【ポリリズム入門・後編】4拍子と3拍子を同時に感じる練習。
【ポリリズム入門・後編】4拍子と3拍子を同時に感じる練習。

【ポリリズム入門・後編】4拍子と3拍子を同時に感じる練習。

菊地成孔さんの「モダン・ポリリズム講座」で、特に重要視している4拍子を3拍子「クロスリズム」の考察の後編になります。

クロスリズムは菊地成孔さんの講義の中では、大基礎となるスキルで「これが出来ないと話が進まない!!」っくらい重要です。

第3回~8回までは、この👇音源に合わせて1拍3連の4拍子を1拍4連の3拍子で取るクロスリズムの練習を「とことん」やります。

この音源に合わせて声に出して「念仏」を唱えると掴みやすくなりますよ―って解説したのが、前回の記事。👇

【ポリリズム入門・前編】3拍子・4拍子を自在に取り分ける練習。

飲み込みの悪い私でも、音源に合わせて「念仏」を唱えれば4拍子が3拍子に聴こえる様になりました。

手品みたいで3拍子に聴こえた時は、「うぉぉ!!」って感じでビックリします。

分かりやすく、補助輪的な3拍子のドラムキットを乗せて聴いてみましょう。

ドラムキット付きの3拍子。ドラムキット無しで3拍子に聴こえてくれば最高です。 いちごメタル

どうでしょう?

3拍子で取ると聴こえ方が「ガラッ」っと変わってまるで、別の曲に聴こえてくる!!って所に「クロスリズム」の面白さがあります。

中毒性があって面白いっス。

元ネタはこちら👇

菊地成孔さんの講義で使われているパーカッションのループの元ネタです。 Amazon MusicでMen Ha Tan Bagad, Doudou N'diaye RoseのDakarを再生するAmazon.co.jp: Dakar : Men Ha Tan Bagad, Doudou N'diaye Rose: デジタルミュージックamzn.to

この3拍子・4拍子を聴き分けて、「面白いなぁー」って感じるのが第一段階になりまして...

後編では、3拍子・4拍子を同時に感じるって感覚を養う練習をしていきます。

モダンポリリズム講座では、第9~11回辺りで3拍子・4拍子を同時に感じて「バイリンガル」になろう!って解説をしていました。大変面白いっス。

3・4を同時に感じるってどういう事か?って言いますと...

いちごメタル

つまり足で4拍子を踏んで手では3拍子を叩くっ「ステレオ」的な感覚で、前編でやった「念仏」の取り分けは4拍子から3拍子・3拍子から4拍子って切り替える「モノラル」的な感覚になります。

同時に3拍子・4拍子を感じるってのが中々難しい!!

勘の良い方なら、すぐ掴んで4拍子・3拍子を手足で同時に取れるんですが、私は不器用な方なので掴むのに時間が掛かりました。

そんな不器用な方でも、4・3を取れるようになる練習や、考え方をまとめてみました。

いちごメタル

菊地先生も、おしゃっていますが自転車に乗る練習に似ているので、出来なくても諦めなければ、まず間違いなく出来るって物なので気長にやるのがコツになります。

目次
  1. 4拍子から見た3拍子って何?
    1. 1拍ずつ分解して、4拍子から見た3拍子を考えてみる。
  2. 3拍子からみた4拍子は?
    1. 1拍ずつ分解して3拍子からみた4拍子を考えてみる。
  3. オススメの練習法は...
    1. 散歩しながら4拍子・3拍子のクロスリズム練習。
    2. 聴いてる音楽「全部クロスリズム化」練習法。
  4. まとめ
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    2. 関連

4拍子から見た3拍子って何?

菊地さんが言う、4拍子から見た3拍子ってどういう事なのか?

ドラムキットを使って解説します。

バスドラムを足・ハイハットを口で歌う!って形を取ります。

まず足踏み(バスドラ部)で「しっかり」4拍子を刻みます。

そこに「タ・ッ・ッ・タ・ッ・ッ・タ・ッ・ッ・タ・ッ・ッ」って1拍3連のハイハットが入ります。これを口にだして歌います。

で、赤字「タ」を指パッチン(もしくは手拍子)をいれます。

いちごメタル

これが、今まで散々やってきた「ドゥ・ドゥ」のループの音源の構造・1拍3連の4拍子の

リズムになりますね。

で、そこからハイハットを「4拍子から見た3拍子」にしてみます。

足踏みは4拍子のまま口では「タ・ッ・ッ・ッ・タ・ッ・ッ・ッ・タ・ッ・ッ・ッ・」これが4拍子から見た3拍子の構造。

で、歌いながら赤字「タ」を指パッチン(手拍子でも可)します。(「タ」これが4拍3連)

いちごメタル

どうでしょう?

これをずーとやっていると3拍子の指パッチンの「タ」って部分だけ浮き上がって聴こえてくるようになります。

このまま「補助輪」的な歌を止めて、足と指だけにすると、「足踏みが4拍子・指が3拍子」って形が完成します。

1拍ずつ分解して、4拍子から見た3拍子を考えてみる。

「まだ3拍子が浮き上がって聴こえない!!」や「足踏みも釣られて3拍子になっちゃう!!」

って方の為に、もっと詳しく1拍ずつ分解して4拍子から見た3拍子を見てみましょう。

4拍子の1拍目は「タ・ッ・ッ」 2拍目は「ッ・タ・ッ」 3泊目は「ッ・ッ・タ」 4拍目は「ッ・ッ・ッ」ってゆっくり分解してから、繋ぎ合わせてみると掴みやすくなります。

掴めてきたら今度は小っちゃい「ッ」を心の中でカウントしたバージョンにします。どういう事かといいますと...

こんな感じで、1拍目が「ターン」 2拍目が「うター」 3拍目が「うんター」 4拍目は「無音」で3拍目の最後「ター」の残響音になります。

いちごメタル

つまり「ターン・うター。うんタ・ーーー」って念仏になります。

で、足踏みで4拍子・「タ」を指で鳴らします。

この「念仏」をずーっと唱えていると...

4拍子と3拍子が同時に聴こえる感じなればイイっス。

足踏みは4拍子のままで「ターン・ターン・ターン」って3拍子が浮き上がって聴こえてくるようになります。

いちごメタル

ここまで来た時が、補助輪が取れて自走で自転車に乗っている状態になります。

掴みかけの時期は、頭の中が混乱して3拍子・4拍子が「ごちゃごちゃ」になってコケそうになりますが、自転車同様、コケながら上手く取れるようにしていきましょう。

3拍子からみた4拍子は?

先程と同じ要領で、バスドラムを足・ハイハットを口で歌う!って形を取ります。

まず足踏みで3拍子。

今度は1拍4連になるので、「タ・ッ・ッ・ッ・タ・ッ・ッ・ッ・タ・ッ・ッ・ッ」ってハイハットを歌います。

で、「タ」を指で鳴らします。

いちごメタル

これが1拍4連(16分音符)の3拍子になります。

で、今度はハイハット部を「3拍子からみた4拍子」に変える。

足踏みは3拍子のまま口は「タ・ッ・ッ・タ・ッ・ッ・タ・ッ・ッ・タ・ッ・ッ」これが3拍子から見た4拍子の構造になります。

で、「タ」を指で鳴らします。

いちごメタル

ずーっと繰り返していると、体は3拍子のノリで指で鳴らしている4拍子が浮き上がって聴こえる様になるはず。

補助輪の役割をしている口の動きを止めれば、足踏みが3拍子で指が4拍子の形が出来上がります。

1拍ずつ分解して3拍子からみた4拍子を考えてみる。

いまいち掴めない時は、1拍ずつ分解してみると分かりやすくなります。

1拍目は「タ・ッ・ッ・タ」 2拍目は「ッ・ッ・タ・ッ」 3拍目は「ッ・タ・ッ・ッ」って感じで分解して歌ってみましょう。

いちごメタル

繋ぎ合わせると「タッッタ・ッッタッ・ッタッッ」って念仏になります。

掴めてきたら小っちゃい「ッ」をカウントしないバージョンに変えていきます。

1拍めが「ターンタ」 2拍目が「うんター」 3拍目が「うターン」って感じで歌います。

足踏みを3拍子のままで、この「ターンタ・うんター・うターン」歌い続けると4拍子が浮き上がってくるのが感じられるはず。

いちごメタル

頭の中が3拍子と4拍子で「ごちゃごちゃ」になりますが、慣れてくると同時に3・4拍子が感じられるようになります。

3拍子・4拍子を同時に感じる!!って事を掴める様になってから👆の第11回を見ると、とても面白いっス。

オススメの練習法は...

とにかく、日常的に3対4の「クロスリズム」をトレーニングして、揺るぎないリズム感ってのを身につけたい所。

そこで、私が日々やっている簡単なトレーニングを紹介します。

散歩しながら4拍子・3拍子のクロスリズム練習。

運動不足と腰痛対策の為、私は公園での散歩を30分!!ってのを日課にしているんですが...

いちごメタル

散歩の時に必ず、この4拍子と3拍子のクロスリズム練習を実践しています。

4拍子から見た3拍子の歩行練習の図。

👆つまり歩く時の1歩目を1拍(強め1歩)。2歩目を2拍。3歩目を3拍。4歩目を4拍の4拍子。って4拍子を感じて歩きます。

これに合わせて口で...「タッッ・ッタッ・ッッタ・ッッッ」って念仏。

で、「タ」を指で鳴らして散歩しています。

いちごメタル

このパターンが4拍子から見た3拍子の散歩になります。

で、散歩コースの半分まで来たたら次は3拍子から見た4拍子の散歩にします。

今度は、足踏みを3拍子で指が4拍子になります。

3拍子からみた4拍子の歩行練習の図。

👆1小節置きに1拍目(強めの1歩)の踏み出す足が右と左で入れ替わるのに注意して...

「タッッタ・ッッタッ・ッタッッ」って念仏を唱える。

で、「タ」を指で鳴らして散歩します。

いちごメタル

私は散歩で使っていますが、通勤、通学いつでもお手軽にトレーニング出来ますので、是非お試しください。

聴いてる音楽「全部クロスリズム化」練習法。

「ドゥ・ドゥ」のループを鳴らしっぱなしにして、3・4のクロスリズムを取る練習もイイんですが、ずっと同じ音源だと慣れちゃって、刺激もなくなっちゃうんで、ランダムに流れる音源に対して「クロスリズム」を掛けていくってのがイイ練習になります。

いちごメタル

私は車のラジオを「つけっぱなし」にして、そこから流れてくる音楽にクロスリズムを掛けて3・4拍子を取る遊びをしています。

世に溢れるポップソングは1拍が2連か4連、たまに3連の4拍子が多数を占めます。

練習で使った「ドゥ・ドゥ」のループは1拍3連の4拍子。

今までの練習では、この1拍3連に合わせて「念仏」を唱え、3・4のクロスリズムを作りました。

いちごメタル

このやり方をしっかり掴んでいれば、ランダムに流れる4拍子(2連でも4連でも)に「念仏」をぶつけてクロスリズム化する事ができますね。

つまり、4拍子だけ捕まえておけば、1拍が2連・4連の曲でも、自分の頭の中で「音源には無い1拍3連」に書き換えてクロスリズム化しちゃえ!!って遊びです。

2連・4連に釣られちゃったりして難しいですが、これが出来れば世の中の全ての景色が変わるって感じになります。

👇稀に3拍子のポップソングもありますが、それは3拍子から見た4拍子のパターンで対応出来ます。

これはバックトラックが3拍子で、ヴォーカルが4拍子で歌ってる。 いちごメタル

どんな音源でも「クロスリズム化」出来れば世界が変わって見えますので、是非チャレンジしてみてください。

こんな感じで、日常に「クロスリズム」の練習を遊びながら取り入れて、揺るぎないリズム感を獲得して行けたら最高っス。

まとめ

いかがでしょうか?

ポリリズムや変拍子に凝り出すと、行き着く所はフランク・ザッパみたいなアクロバティックで難解な所に行っちゃいそうですが、初歩的な3拍子・4拍子の「クロスリズム」だけでも十分で楽しい。

菊地さんがおっしゃってた「どうだ!誰も付いてこれねえだろ!スゲェだろ」は私も苦手なので、今までポリリズムって興味なかったんですが...

クロスリズム。面白いっス。世界が変わって聴こえます。

難解なフランク・ザッパよりも、ただ1拍を割アフリカのパーカッション物とか、何だかよくわかんなくても楽しいっスね。

これ聴きながら、3・4拍子で散歩するとイイっス。練習用にどうぞ。 にほんブログ村 にほんブログ村

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