用したインフラ点検市場 – 公共安全・防衛分野でのリスク軽減技術
さらに、資金調達も積極的に行い、技術のさらなる進化と事業拡大をはかり、ロボティクスの力で社会課題を解決し、持続可能な未来を創造するとしている。
▶︎Kailas Robotics
TAGGED: CES2025, Kailas Robotics, ドローン, ロボット kawai 2025年1月8日 Share this Article Facebook Twitter Copy Link Print Share Previous Article NVIDIA DRIVE Hyperionプラットフォームで進化する自動運転技術。AIベースの高性能システム搭載 Next Article CLUE、ドローンの業務運用を一元管理するクラウドサービス「DroneCloud」の提供開始