日本語とトルコ語が似ている理由と、トルコ語の難しい部分(発音・語源・母音調音)
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2021年3月6日 2023年1月2日
現在南トルコのコンドミニアム生活中の私はトルコ語を真剣に学ぶためにここに来ている。とはいっても、言語を学び始める時、ものすごい疲れを感じるので勢いよくやっているわけではない。
それよりも私はその言語がどこからやってきたのか。とか、他の言語とどのような共通点があるのか。など、歴史などを勉強しながら妄想に耽って勉強するスタイルが好き。
さて、トルコ語を勉強中なので色んなYouTube動画などが、おすすめ動画として表示されてくるので、気になったものを中心に見たりしている。この記事では、トルコ語に興味を持ってほしいという気持ちで、日本語とトルコ語がいかに似ているのか、という部分を説明した後に、私自身がトルコ語の学習で難しいと感じたところ。などについて語っていきたいと思う。①日本語とトルコ語の似ている部分
izmir'de üniversiteye gitmişti.イズミルで 大学へ 行きました日本語における助詞が、ほぼ母音や子音レベルで一致する例。日本語とトルコ語はなんとなく似てると聞いたことがある人も多いかもしれないが、私自身トルコ語の初級をきちんと勉強してみて、トルコに住みながら、こんなに似ているのか。とビックリしている。このように、特に日本語とトルコ語は、助詞の部分で一致することが多い。行ったり 来たり して いますGide gele yapar imiş以下の動画はトルコの日本語学習者、または日本語に興味のある人達のあいだでも反響があったようだ。私もコメントしてみた。https://www.youtube.com/watch?v=3dzlhgRS5kM
②アルタイ諸語という説について
このアルタイ諸語というのは諸説があり、いまだに確実な情報ではないとされているが、チュルク語族(トルコ語、中央アジアの言語、シベリアのサハ語)や、モンゴル語、朝鮮語、日本語が同じ仲間だよね。という概念である。濃いブルーになっているトルコ語は、中央アジアのキルギス語、カザフ語、ウズベク語などと同じ言語系統であり、なんとロシア極東(シベリア)のサハ共和国とも同じ言語なのである。これは意外と知られていない。そもそも現在のトルコ人はモンゴル周辺から来た遊牧民とトルコにもともと住んでいた人たちのミックスと言われているため、ヨーロッパの白人に比べれば、骨レベルでアジア人に近い顔立ちの人も多い。(トルコはヨーロッパ系、中東系、中央アジア系など色々混ざってるので複雑だけどね)
③単語が全く新しいので覚えるのが大変
Similarities Between Turkish and Yakut (Siberian Turkic language)
上でも述べたように、ヒンディー語やロシア語はインド・ヨーロッパ語族の言語なので英語などに近い単語も多く存在するが、トルコ語の場合言語系統が全く他の日本人が学ぶような言語とは違うため、最初から学び始めなければならない単語も多い。そしてアラビア語の語彙も多いが、チュルク語族特有の単語も多いのでそこを覚えるのが大変だと感じている。つまりトルコ語は、語源レベルでサハ語などとも共通している単語もあるため、こんな動画まで作られ、特定の人たちの間でかなり人気があるわけである。何度も言うけど、トルコと中央アジアは比較的近いのでわかるが、サハ語とまで共通しているって驚きだよね。上のサムネイルの顔を見ても彫が深いトルコと、彫が全くないサハ人…。組み合わせが謎過ぎる(笑)④トルコ語の発音が難しく感じる理由
以下の例文をグーグル翻訳で聴いてみてほしい。以外にトルコ語って発音が難しく聞こえないだろうか?izmir'de üniversiteye gitmişti.私が今までトルコ語の発音に抱いていたイメージは、トルコ語押しのブログなどの影響もあってか、日本語といかに似ているか。語順が同じか。というところから入っていったので、発音が思った以上にSIRIの音声認識で認識されない自分に驚いていた。つまりトルコ語の発音は意外と難しい。その理由は、母音の多さである。トルコ語には日本語にない母音が、3つもあり、以下がそれらだ。赤く囲んでいるところ以外は、あいうえお。の要領で、伸ばすか、伸ばさないか。で大体が再現できるのだけれども、赤く囲んだ3つの音は、韓国語や、中国語、フランス語にある音で、日本人の舌と耳には身近な音ではない。この音がトルコ語には思った以上に多く、それがトルコ語の発音が難しく聞こえる原因である。対して日本語というのは、あいうえお。しかない。それに3つも不思議な音が毎回出てきたらやはり戸惑うだろう。また子音において、これはモンゴル語などにもみられる現象なのだけど、トルコ語の、「var」の、「r」の音は、単語の最後にくると、「ʃ」=sh のような音になる。つまり、ヴァルではなく、ヴァシュ。となる。けど、日本語で書かれているトルコ語の参考書にはこういう紛らわしいことを書くと、つじつまが合わなくなる可能性があるのか、日本語表記もヴァルとなっている。とはいっても、ヴァルと言っても通じるし、トルコでも人によって、ルかシュかまた他のバリエーションもある。と英語圏ではトルコ人が答えていた。例えば、「var mı?」=あるの?という部分の発音が、ワルム、ヴァルム、マルムなど、三種類の音で聞こえることが分かった。https://tr.forvo.com/word/var/#trどんな言語にもこういう現象はあるが、トルコ語の r から、sh のような音に変わるのは、最初は慣れないと思うし、なんでだろう?と思って進まない可能性もあるので、しっかり覚えるべき。⑤膠着語の意味を知ることも重要
よく、日本語とトルコ語は膠着語だから似てるんだよ。と聞いたことはないだろうか。けど、この膠着語。私自身も文章では書けても、いざレッスンで説明できていないことに気づいた。膠着語というのは、つまり、てにをは。などをつける事以外にも、~らせる、~したい。など、単語の後に色々つけることで色んな意味になるよ~というイメージ。日本人からすればこれが普通だけれども、多くの国がインド・ヨーロッパ語族の言語なのでそちら側からしたら、日本語やトルコ語は難しく感じてしまうということだ。これは、上にも書いたアルタイ諸語や、ウラル語族(エストニア語、フィンランド語など)などに特有なもの。また面白いことに、これら膠着語を話す国々はやはり欧米に比べて平べったい顔の人たちが多いのである。これは本当に偶然だろうか。と、ノマドをしていて思う。https://www.youtube.com/watch?v=x9-e_3GHrzw⑥母音調音
母音調音はトルコ語特有のものではなく、モンゴル語や中央アジアの言語にもある。これは英語で、vowel harmony(母音ハーモニー)と言い、つまり母音(日本語で言えば、あいうえお)を同じもの、または同じグループのものに合わせる感覚。初めての概念だったので私はすぐ覚えられなかった(頭にスッとはいっていかなかった)が、色々なトルコ語のフレーズを見ることで、すぐに覚えられるので心配の必要はなし。以下、それぞれの単語の母音によって、複数を表す接尾辞が変わるという事。トルコ語では、単語の最後に「lar / ler」などをつけて複数形を表すが、このどちらか?という基準は、単語の中にある母音によって決まる。①kitaplar②kalemler③evler④anahtarlarつまり調音=ハーモニー=調和させるということ。そんなに難しいことではなく慣れなだけってやつ。参照https://www.youtube.com/watch?v=srqaWXubd2whttps://en.wikipedia.org/wiki/Vowel_harmony
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