朝乃山が玉正鳳を下し7勝2敗、1年半ぶり勝ち越しに王手「相手をよく見て正面において取った」
朝乃山が玉正鳳を下し7勝2敗、1年半ぶり勝ち越しに王手「相手をよく見て正面において取った」

朝乃山が玉正鳳を下し7勝2敗、1年半ぶり勝ち越しに王手「相手をよく見て正面において取った」

玉正鳳(左)を攻める朝乃山(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇9日目◇22日◇東京・両国国技館

大関経験者で西十両13枚目の朝乃山(31=高砂)が、関取としては昨年春場所以来、1年半ぶりとなる勝ち越しに王手をかけた。東十両7枚目の玉正鳳を寄り切って7勝2敗。豊富な運動量で距離を取ろうと動き回る相手を、右を差して体を寄せ、危なげなく土俵外に追いやった。「うまく右が入って、相手が逃げていく方向に寄っていくことができた。動きのいい相手だけど、最後は左も入って、もろ差しになることもできた」と、万全の体勢で奪った白星をうなずきながら振り返った。

玉正鳳とは幕下だった22年九州場所以来、約3年ぶり2度目の顔合わせだった。この日はその時の取組を、前夜に思い出して臨んだといい「相手をよく見て、正面において取った」と、運動量に翻弄(ほんろう)された格好で敗れた、前回対戦の反省を生かした形での白星だったと明かした。前日8日目は十両白熊に敗れていたが、連敗せずに白星を挙げた。

前日の白熊戦は、1度は寄り立てたが、相手にもろ差しを許して逆転された。前日の取組後は「踏み込んではいたけど、もろ差しを許してしまった。どうしても外四つだと、力が伝わらない。あとは下がりながら巻き替えてしまった」と、反省の弁を並べていた。それだけに「自分の形で持っていかないと。ここから強い相手と当たっていく。前に、前に攻めていきたい」と続けていた。

1場所7番だった先場所までの幕下や三段目とは違い、今場所から15日間連続で取る関取に復帰。この日の取組後は「幕下の時のように、次の取組までの1日とか2日空くことがない。自分は、そっちの方が合っていると思う。負けても次の日は来る。反省して、毎日切り替えていくことが大事」と語った。切り替えて積極的な相撲を取ることを誓った前日の言葉通りに、今場所初の連敗はせず、10日目、まずは勝ち越しを目指す。

全取組結果

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