元野球部顧問の教諭、納品書偽造し父母の会に水増し請求 横領した551万円は「FXの損失補填」 福井県立鯖江高校
元野球部顧問の教諭、納品書偽造し父母の会に水増し請求 横領した551万円は「FXの損失補填」 福井県立鯖江高校

元野球部顧問の教諭、納品書偽造し父母の会に水増し請求 横領した551万円は「FXの損失補填」 福井県立鯖江高校

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鯖江高教諭の横領を受け、謝罪する廣部副部長(中央)ら=11月21日、福井県庁

 福井県教委は11月21日、福井県立鯖江高校の元野球部顧問の教諭(45)が2021年7月から25年3月まで28回にわたり、野球部の父母の会から渡された用具購入費約551万5千円を横領したと発表した。スポーツ用品業者の納品書を偽造するなどして父母の会に過大に請求し、不正を繰り返していた。同日付で教諭を懲戒免職処分にした。

 県教委によると教諭は、県外のスポーツ用品業者から消耗品を購入した際に納品書を偽造し、実際には購入していないボールやバットなども購入したように見せかけ、計24回、父母の会から預かっていた現金30万~50万円を着服したり、立て替えたとして新たに請求したりした。また、PTAが業者に直接支払う部活動振興費で購入した用具についても請求書を再発行してもらい、父母の会に別途請求したのが4回あった。

 教諭は03年に体育教諭として採用され、09年4月から今年3月までの16年間、鯖江高の野球部顧問を務め、用具購入費の管理もしていた。今年4月に県スポーツ課に異動となり、後任の顧問が10月に不適切な納品書に気付き、県教委が調査していた。

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 教諭は県教委の調べに対して着服を認めている。22年春ごろから外国為替証拠金取引(FX)を始めており、着服した現金は「損失補填(ほてん)に使った」と話しているという。父母の会に全額返済し、「野球部や学校関係者に迷惑をかけ、深く反省している」と述べているという。

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 今月5日に教諭から退職願が提出されたが、県教委は受理しなかった。今月11日に鯖江高に異動後、自宅待機になっている。父母の会では刑事告訴も検討しているという。 

 県教委の廣部真寿美副部長らが県庁で会見を開いた。廣部副部長は「鯖江高の生徒、保護者、県民の信頼を著しく損なうことになり、深くおわび申し上げる」と謝罪した。監督責任を問い、校長も21日付で戒告処分とした。

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