都立高校推薦入試の「面接」を勝ち抜く術School Post「高校受験ナビ」
都立高校推薦入試の「面接」を勝ち抜く術
東京都立高等学校への一つの道「推薦入試」。非常に人気のため、狭き門として知られています。「集団討論」「作文・小論文」「面接」の3本柱の内、「面接」について合格のためには何が必要で、どういった対策が効果的かご紹介します。執筆
石井 知哉(いしい ともや)
目次
- 都立高校推薦入試の面接とは
- 面接で聞かれる質問例
- 入室から退室まで気をつけること
- School Postの「都立高校 推薦入試 対策講座」2023年度の受講生募集中!
- School Post オリジナル『推薦入試対策の教科書』好評発売中です
面接は個人面接と集団面接の2種類に分けられます。が、今の都立入試は個人面接が原則となっています。面接の時間は学校によりバラバラですが、大体一人当たり10分程度です。入退室や質疑応答、面接官からのコメントの時間を考えるとアピールする時間は、あまり多くはありません。そのような短い時間の中でいかに自分のことを上手く伝えられるかが面接の勝負になります。
個人面接では、受験者はあなた一人ですからあなたの回答に対して「なぜ?どうして?」と次いで質問されることも多くなります。丸暗記のエピソードでは、太刀打ちできませんので、しっかりと自分の言葉で話せられるようにしておきましょう。
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都立高校推薦入試の仕組みと内容を知る 【都立高校】推薦入試の手続きの日程、すること、注意点【2022年(令和4)年度】 面接で聞かれる質問例面接では大体3~5の質問をする学校がほとんどです。回答例を丸暗記しておくのは、お勧めしませんが、質問を想定した準備はしておきたいもの。
以下の質問例に対して、エピソードを交えて具体的に話すことができれば、まず問題ないでしょう。また、集団討論の感想について問われることもあります。備えておきましょう。
- 高校生活について 本校の志望理由 高校へ入学後したいこと など
- 中学校生活について 中学時代の思い出 クラブ活動について など
- 将来について 夢や目標 就きたい職業 高校卒業後の進路 など
- 勉強について 家庭学習や塾について 得意科目と不得意科目について など
- 日常・社会生活について 自己PR 趣味・特技 時事問題・一般常識 など
質問の中で、さらに質問をされることもありますし、「1分間で話してください」と自己PRの時間をとられるケースもあります。どちらのパターンにも対応できるように、丸暗記ではなく、自分の言葉で話せるようにしておきましょう。
また、都立高校推薦入試の面接は、出願時に提出した『自己PRカード』に基づいて行われますから、面接で話す内容のことを考えながら『自己PRカード』を作成する必要があります。
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都立高校受検にむけて『自己PRカード』を知る 都立高校推薦入試の『自己PRカード』で印象を残す書き方 入室から退室まで気をつけること- 入室~着席まで
- 面接中(応答)
- 退席
入室時のノックは3回が基本です。また、礼をする機会はたくさんあります。まずは、自分の番が呼ばれたときです。ドアをノックした後、返事があってからドアを開け、「失礼します」と声を掛け、入室します。その後、「一礼」してからドアを閉め、イスの横まで行きます。すぐには座らず、「どうぞ」などと座る指示があるまで待つのが良いでしょう。指示があれば、「失礼します」と再度「一礼」し着席しましょう。
応答の中身もさることながら、「ことば遣い」「態度」には十分の注意を払う必要があります。まず、ことば遣いですが、「敬語」は当然のこと。友達と話す時と同じ感覚でいいはずがありません。「~です」「~ます」を意識しましょう。
面接官からの質問に答えが詰まりそうな時は、素直に言いましょう。一番やってはいけないのは「黙り込んでしまう」こと。考えている途中なのか、聞き取れなかったのか、面接官は困ってしまいます。
ことば遣いだけ丁寧でも、それに態度が伴っていないといけません。ピシっと背筋は伸ばし、目線は話をしている人に向けましょう。ニヤニヤでもヘラヘラでもなく、ニコニコと笑顔で。自信を持って臨みましょう。
試験官が「以上です」「結構です」など、終了を告げたら、「ありがとうございました。」と言ってから立ち上がりましょう。イスから離れる際と、ドアの前に着いてから一礼をし、静かに退室しましょう。一礼は必ず試験管に向いて行います。
退室後すぐに騒ぎ出すのも言語道断です。学校を出るまで、家に帰るまでは「見られている」という認識を持っておきましょう。
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都立高校推薦入試の「集団討論」を勝ち抜く術 都立高校推薦入試の「作文・小論文」を勝ち抜く術 School Postの「都立高校 推薦入試 対策講座」2023年度の受講生募集中!School Postでは、東京都立高校の推薦入試に向けた対策講座を期間限定で開催しています。毎年、多くの受講生を難関校・人気校合格へと導き、「この講座を受けて本当に良かった!」とご好評を頂いています。11年目となる今年度は、更に更に更にパワーアップ。「推薦入試対策のトップランナー」として、盛りだくさんの内容をお送りします。もちろん、感染症予防には万全の注意を尽くして参ります。
▼2023年度・講座概要▼- 基礎まるごと習得コース《1日完結》 下記より1つ選択。 【A日程】2022年12月10日 【B日程】2022年12月25日 【C日程】2023年01月04日 推薦入試当日の高得点を狙うための第一歩として、面接、作文・小論文について、推薦入試で求められていることを1日で解説。推薦で合格するために必要な基礎事項の理解を深めます。
- 自己PRカード完成&面接準備コース《1日完結》 下記より1つ選択。 【A日程】2022年12月17日 【B日程】2022年12月24日 【C日程】2022年12月26日 【D日程】2022年12月27日 【E日程】2023年01月05日 【F日程】2023年01月06日 【G日程】2023年01月07日 面接の成功に直結する『自己PRカード』の作成から添削まで、基礎からみっちり指導します。個別指導を通じて、自己カードの作成と面接で話せるオリジナリティのあるストーリーを構築し、面接の準備を整えます。「短期間でより良いものを書けるようになりたい」という方にオススメです。
- 実践徹底練習コース《全3日間》 2023年1月08日、09日、21日面接、作文・小論文の実践的な指導をたっぷり行い、思考力・判断力・表現力・コミュニケーション力を合格水準まで高めます。作文・小論文はオンライン通信添削を通じて、個別指導。希望者にはオンラインでの面接指導も行います。「実践練習の時間を多くとりたい」という方にオススメです。
「都立高校 推薦入試 対策講座」のエッセンスを1冊の本にまとめました。
その名も『推薦入試対策の教科書』。
「面接」「集団討論」「作文・小論文」のそれぞれについて、基礎から応用まで、合格のためのノウハウをたっぷりと詰め込んであります。担当講師が講座のために書き下ろした完全限定品です。
2015年の初版誕生以来、受験生や保護者の方々はもちろん、塾や学校の先生など、教育のプロの方々からも高い評価を頂いてきた本書は、講座受講生の声や最新の入試傾向を取り入れながら幾度も改訂を重ね続けており、まさしく「推薦入試対策のデファクトスタンダード」と呼ぶにふさわしい内容となっています。
推薦入試に向けて、不安が1つもないのであれば、おそらく本書がお役に立つことはありません。しかし、もし次のような疑問を少しでもお持ちなら、本書が少なからずお力になれることでしょう。
- 面接の評価のポイントと攻略法とは?
- 面接ではどんな質問がされるの?
- 面接を有利に運ぶ『自己PRカード』を書くには?
- 集団討論の評価のポイントと攻略法とは?
- 集団討論の流れについていくには?
- 集団討論でどう議論を進めるべきか?
- 作文・小論文の評価のポイントと攻略法とは?
- わかりやすい日本語の文章を書くには?
- 説得力のある文章を書くには?
- 書き出しからまとめまで何をどう書くべきか?
- 原稿作成をスムーズに進める手順とは?
- 志望校の出題タイプの攻略法は?
実は、ほとんどの受験生や親御さんが、推薦入試に向けて、大小様々な不安を抱えています。ですから、それを克服できるかどうかが「推薦の合格・不合格の分かれ道」となるのです。
本書を読めば、上記のような悩みは解消し、読むか読まないかでは、大きく差がつくことでしょう。
「今から対策しても間に合わないんじゃないの?」 そんなことはありません。まだ間に合います。本書を1回読めば、多くの疑問が解決するはずです。
都立高校の推薦入試で求められているのは「人間力」です。 ■ コミュニケーション能力 ■ 思考力 / 判断力 / 表現力 ■ 協調性 / 将来性 / リーダーシップ ■ 言語表現能力 / 論理構成能力 など、多岐に渡ります。
都立高校の推薦入試の対策を通じて学んだ知識や技術は、なにも高校合格のためにだけ使えるものではありません。大学受験でも、就職活動でも、社会に出て働くようになってからも、ずっと活きるものなのです。
執筆
石井 知哉(いしい ともや)