58 婦人科でお股を見せるのが恥ずかしい人に知っておいてほしいこと【産婦人科医・高尾美穂】
58 婦人科でお股を見せるのが恥ずかしい人に知っておいてほしいこと【産婦人科医・高尾美穂】

58 婦人科でお股を見せるのが恥ずかしい人に知っておいてほしいこと【産婦人科医・高尾美穂】

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高尾美穂先生に教わる 「女性ホルモンと人生のこと」 58婦人科でお股を見せるのが恥ずかしい人に知っておいてほしいこと【産婦人科医・高尾美穂】 2025.5.27

高尾 美穂

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温かな言葉に癒やされると人気の産婦人科医、高尾美穂先生の書籍『大丈夫だよ 女性ホルモンと人生のお話111』(講談社)。何度も版を重ねて読み続けられているこの本から、女性の体や心の悩みに安心と解決法を与えてくれるお話をひとつご紹介します。

婦人科が怖い人、恥ずかしい人は、 まずは内診なしでもOK!  

女性の中に、婦人科に行くことにどうしても抵抗感があるという人もいますが、その大きな理由に、お股を見せるのが恥ずかしいというのがあります。 こういう場合、実は内診は必ずしもしなくてもいいのですよ。

もちろん、年1回は子宮がん検診や経腟超音波検査をしておくのがベストですが、内診が嫌なら無理にする必要はなく、断っても大丈夫です。

ただし、ピルの処方は問診だけでも大丈夫ですが、HRT(ホルモン補充療法)を受ける場合には、婦人科的な問題がないかチェックをするために内診は必要です。

  内診を受けると、余計な不安が取り除ける

そこで、お股を見せるのが恥ずかしいという人に知っておいてほしいのは、婦人科医がお股を見るのは、銀行員が1万円札を見るのと同じくらいに慣れていて、そこを見るのが専門なので、何も気にしなくていいですよということです。

たとえば、左右の小陰唇の大きさが違うということをずっと悩んでいたために、今まで内診を受けたことがなかったという患者さんが来たとき、「これはよくあることで、何にも心配ないですよ」と言うと、「今まで悩んでいたのはなんだったの?」と、ホッとして心が晴れて帰っていかれることがあります。

ですから不安を取り除く意味でも、内診を受けるのはアリじゃないかなと思います。

  内診が怖いという気持ちが、より内診をつらくしている場合も

それから性交渉の経験がない人や、性交渉が怖くてできない人にも婦人科に抵抗感がある人が多いですが、そういう人にありがちなのは、内診台に上がったときお股の割れ目が天井のほうに向いてしまうことです。

恐怖心で骨盤底筋をギュウギュウ締めてしまうからこうなり、この状態で内診をしようとすると、器具がうまく入らないので痛みが出て、患者さんは余計に怖くなってしまいます。 つまり内診が怖いと思う気持ちが、より内診をつらくしている場合もあるんです。

リラックスすると自然に骨盤底筋が緩んでお股が下を向き、これだと内診もスムーズです。内診への恐怖心が強い人は、これを知っておくともう少し楽に受けられると思います。

内診の不安感をやわらげるために知っておきたいこと  
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PROFILE

 

高尾 美穂Miho Takao

イーク表参道副院長。産婦人科医。医学博士。婦人科スポーツドクター。ヨガ指導者。働く女性の産業医。婦人科の診療を通して女性の健康をサポートし、 女性のライフステージ・ライフスタイルに合った治療法を提示し、選択をサポート。アプリstand.fmで毎日更新される番組『高尾美穂からのリアルボイス』では、体や心の悩みから人生相談までリスナーの多様な悩みに回答。著書は『大丈夫だよ 女性ホルモンと人生のお話111』(講談社)『いちばん親切な更年期の教科書【閉経完全マニュアル】』(世界文化社)『こうしたらきっとうまくいく 心がフワッと軽くなる82のヒント』(扶桑社)など。

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