CATEYE 小判型テールライトの歴史
CATEYE 小判型テールライトの歴史 2020 1/20 自転車ライト雑学 CATEYE 2020年1月20日2024年3月18日 3101viewこの記事は約 5分で読めます。
最近、テールライトを色々と試しています。先日注文したディスクロードに似合うものを探しているのですが。
調査すれば調査するほど、現在ブルベ用のメインテールライトとして使用している、「CATEYE OMNI5」が一番優秀なのではないかと思えてきます。
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OMNI5は、CATEYEが長年ラインナップしている形状のライトです。私は勝手に「小判型」と読んでいます。
この小判型テールライト、多くの人がスポーツ自転車を始めて最初に買うテールライトでもあります。おそらく定番として認知されている上に、値段も実売1500円ほどと安いのが理由でしょう。かくいう私も2008年にMTBを買った際に一緒に購入したのがCATEYEの小判型ライトでした。年代を考えると、「TL-LD130-R」という3LEDタイプのものだったと思います。すでに退役していますが、電池を入れればいまだに動くでしょう。
少なくとも10年以上は存在する小判型ライト、いつからあるんだろう? と思い、歴史を調べてみることにしました。
目次小判型テールライトの特徴
CATEYEの小判型ライトには以下の共通点があります。
【長所】 ・単4電池×2本駆動 →電池が切れても入手しやすい ・数日間点灯し続けられる低消費電力 →ブルベでも電池交換回数が少なくて済む ・それなりに高い防水性能(TL-LD120-Rを除く) →パッキンが入っており、よほどひどい雨で無い限り浸水しない ・なかなか壊れない →単純な構造のため、ほとんど自然に壊れることがない ・ブラケットが優秀 →CATEYEの様々なブラケットが使用可能
【短所】 ・フタが外れやすい →フタが爪でハマっているだけなので、振動で外れることがある ・すごく明るいわけではない →USB充電式の方が電池は持たないが明るい ・時間と共に暗くなる →定電圧回路が入っていないため、電池の残量と明るさが比例する
ブルベはライトの点滅が禁止されているため、「点灯」で長時間持つテールライトが重宝されます。現状、こういったライトはあまりないのですが、CATEYEの小判型ライトはその条件に見事に当てはまります。
時間と共に暗くなる点はイケていませんが、公称点灯時間の半分くらいの時間で電池を交換すると、それなりの明るさを保つことが出来ます。たとえ半分の時間でもそんじょそこらのテールライトより長く持つのが良いですね。
歴史
調べてみると、なんと軽く20年以上の歴史があるようです。歴代機種を紹介します。
TL-LD120-R(3LED/1996年?)調べる限りでは、小判型ライトで最古の機種です。自転車文化センターで調べた所、少なくとも1996年にはラインナップされていました。
LEDの個数は3個。当時はLEDのスペックも記載していたようで、1個あたり800mcdとされています。当時のレビューを見ると、パッキンが脆弱でよく浸水したとか。
2006年ごろまで少なくとも10年間モデルチェンジなしで販売されていたようですが、後継の発売によって終売。私は使ったことはありません。
TL-LD130-R(3LED/2006年)TL-LD120-Rの後継機種です。私が最初に買ったテールライトになります。現在のOMNIと恐らく金型は同じです。
LEDの個数は3個。今考えるとそこまで明るくは無かったですが、反射板を付けたママチャリに比べるとアピール度が高いなと思ったものです。
このライトからFlexTightのブラケットが付属するようになりました。
TL-LD150-R(5LED/2010年)TL-LD-130-Rと金型は同じで、LEDの個数が増えたモデルです。
LEDの個数は5個。LEDが増えた分、点灯時間は75時間→45時間へと減っています。
販売期間が短く、これが売っていた当時はTL-LD-130-Rを継続利用していたため、私は使ったことはありません。
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現在でもラインナップされているライトです。ライトのブラケット側の筐体が黒から赤のクリアカラーに変わり、全方向にLEDの光が照射されるようになりました。
LEDの個数は5個。TL-LD-150-Rが点灯45時間だったのに対し、点灯60時間に伸びています。LEDか回路の性能が上がったのでしょう。
現在、私のメインテールライトです。
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OMNI5のLEDが3個のバージョン。日本の製品カタログにはラインナップはなく海外で販売されているモデルです。逆輸入されているのか、Amazonやヨドバシカメラで売られています。
OMNI5に比べて点灯時間が長く、なんと100時間。PBP(90時間制限)の最初から最後までずっと点灯させておける程のロングライフです。かつては右シートステーにOMNI5、左シートステーにOMNI3という構成でブルベを走っていました。
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OMNI3に、照度&振動センサが着いたモデル。暗い状態で振動を検知すると自動点灯します。
現在は、右シートステーにOMNI5、左シートステーにOMNI3 AUTOという構成でブルベを走っています。昼間でもトンネルで自動点灯するのは便利で、ブルベ中は常にon。PBPでも最初から最後まで点灯状態で電池切れもありませんでした。
点灯時間はOMNI3と同じですが、点滅時間が1.6倍に増えています。回路が進化したんでしょうか?
これからの展望
先日、CATEYEから新しいテールライトが発売されました。「TIGHT」という製品です。型番はTL-LD-180-R。
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ここからは私の勝手な推測です。
このTIGHT、小判型テールライトの後継製品になるかもしれません。と言うのも、小判型ライトの「振動でフタが外れる」という弱点を潰してきているからです。そして電池は同じ単4電池×2本。キャラ的には完全に被っています。防水性もIPX7表記。そしてデザインも随分と現代的になりました。
小判型も出来れば継続してほしいですが、今後TIGHTのタイプに統一されるならば、ランタイムを半分にして明るさを倍にしたモデルが是非欲しい所です。TIGHTの明るさはOMNI3クラスなので、OMNI5ポジションの製品が望まれます。
まとめ
今回調べたライトのスペック表です。
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色々とテールライトを試しましたが、現在はOMNI5とOMNI3 AUTOの2台体制に落ち着いています。もっと良いテールライトが無いかと探しましたが、ブルベ用という用途を考えるとこれ以上のモノは未だに見つかっていません。TIGHTもなかなか良いのですが、明るさで言うとまだまだOMNI5を使いたいのが実情です。
スポーツ自転車を始めて10年、最初の頃に比べると随分とエクストリームなライドをするようになりましたが、未だに最初に買ったテールライト(の兄弟)を使い続けているというのは興味深い話です。周りのブルベを走るランドヌールでも、このテールライトの愛用者は多く存在しています。
CATEYEの小判型ライトは、始発駅にして終着駅のような存在なのかもしれません。
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