イーハトーブ・ガーデン
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(略) 山ではふしぎに風がふいてゐる 嫩葉(わかば)がさまざまにひるがへる ずうつと遠くのくらいところでは 鶯もごろごろ啼いてゐる その透明な群青のうぐひすが    (ほんたうの鶯の方はドイツ読本の     ハンスがうぐひすでないよと云った)                    詩「小岩井農場」パート一 画像提供は阿出川栄次さんです。 ウグイス(ヒタキ科ウグイス亜科)鶯 全国の低地から山地のササのあるところで繁殖する。山地や北の地方のものは冬は暖地へ移動。 市街地の公園や庭の茂みや垣根にも来る。 作品は、長詩「小岩井農場」のパート一、駅から歩き始めたところだ。時は五月。新緑の季節。 鶯もごろごろ啼いてゐるとは、鳴き声の比ゆではない。 あっちにもこっちにもごろごろいて、さえずりが響くという風である。 透明な群青のうぐひすはその声の質感からの形容詞だ。 ハンスは、アンデルセン(ハンス・クリスチャン・アンデルセン)のこと。アンデルセンの童話「ナイチンゲール」のお話を思い出しての呟きである。 (略)    鶯がないて    花樹はときいろの焔をあげ    から松の一聯隊は    青く荒さんではるかに消える (略)    こんどは一ぴき鶯が    青い折線のグラフをつくる (略)                詩「遠足統率」 宮沢賢治の表現は実に独特である。 繁殖期の警戒音と云われているケケケケ、ケッキョ、ケッキョ、ケキョ、ケキョ…という、 いわゆる鶯の谷渡りも、賢治流に云えば、青い折線グラフとなってしまう。 でも、その感じ、分かりますよね。 この作品は「春と修羅 第二集」中のもの。舞台はやはり小岩井農場。 たくさん、鳥がいたのでしょうね。 タグ:
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みんなのウグイスをまとめ読み Commented by bella8 at 2009-05-31 04:57 鎌倉にある息子の庭では日常的にウグイスが鳴いていますが、 なかなか姿が見つかりません。 目立たない色をした鳥なんですね。 お嫁ちゃんはウグイスの鳴き真似名人で、 ウグイスと掛け合いで鳴いているのが可笑しいです。 0 Commented by nenemu8921 at 2009-05-31 16:46 bellaさん。お久しぶり。ようこそ。(^^♪ お庭で鶯の声が聞けるなんていいわね(*^_^*) ウグイスの声はすれども、姿はなかなか見えず。 がさがさ動いても写真に撮るのは至難の業です。大抵やぶの中なので。 いわゆるウグイス色はメジロの色です。 やはり声だけ聞くのがいいかも…。 時にはお声おかけ下さい。下ノ畑のバラは半分終わりました。 これからハーブ類の本番です。(*^_^*) 0 Commented by matsu_chan3 at 2009-06-02 05:10 ウグイスは声だけがよく聞こえるが姿を撮るのは苦労しますね。 よいタイミングで撮影されましたね・・・頑張って撮りに行ってきます(^_-)-☆ 0 Commented by nenemu8921 at 2009-06-02 08:06 matsu_chanさん。 本当にウグイスさんは苦労しますね。 宮沢賢治が描いているのはウグイスの声ばかりです。(*^_^*) 0 Commented by saidenryu at 2009-06-10 23:17 そうですね、ウグイスは声で教えてくれるけど、 滅多に見つかりませんね。 姿隠して声隠さず、でも見つからない、 隠れんぼの天才ですね。 賢治も気になったことでしょう。 0 コメントする
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