パラグライダーでアクシデント、高度1100mから落したGoProが恐怖の瞬間を記録
この画像を大きなサイズで見るUlvi Ercan / Youtube Advertisement高度1100mの空で、パラグライダーの翼が折りたたまれるというアクシデントに遭遇した男性は、必死に操縦を続け体勢を立て直し、無事着地することができた。
だがその最中、装着していたGoProカメラが外れて落下し、回転を繰り返しながら地面へ迫る恐怖の映像を記録し続けた。
その映像をこれから見てもらうのだが、高所恐怖症の人は要注意だ。
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この日、パラグライダーを操縦していたウルヴィ・エルジャン氏は、飛行中、「左右非対称コラプス(asymmetrical collapse)」というアクシデントに遭遇した。
パラグライダーで起こる「コラプス(崩壊)」とは、翼の一部が潰れて揚力を失う現象のことだ。
左右非対称コラプスでは片側の翼だけが大きく折り込み、機体が急回転したり急降下する危険がある。
この画像を大きなサイズで見るエルジャン氏は翼の60%が潰れるという深刻な状況に直面したが、的確な操作で機体を立て直すことに成功した。
だがその時、固定していたGoProカメラが外れてしまい、エルジャン氏の元から離れ、そのまま真下へと落下。
カメラの映像には、空と大地が目まぐるしく入れ替わりながら迫ってくる様子が克明に記録されている。
猛烈な速度で回転し、時折バランスを取り戻しながらも制御不能のまま落下を続けるその光景は、見ているだけで足がすくむ。
この画像を大きなサイズで見るGoproは無事に回収、負傷者も出なかった
なんとか着地できたエルジャン氏はすぐにカメラの捜索を開始したという。
とはいえ落下地点を特定するのは簡単ではない。エルジャン氏は飛行ログを解析し、コラプスが発生した場所からおおよその落下エリアを絞り込んだ。
現地ではGoPro専用アプリ「Quik」を使い、電源をオンオフして鳴るビープ音を頼りに探索。
ようやく草むらに横たわるカメラを発見し、回収に成功した。人の頭に直撃することはなかったことが幸いだ。
カメラはバッテリーが切れるまで撮影が続けられており、1100mから地面までの一部始終が鮮明に残されていた。
高度1100mから制御不能で回転しながら落下する映像は、見ているだけで恐怖が全身を駆け巡る。高所恐怖症の人ならなおさらだろう。
今回は幸運にも誰も傷つくことなくカメラも無事だったが、パラグライダーは常に危険と隣り合わせだ。
日本では2018~2020年の3年間で死亡事故が11件、重傷事故が41件発生している。事故が多いのは着陸、離陸、そして墜落の順で、負傷部位は下肢や腰椎がほとんどを占める。
特に50代以上の中高年層の死亡事故が目立ち、経験10年以上のベテランパイロットの事故も増えているという。
空を飛ぶ楽しさの裏には常にリスクがあることを忘れてはならない。
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