序盤の指し方、考え方
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初心者向け入門講座

序盤の指し方、考え方

投稿日: 01/01/2019 更新日: 09/27/2020

キャラクターイラスト:さゆ吉様

歩美 将棋って駒の種類も多いし、何を指したらいいのかよくわからないんです! 香介 今回は、将棋の序盤の指し方や、考え方について解説していくよ!

将棋のルールを覚えたばかりの初心者の方は、何から指していけばよいのかわからないという方も多いでしょう。そこで今回は、将棋の対局が始まってから、そのような方針で指し手を選んでいけばよいのか、特に序盤に絞って解説していきます。

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目次

  • 序盤とは、駒を取り合う前の陣形整備!
  • 序盤の指し方の方針
    • 飛車や角、大駒を活かせる陣形へ
    • 最初の1手は何を指す?
  • 攻めの駒組みのコツ
    • 飛車先の歩を伸ばすのがセオリー
    • 飛車先の歩の交換には3つの得
    • 攻め駒が足りないときは銀を前に出す
  • 守りの駒組みのコツ
    • 相手の飛車先を受ける
    • 金銀3枚で玉の守りを固める
  • 戦法や囲いを覚えてみよう!
  • まとめ

序盤とは、駒を取り合う前の陣形整備!

歩美 そもそも序盤って何なんですか?? 香介 まずは序盤が何なのか説明するね!序盤っていうのは将棋の対局が始まってから、お互いに駒を取り合う前の段階のことを言うんだ。いうならば、戦いが起こる前に陣形を組み立てているところが序盤だね!

将棋の対局は、大きく分けて序盤、中盤、終盤の3つに分かれます。その中でも、序盤は、お互いの駒を取り合う前の段階を指します。序盤では本格的な戦いが始まる前の陣形を組み立てていくことになります。また、将棋において駒を動かして陣形を組み立てることを「駒組み(こまぐみ)」といいます。

 

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序盤の指し方の方針

歩美 序盤は陣形を組めばいいんですね!今度は駒組みの仕方を教えてください! 飛車や角、大駒を活かせる陣形へ

飛車や角は「大駒(おおごま)」と呼ばれており、他の駒と比べると動ける範囲が広く、強力です。この大駒をうまく活かして戦えるかどうかが勝負のカギとなります。序盤の駒組みのポイントは、大駒の力を発揮できるような駒の配置をすることです。

また逆に、相手が大駒をうまく使えないように守りの陣形を組んでいくことも重要となります。

香介 自分の大駒をうまく使えるように、相手の大駒は使いづらくなるような駒組みを目指すんだ!

序盤の駒組みのコツ

  • 自分の大駒を使えるように
  • 相手の大駒は使いづらくなるように
最初の1手は何を指す?

【図1-1 将棋の初期配置】

では、将棋の最初の1手はどのような手を指すのが良いでしょうか?大駒は、飛車と角の2枚があるため、これらをうまく働かせるような手を指せばよいのです。たとえば飛車を使うなら▲2六歩、角を使うなら▲7六歩といった手を指せばよいのです。

【図1-2 初手▲2六歩で飛車を使う】

【図1-3 初手▲7六歩で角を使う】

香介 プロの将棋でもほとんど初手はこの2つのどちらかなんだよ!

 

攻めの駒組みのコツ

香介 ここからは攻めの駒組みのコツを解説していくよ!実際に初手から実戦を想定して局面を見てみよう。先手の立場になって一緒に攻め方を考えてみてね! 飛車先の歩を伸ばすのがセオリー

将棋の序盤~中盤にかけての狙いは、飛車を成って龍を作ることになります。まずはそのための駒組みについてみていきましょう。

初手からの指し手 ▲2六歩、△3四歩、▲2五歩(図2-1)

【図2-1 飛車先の歩を突く】

まず、攻めの形を作るには、▲2六歩~▲2五歩と飛車の前にある歩を前に動かしていくのが基本となります。このように飛車の前の歩を動かすことを「飛車先の歩を突く」といいます。

図2-1からの指し手 △4二銀、▲2四歩(図2-2)

【図2-2 歩をぶつける】

さらに飛車先の歩を伸ばし、▲2四歩とします。これでは相手に歩を取られてしまいそうですが良いのでしょうか?

歩美 あれ?これじゃあせっかく前に出した歩が取られちゃいますよ!?
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