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年末になると「正月飾りっていつから飾ればいいの?」「片付けるのはいつ?」と迷う方も多いですよね。実は、正月飾りには昔からの決まりごとや、地域ごとの違いがあります。この記事では、2026年の正月飾り(しめ縄・門松・鏡餅)を飾る日、縁起の良い日、片付け方のマナーをわかりやすく解説します。年神様をきちんとお迎えし、気持ちよく新しい一年を始めましょう。

2026年の正月飾りはいつからいつまで飾る?基本スケジュール一覧

2026年の正月飾りをいつから飾り、いつ片付けるべきか迷う方も多いですよね。

この章では、地域ごとの違いや正月事始めの意味を踏まえて、正月飾りの基本スケジュールを分かりやすく整理します。

正月飾りを飾り始める「正月事始め」とは

正月飾りを飾り始める日は、昔から12月13日(正月事始め)とされています。

この日は、年神様(としがみさま)を迎える準備を始める日で、掃除や飾りつけ、餅つきなどをスタートさせる目安の日です。

ただし、現代では仕事や家庭の都合で12月20日以降に飾る方も増えています。

関東・関西で違う「松の内」の期間

正月飾りをいつまで飾るかは、「松の内(まつのうち)」の期間に関係します。

松の内とは、年神様が家に滞在している期間を指し、この期間中はしめ縄や門松を飾っておくのが風習です。

地域によって松の内の期間が異なり、関東では1月7日まで、関西では1月15日までが一般的です。

地域 松の内の期間 片付け日 関東・東北・九州 1月1日〜1月7日 1月7日 関西・四国 1月1日〜1月15日 1月15日 しめ縄・門松・鏡餅の飾る日と片付け日早見表

以下の表では、2026年における主要な正月飾りのスケジュールをまとめています。

正月飾り 飾る日 片付け日(関東) 片付け日(関西) しめ縄 12月28日頃 1月7日 1月15日 門松 12月28日頃 1月7日 1月15日 鏡餅 12月28日〜30日 1月11日(鏡開き) 1月15日(鏡開き)

このように、飾るタイミングと片付けの目安は地域差があるため、自分の住む地域の風習を確認しておくことが大切です。

正月飾りを飾るのに縁起が良い日・悪い日

正月飾りを飾る日は、単に都合の良い日ではなく、昔からの縁起を重んじて決められてきました。

ここでは、「避けたほうがよい日」と「縁起が良い日」を詳しく紹介します。

避けるべき日(12月26日・29日・31日)の理由

まず避けたいのが、12月26日・29日・31日です。

12月26日は「六(陸)落ち日」とされ、古くから何かを始めるには良くない日とされています。

29日は「二重苦(にじゅうく)」という語呂合わせから、苦労を重ねるとされ不吉とされます。

31日は「一夜飾り」と呼ばれ、前日に飾るのは年神様への礼を欠く行為とされてきました。

縁起が良いとされる日(12月28日・30日)

縁起が良いとされるのは12月28日12月30日です。

特に28日は、漢数字の「八」が末広がりを意味することから、最も縁起の良い日とされています。

また、30日は穏やかな「晦日(みそか)」にあたり、悪くない日とされているため、仕事納め後に飾るのにも適しています。

日付 縁起 理由 12月26日 悪い 「六落ち日」で新しいことを始めるのに不向き 12月28日 良い 「八=末広がり」で縁起が良い 12月29日 悪い 「二重苦」の語呂が不吉 12月30日 良い 晦日で区切りが良いとされる 12月31日 悪い 「一夜飾り」で神様への礼を欠くとされる 餅つきの日と正月飾りの日程の関係

昔は「餅つき」と「正月飾り」を同じタイミングで行うのが一般的でした。

そのため、餅つきの日の縁起も飾りの日程に影響します。

餅つきに良い日は28日と30日、避けたい日は26日と29日です。

つまり、28日または30日に餅をつき、同日に飾るのが、縁起を大切にした最良の方法といえます。

日付 餅つきの縁起 飾りつけとの相性 12月26日 悪い 避けるべき 12月28日 良い 最良の組み合わせ 12月29日 悪い 苦餅・二重苦 12月30日 良い 穏やかに準備できる

このように、正月飾りをいつ出すかを決めるときは、単に日程だけでなく「縁起」も意識して選ぶのがポイントです。

しめ縄・門松・鏡餅それぞれの意味と正しい飾り方

正月飾りにはそれぞれに意味があり、正しい位置やタイミングで飾ることで、より良い新年を迎えられるといわれています。

この章では、しめ縄・門松・鏡餅の意味と、2026年にふさわしい飾り方を詳しく見ていきましょう。

しめ縄の意味と飾る位置

しめ縄は、神様が宿る場所と人間の世界を区別する神聖な結界の意味を持ちます。

そのため、玄関や神棚、キッチンなど「清らかに保ちたい場所」に飾るのが一般的です。

2026年の場合、飾るのに最も縁起が良いのは12月28日、避けたいのは29日31日です。

項目 内容 飾る日 2025年12月28日 片付け日(関東) 2026年1月7日 片付け日(関西) 2026年1月15日 飾る場所 玄関・神棚・台所

しめ縄は、年神様をお迎えする大切な目印となります。

玄関に飾る際は、目線より少し高い位置にかけるのが理想です。

門松を立てる理由と地域ごとの違い

門松は、年神様が家に降り立つときの目印として立てる飾りです。

松は冬でも青々として枯れないことから「不老長寿」を象徴します。

一般的に12月28日か30日に立て、関東では1月7日、関西では1月15日に片付けます。

地域 設置日 片付け日 特徴 関東 12月28日 1月7日 竹の先を斜めに切る「そぎ」型 関西 12月30日 1月15日 竹を水平に切る「寸胴」型

この違いは地域の文化の表れであり、どちらが正しいというわけではありません。

地域の伝統を尊重して飾ることが大切です。

鏡餅を飾る日・飾り方・鏡開きの日

鏡餅は、年神様へのお供え物です。

円形の餅は「円満」を、重ねた形は「重ね重ねの幸せ」を意味しています。

飾るのは28日または30日が良く、鏡開きは関東で1月11日、関西では1月15日が目安です。

地域 飾る日 鏡開きの日 食べ方の例 関東 12月28日 1月11日 お汁粉・お雑煮 関西 12月30日 1月15日 ぜんざい・焼き餅

鏡開きの際は刃物を使わず、木槌や手で割るのが古くからの作法です。

これは、神聖な供え物に刃を入れないためとされています。

正月飾りを片付ける日はいつ?処分のマナーも解説

正月飾りは、年神様をお迎えしてからお見送りするまでの間に飾るものです。

片付けのタイミングを間違えると縁起を損ねるとされるため、この章では正しい片付け方と処分の方法を紹介します。

松の内が過ぎたら片付けるのが基本

松の内の期間が終わると、年神様が天へ帰るといわれています。

したがって、関東では1月7日、関西では1月15日を目安に片付けましょう。

地域 片付け日 理由 関東 1月7日 松の内(七日正月)の終了 関西 1月15日 小正月まで年神様をお迎えする期間

もし地域行事で「どんど焼き」がある場合は、その日まで飾っても問題ありません。

どんど焼き・左義長などのお焚き上げに出す方法

お焚き上げ(どんど焼き)は、正月飾りやお守りを燃やして感謝を伝える行事です。

火で煙を立てることで、天に帰る年神様を送り出す意味もあります。

行事名 開催時期 地域 どんど焼き 1月15日前後 全国各地 左義長 1月14日〜15日 近畿・北陸地方 鬼火たき・三九郎 1月中旬 九州・信州など

お焚き上げでは、プラスチック製やワイヤー入りの飾りを取り外してから持ち込むのがマナーです。

お焚き上げに出せない場合の自宅での処分手順

近くに神社や寺での行事がない場合は、自宅でお清めをしてから処分しても問題ありません。

次の手順で行うと良いでしょう。

  • ① 白い紙の上に正月飾りを置く
  • ② 塩を左→右→中央の順で軽く振りかける
  • ③ 新聞紙などで丁寧に包み、感謝の気持ちを込める
  • ④ 他のゴミと分けて処分する

特に他のゴミと混ぜないように注意しましょう。

正月飾りを丁寧に扱うことは、年神様を敬う心の表れでもあります。

2026年の正月飾りまとめと縁起よく新年を迎えるポイント

ここまで、2026年の正月飾りの飾る時期・片付け方・縁起の良い日などを紹介してきました。

最後に、今年のポイントを簡単におさらいしておきましょう。

2026年の正月飾りスケジュール早見表 項目 関東 関西 飾り始め 2025年12月28日(◎) 2025年12月30日(◎) 避ける日 12月26日・29日・31日 しめ縄・門松の片付け 2026年1月7日 2026年1月15日 鏡開きの日 2026年1月11日 2026年1月15日 お焚き上げ(どんど焼き) 1月15日前後

このスケジュールに沿って飾りを準備すれば、年神様をきちんとお迎えし、清らかな新年を迎えることができます。

正月飾りを通じて心を整える

正月飾りは単なる「飾り」ではなく、一年の始まりを清める神事です。

飾りを整え、片付けまで丁寧に行うことは、家や心を清め、新たな年の幸福を呼び込む行いでもあります。

2026年も、正月飾りを通して気持ちよく新年をスタートさせましょう。

まとめ:2026年の正月飾りのポイント
  • 飾り始め: 12月28日が最良。29日と31日は避ける。
  • 松の内: 関東は1月7日、関西は1月15日まで。
  • 鏡開き: 関東は1月11日、関西は1月15日。
  • 処分方法: どんど焼き、または塩で清めてから処分。
  • 気持ちを込めて: 飾りは“年神様を迎える準備”。心を込めて飾ることが大切。

年末の忙しい時期こそ、少し立ち止まり、伝統に触れる時間を持ってみましょう。

家族で一緒に正月飾りを準備する時間が、きっと良い新年のスタートになります。

🎍ポイント:2026年は「一夜飾り」を避けて、12月28日に正月飾りを整えるのが最もおすすめです!

良い年を迎えられますように。皆さまにとって、2026年が幸せに満ちた一年となりますようお祈りいたします。

 

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