BMW iDriveの隠しコマンドを解説します。
BMW iDriveの隠しコマンドを解説します。

BMW iDriveの隠しコマンドを解説します。

BMファン君

BMWには車のメンテナンスを行うため、整備士の方向けの隠しコマンド(サービスメニュー)が存在します。iDriveの隠しコマンドやメニューの利用方法も含めて解説します。

目次
  1. 隠しコマンドの機能概要
  2. iDrvieシステムリセット(再起動・リブート)
  3. メンテナンス用確認モード(隠しメニュー)
  4. 展示用のデモモード
  5. スピードロックモードの解除
  6. インパネのメーター内「隠しメニュー操作」
  7. コーティングの注意事項
  8. iDrive8/8.5/9の隠しコマンド

隠しコマンドの機能概要

一般ユーザー向けとして、関係ない機能であるため、通常は表示されません。 隠しコマンドを起動する操作によって、センターモニター上にサービスメニュー(隠しメニュー)が表示されます。 サービスメニューに表示された各種情報表示や機能設定により、主に車の業務用メンテナンスが可能となります。あくまで、メンテナンス用途、確認用途としての手順です。

iDrvieシステムリセット(再起動・リブート)

PCやスマートフォンのフリーズ(画面が固まった事象)の対処方法になります。

  • スタートボタンでACCオン
  • 音量調整のボタンを20秒以上押す(25秒以上を推奨)
  • i-Driveが再起動しリセットされます
iDriveの記録情報リセット(個人情報削除)

参考までに個人情報のリセット方法も記載します。車の売却・貸出のケースで利用すると良いでしょう。今までの走行履歴など、すべて消えますので、注意してください。

  • iDriveの車両情報設定
  • iDriveの設定
  • データ保護
  • 個人データ削除を選択します。

この操作により『個人データ削除』の項目で、これまでに登録したデータが全て削除されます。

メンテナンス用確認モード(隠しメニュー)

車の各種状態を表示するためのメンテンスモードが存在します。 こちらは、メンテナンス操作者向けのサービスメニューが表示され、各種機能が設定できるようになります。 一般のユーザー向けではありませんので、あくまでメンテナンス用となります。 なお、iDriveのバージョン番号確認の方法は下記を参照ください。

BMW iDriveの機能概要と世代別OSの歴史BMファン君BMW iDrive上で稼働する歴代オペレーティングシステムの変遷から、近年のオペレーティングシステムまでを解説します。iDriveの概要車内通信およびエンターテイメントシステムとして、初代は2001年のE65型7シリーズに搭載...BMWファン2026.03.21 NBT-EVOまで

メンテナンス用のサービスメニューを表示させる方法の手順です。

  1. パワーオン(ACCオンの状態)にします
  2. コントローラを持ちます
  3. コントローラを上方に倒し、10秒以上押したままにします
  4. ダイヤルを右に3目盛り回します
  5. ダイヤルを左に3目盛り回します
  6. ダイヤルを右に1目盛り回します
  7. ダイヤルを左に1目盛り回します
  8. ダイヤルを右に1目盛り回します
  9. 1回押します

GPS、センサーテスト、地図バージョン、音声テストなどのメニューが個人情報の下に「サービスメニュー」として追加表示されます。

NBT-EVO車種:(F型と2018年製造モデルまで、iDrive4/5/6)
  • 1シリーズ: F20 / F21, F40
  • 2シリーズ: F22, F23, F45, F46
  • 3シリーズ: F30, F31, F34
  • 4シリーズ: F32, F33, F36
  • 5シリーズ: F10, F11, G30 (初期)
  • 7シリーズ: G11, G12
  • Xシリーズ: F15 (X5), F16 (X6), F48 (X1), F39 (X2)
  • MINI: F54, F55, F56, F57, F60
現行モデル(iDriveコントローラ有)

メンテナンス用のサービスメニューを表示させる方法の手順です。

  • パワーオン(ACCオンの状態)にします
  • コントローラを持ちます
  • コントローラを左側に倒し、10秒以上押したままにします
  • ダイヤルを右に3目盛り回します
  • ダイヤルを左に3目盛り回します
  • ダイヤルを右に1目盛り回します
  • ダイヤルを左に1目盛り回します
  • ダイヤルを右に1目盛り回します
  • 1回押します
2019年以降のG型、G20以降、iDrive7/8.0/8.5 iDrive世代 主な搭載世代 (型式) 代表モデル 特徴 iDrive 7 G系 前期 (2018〜2022頃) G20 3シリーズ G30 5シリーズ(LCI前後) G11/G12 7シリーズ G01 X3 / G02 X4 G05 X5 / G06 X6 / G07 X7 F40 1シリーズ F44 2シリーズGC 物理ボタン併用・従来UIの完成形 iDrive 8.0 G系 後期 / 新世代(2021〜) G20 3シリーズ LCI G30 5シリーズ LCI後期 G70 7シリーズ G60 5シリーズ G26 4シリーズGC(後期) G09 XM iX / i4 / i7 カーブドディスプレイ・タッチ主体UI iDrive 8.5 G系 最新LCI(2023〜) G60 5シリーズ G70 7シリーズ G20 3シリーズ(後期一部) X5 / X6 / X7 LCI(2023〜) iX / i4(アップデート) クイックセレクトUI・操作簡略化

展示用のデモモード

ディーラー店頭などでの展示用途(ショールームモード)として、車停止中にも関わらず、デモとして走行しているかのように、メーター表示を行うモードが存在します。 こちらは、コマンド操作手順は、非公開です。

スピードロックモードの解除

「走行ロックモード」とも呼ばれる、停止状態からの走行状態(車速を上げた)に移行した場合において、各種制限を解除できるモードになります。

隠しコマンドTV視聴

助手席の方が走行中テレビを見る方法です。

  1. iDriveのコントローラを持つ
  2. 先方に押したままとする
  3. MEDIAボタンを押す
  4. HOMEボタンを押す(バージョンにより、MENU)
  5. MEDIAボタンを押す
  6. センターモニター上に「スピードロック状態」を表示 (画面スクロールが必要なバージョンあり)
  7. スピードロック解除を選択

走行中のTVのチャンネル変更やナビ操作については、上記操作で無効化できません。 あくまで、設定済のテレビが視聴できるのみです。 この設定により、USBの動画ファイルも見れるとの情報もあります。(未確認) 対象は、iDriveの第5/6/7世代です。 ※運転者の走行中テレビ試聴は道交法違反となりますのでご注意ください。

走行中のナビ・テレビ操作キット

こちらは、専用のキットを用いて走行中の各種操作(※運転手以外の方)を可能とするものです。DIYで可能です。

  • CarPlayの動画視聴
  • AndroidAutoの動画視聴(iDrive7-8.5は不可)
  • 機種により、機能やiDrive対応バージョンが異なります

楽天 Amazon Yahooショッピング

インパネのメーター内「隠しメニュー操作」

トリップメーターのボタン操作による各種オンボードコンピュータの操作

コーティングの注意事項

メーカーとディーラーとして、メーカー認証サーバーを経由したコーディング設定が必須となっています。(新車、認定中古車の保証範囲適用事項) ユーザー側の独自コーディング操作および隠しコマンドによる設定が、軒並みNGとなっており、セキュリティ対策が強化されています。よって、車体本体のソフトウエアを操作するようなコーディング対応は、基本的にNGと認識した方が良いでしょう。

社外品パーツの装着

車体の設定を変更しないハードウエアによる社外追加パーツでは、ソフトウエアのコーディングを実施しないため、認証サーバーでの影響を受けません。ただし、追加パーツでの不具合が発生した場合、新車・認定中古車の保証対象外となる点に注意が必要です。 こちらも信頼のおけるショップでの取り付けやネットでの評価を確認することを推奨します。

iDrive8/8.5/9の隠しコマンド

BMWデジタル・プレミアム:iDrive9

YouTubeなどの動画配信サービスを、車内で視聴できるようになります.

Apple CarPlay:iDrive 7/8/8.5/9
  • Apple CarPlayが搭載されているBMWであれば、YouTubeやNetflixなどの動画を、走行中でも視聴できます。(隠し機能でなく標準搭載機能です)
  • iPhoneとBMWを接続し、Apple CarPlay経由で動画を再生可能
  • HDMI入力端子がある場合は、有線で接続することも可能
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