四ヶ伝 part.6|【台天目・Daitenmoku】裏千家・風炉のお点前ポイント
四ヶ伝 part.6|【台天目・Daitenmoku】裏千家・風炉のお点前ポイント

四ヶ伝 part.6|【台天目・Daitenmoku】裏千家・風炉のお点前ポイント

四ヶ伝 part.6|【台天目・Daitenmoku】裏千家・風炉のお点前ポイント 2024 4/27 茶道 2024-04-27

アクセスいただき、ありがとうございます。裏千家・茶道歴10年超の「たまご」です。

当ブログでは、茶道(裏千家)のお点前の解説をしており、このページでは、教本がなく不安になりがちな「四ヶ伝」について、以下に自分なりのまとめを作っております

お稽古の予習・復習のお役に立てば、幸いです。

ご興味のあるところから覗いていただきつつ、是非すべてのページを読破いただけますと幸いです!

  1. 唐物・風炉
  2. 唐物・炉
  3. 台天目・風炉
  4. 台天目・炉
  5. 盆点・風炉
  6. 盆点・炉
  7. 和巾・風炉
  8. 和巾・炉
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  • ごくごく一般的な会社員
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裏千家 台天目(風炉):台天目の点前は、なぜ難しいのか?

最初に言います。

「台天目」は「唐物」よりも難しいです。

ですが、「どうして難しい(と感じる)のか?」を事前に整理しておけば、難しさは半減します◎

私が考える「台天目の難しい要素」は以下の通りです。

  • 「天目台」という新しいアイテムがある
  • 「象牙の茶杓」という新しいアイテムがある
  • 「唐物」の印象に引きずられて、混乱する

特に、厄介なのが3番目!!

道具を準備する段階でさえ「唐物」と「台天目」を混同してしまうケースがよくあります。

そこで、ポイントを一覧化してみました!

道具唐物台天目水指曲水指曲水指建水唐銅唐銅茶入唐物茶入和物茶入茶杓元節象牙茶入の清め方帛紗は「真」に捌く主役だから!!帛紗は「草」に捌く(四方捌き)天目台の清め方ー帛紗は「真」に捌く主役だから!!抹茶の出し方掬い出し掬い出し茶筅通し前後共に、2度上げ3度打ち(通常パターン)前後共に、3度上げ3度打ち(上げる前に、茶碗に預けない!)拝見に出すとき茶杓に仕覆をかけるかけない!!お客さん(拝見)自分の古帛紗を出す(唐物茶入を置くため)自分の古帛紗を出す(天目茶碗を置くため)

私は、唐物のときに象牙の茶杓を準備してしまう癖があります。

また、拝見に出すときの「かける?かけない?」は、定番の混乱ポイントですね!

犬張子

皆さんは、どこを間違えることが多いですか?

裏千家 台天目(風炉):はじめに準備しておくもの

お点前を始める前に、以下を茶室に準備しておきます。

  • 曲水指
  • 和物茶入(右)
  • 天目台+天目茶碗+象牙の茶杓+茶巾(左)

建水を持って入室し、スタート!

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裏千家 台天目(風炉):お点前の流れ

STEP事前のセッティング

・曲水指を運び、その右前に「和物茶入」、左前に「天目台セット」を置く

・天目台は落とさないように、羽を深く持つ

STEPお菓子を運ぶ

四ヶ伝なので3種(問答では「数々のお菓子を・・・」と言う)

STEP建水を持って入る

・両手をつき、襖は「下方」を触って開ける

・天目台を「左右」の順で持ち、膝前奥に置く(貴人点のように手を動かして持ち替えない)

・茶入を膝前に置き(片手)、草(四方捌き)で清める。ここは通常通り

四方捌き

・象牙の茶杓を清める。3往復+1回push+2回に分けて抜く+草に捌き直して、清め拭き

・茶筅を取り出す

・茶巾を水指の上に置く

STEP小濯ぎをする

・茶碗にお湯を注ぐ。左手の第一関節を添える(帛紗は右膝)

・反時計回りに、小濯ぎ3回。落下防止のため、膝の上で回す

・両手でお湯を建水に捨て、右手で露切り

・茶碗を天目台に戻す

・再度、茶碗にお湯を注ぎ、茶筅を入れ、両手で火窓前に仮置き

犬張子

炉のときは、お湯を注いだときに「中蓋」をしました

  • 台天目(炉)の復習をする
STEP天目台を清める

・帛紗を「真」に捌いて、天目台を清める。4手。天目台は、浮かせる

・帛紗を握りこんで、両手で天目台を置く(=お茶を点てやすい位置!)

・帛紗の「上から3枚目」を取り、草に捌いて、建水の下に置く

STEP茶筅通しをする

・両手で茶碗を持ち、膝の上で茶筅通し。3度上げ3度打ち

・茶巾で露切り

・茶巾で茶碗を拭いたら、茶碗は天目台へ。茶巾は蓋の上へ

STEPお茶を点てる

・茶杓を、一旦、茶碗に預ける

・茶入を左手で持ち、必要量を掬い出し

・象牙の場合は、茶碗の内側で、手を添えながら、コン!

・水指の蓋を開けて、水一杓を釜に入れてから、お湯を注ぎ、お茶を練る(帛紗は左膝)

風炉なので「水一杓」!忘れがち!

・左右の順で天目台の羽を持ち、客付に回る

・下に置かずに、その場の低い姿勢で、反時計回りに2回。鐶付に出す

・左右で、膝退

STEP問答をする

・お服加減を聞いたら、膝行

・「お茶銘・お詰め・お菓子」の問答

・末客の吸い切りで、水一杓、腰袱紗(=炉のときは、中仕舞いを解く)

犬張子

炉のときは「中仕舞い」がありましたね!

・茶碗が返ってくる

STEP片付ける

・茶碗を膝前に取り込み、総礼

・茶碗にお湯を入れ、小濯ぎ3回。右手で露切り。「一旦、おしまい」の挨拶

・水を注ぎ、茶筅通し3回。茶巾で露切り&拭く!

・茶碗を台に置き、茶筅を入れ、茶杓を持ち、建水を引く

・茶杓を清め、引き抜いた流れで、建水の上でポンポン。捌き直さずに、清め拭き

・帛紗腰

・水指の前に、茶碗と茶入を置き合わせる。(本仕舞い)※茶入を先に動かす

・水一杓。釜の蓋を閉める。柄杓を置く。水指の蓋を閉める

・拝見の声がかかる

STEP拝見に出す

・茶入を膝前に置き、天目台セットを水指の真正面に移動(ポジション変更)

ここが台天目の見せ場!

・茶入を左手に乗せて、客付に回る

・「草」に捌いて(四方捌き)、蓋を二引き&胴拭き、帛紗を下に置いて、2回回して出す

(回し出しをしていないので、口を清める必要がなく、蓋は外さない)

・帛紗腰

・正面に戻って、茶杓を取り、客付から手をついて出す

・正面に戻って、仕覆を取り、客付から手をついて出す

STEP終わりに向けて

・道具を下げる(建水セット、天目台セット、水指)

・水指を下げるときに、手をついて襖を閉める

・通常通りに道具の問答をして、終了

STEP【お客様編】

<飲み方>

・次客との間に置き、総礼

・天目台ごと、感謝(縁外)

・膝前に古帛紗を広げて茶碗を下ろし、縁に指が付かないように、両手で茶碗をふっくら持って、時計回り

・両手で古帛紗ごと抱えるようにして飲む

<拝見>

・全体を眺めてから、天目台の横に古帛紗を広げ、茶碗を見てから、古帛紗の上に置く

・天目台を見たら(ひっくり返す方向に注意!)茶碗を台に戻し、古帛紗を懐中

・最後にもう一度、全体を眺める

STEP【問答編】

・天目茶碗(例)灰被天目、禾目天目

・天目台(例)記三、余三、盛阿弥(いずれも塗師)

・茶入(例)古瀬戸

裏千家 台天目(風炉):まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

本ページでは、「台天目」(風炉)のお点前について、私なりのポイントを纏めました。

これからも一緒に四ヶ伝を頑張っていきましょう。

「台天目」のお勉強、お疲れさまでした!

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