ぴょんぴょん跳ねて、効率良く走行できる靴。ミズノが臨む“人間拡張技術”って?
ぴょんぴょん跳ねて、効率良く走行できる靴。ミズノが臨む“人間拡張技術”って?- 2025.11.16 11:00
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- 高橋真紀
アーティストがライブとかで履いてたらかっこいい……かも?
総合スポーツブランドのミズノが少々ぶっ飛んだフットギアを開発しました。履けば本当にジャンプ力が上がるみたいです。
移動手段としての履き物
Image: ミズノ「MOBILARIA β(モビラリア ベータ)」と名付けられたこちらのフットギア。“ミズノが考える未来のモビリティ(移動手段)”だそうです。先日開催された「Japan Mobility Show 2025」にて初公開されました。
デザインを手掛けたのは、スプーンやカセットコンロから空飛ぶ自動車、船舶に至るまで幅広いプロダクトデザインを行なう山本卓身氏。それぞれ青と白を基調とした2色が揃います。
動画では、モビラリア ベータを履いて軽やかに走る様子が見られます。
ブレード部分に取り付けられているのは、競技用義足の研究開発で培ったカーボン技術を生かした、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)素材の板バネです。
Image: ミズノこのCFRP板バネは、力が加わる接地時にたわみ、バネ特性を発揮します。ミズノによれば、このバネ特性に合った走り方をすることで、より効率良く走行できるようになるそうです。
アッパー部には、陸上スパイクから着想を得た構造を採用し、かかと部分につながっている靴ひもを調整することで、足はしっかりホールドされるといいます。
「人間拡張技術」に取り組むミズノ
かつて自転車が発明され、より遠くまで早く移動できるようになったように、テクノロジーや道具を使うことで、人類はあれやこれやを実現してきました。
スティーブ・ジョブスはテクノロジーのことを「Bicycle for the mind(知の自転車)」だと繰り返してきましたが、ミズノはこれを「人間拡張技術」という言葉を使って表現しています。人間拡張技術、すごいパワーワード。日本語ラップの曲名みたい。
そういえば、かかとにローラーがついたスニーカーが流行ったことがありましたけど、あれはスーパーや道路を滑り回る子どもたちの怪我や事故が問題になりましたね。近い将来、モビラリア ベータを履いた通勤ランナーを街で見かけるようになるのでしょうか。