「友達だと思っていたのに…」金メダリストが悲痛…ミラノ五輪ジャンプ競技でノルウェー“スーツ・スキャンダル”が残した遺恨「何の謝罪もないことが残念」
「友達だと思っていたのに…」金メダリストが悲痛…ミラノ五輪ジャンプ競技でノルウェー“スーツ・スキャンダル”が残した遺恨「何の謝罪もないことが残念」

「友達だと思っていたのに…」金メダリストが悲痛…ミラノ五輪ジャンプ競技でノルウェー“スーツ・スキャンダル”が残した遺恨「何の謝罪もないことが残念」

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「友達だと思っていたのに…」金メダリストが悲痛…ミラノ五輪ジャンプ競技でノルウェー“スーツ・スキャンダル”が残した遺恨「何の謝罪もないことが残念」

posted2026/02/12 17:00

  ミラノ五輪の男子ノーマルヒルで金メダルを獲得したドイツのフィリップ・ライムント。ノルウェーのスーツスキャンダルには複雑な胸中を明かした

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雨宮圭吾Keigo Amemiya

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Tsutomu Kishimoto/JMPA

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 勝者を迎えてのメダリスト会見に冷ややかな風が吹き込んだのは、ノルウェーの記者からこんな質問が飛んだからだった。

「トロンハイムの後にノルウェーの選手に対して意見をしていましたが、彼らとの関係は今どうなっていますか」

 質問を受けたのはドイツのフィリップ・ライムント。ついさっきまで行われていたスキージャンプ男子ノーマルヒルで金メダルに輝き、歓喜に沸いたばかりだった。

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 だが、25歳の金メダリストは、こんなタイミングでも言いよどむことなく、ためらいなく自分の思いを吐き出した。

「以前は一緒にゲームをしたり、ライブ配信をしたりしていた。いい友達だと思っていたのに、裏切られたような、顔に唾を吐きかけられたような気分です。必要以上に騒ぎ立てたくはないけど、彼らのしたことは間違いだったと思う」

昨年起きたノルウェーのスーツスキャンダルに対し、複雑な胸中をのぞかせたドイツのライムント ©Getty Images

 昨年ジャンプ界を揺るがした一大スキャンダル。それがオリンピックのこんな場面でも取り沙汰され、今も選手たちの間にしこりとなって残っているのがよくわかった。

昨年3月に起きた「スーツ・スキャンダル」の中身

 記者が尋ねた「トロンハイム」というのは、昨年3月にノルウェーで行われた世界選手権の開催地のこと。

 この大会期間中にノルウェー代表のスタッフが、秘密裏にスーツをほどき、機能向上のために異なる生地を縫いつけるという違反行為が発覚した。改造作業をする様子を捉えた動画がSNSに出回り、国際スキー・スノーボード連盟(FIS)はノルウェー代表のスーツを回収。股下部分をほどいて検査を行った結果、違反行為が裏付けられた。

 2022年個人ラージヒル金メダリストのマリウス・リンビクと、ヨハンアンドレ・フォルファンが失格となり、同国代表のヘッドコーチを含めた3人のスタッフが更迭される事態に発展した。

【次ページ】 暫定資格停止処分も…結局は五輪シーズン出場可能に

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