津波襲来伝えられなかったテレビの後悔 警報時ヘリ映像、各局共有へ:朝日新聞
深掘り津波襲来伝えられなかったテレビの後悔 警報時ヘリ映像、各局共有へ2025年12月25日 7時30分有料記事
編集委員・石橋英昭- 印刷する
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津波から一人でも多くの命を救おうと、テレビ各局がスクラムを組む。東北放送、NHK(仙台放送局)、宮城テレビ放送、東日本放送、仙台放送の在仙台テレビ局5局が、日本海溝・千島海溝沿い巨大地震などに備えて、取材ヘリの空撮映像を共有する取り組みを始めた。
10月1日付で覚書を結び、12月7日には初の共同訓練を実施した。
仙台放送と東北放送は10月からヘリを共同運航しており、5局の計4機が仙台空港に常駐して、東北をカバーしている。
覚書によると、東北太平洋岸に大津波警報が発表されれば、自動的に協業を発動。各ヘリの分担エリアを決め、津波襲来や地上が被災する様子の空撮を、専用回線を通じて各局が共有・放送できるようにする。
7日の訓練は青森県沖で巨大地震が起き、10~30メートルの津波が各地を襲う想定で行われた。仙台空港を飛び立ったNHK機は岩手県沿岸へ、東日本放送機は宮城県沿岸へ、仙台放送・東北放送機は福島第一原発をめざした。ミヤテレ機は青森県沿岸を空撮した。
「○○市の上空です。白波を立てて海岸に押し寄せる津波を確認しました。車が流されています……」。機上からの訓練用リポートが映像とともに各局に流れる。訓練には青森、岩手、福島県の系列テレビ局も参加した。
連携の狙いは何か。
東日本大震災の苦い教訓
格納庫から訓練に向かうヘリ。左が東日本放送機、右奥が東北放送・仙台放送機=2025年12月7日、仙台空港、東邦航空提供巨大地震が起きても、どこに…
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この記事を書いた人石橋英昭盛岡総局員フォロー専門・関心分野東日本大震災、在日外国人、戦争の記憶注目コメント試し読み- 小西美穂(関西学院大学総合政策学部特別客員教授)2025年12月29日19時6分 投稿【視点】
東日本大震災の教訓を風化させず、「命を守る報道」へ具体的に動く放送局の姿勢が伝わります。先日も名古屋で各局の合同訓練がありました。地震発生からヘリが離陸し、被災現場の上空で生中継を始めるまでには、どうしても時間がかかります。夜間や悪天候、被
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