【レビュー】KURE「CHAIN LUB DRY」
【レビュー】KURE「CHAIN LUB DRY」 2017 9/13 チェーンオイル KURE 2017年9月13日2020年4月3日 8193viewこの記事は約 5分で読めます。
評価:4
KUREのドライチェーンルブ。「Made for spped」という自転車専用シリーズの製品です。
目次購入動機
スチールバイクを組んでもらったショップで薦められて購入。元々はショップのオリジナル配合のドライルブを実験として塗ってもらっていたのですが、互換性があるドライルブとして指定されたのがコレだったというわけです。
私はウェットルブ党。ロングライドがメインという事で、耐久性を重視してのことです。ドライルブは、自転車を始めた10年ほど前に使ったのが最初で最後です。ここ数年のチェーンルブ遍歴は……
・Vipro’s De Muon ・化研産業 ナスカルブ ・AZ Blc-004と言った具合。どれも耐久性に不満はなかったのですが、いかんせんウェットオイルは汚れるのが難点でした。
そして、本製品はドライルブ。ドライルブと言えば、「汚れにくいが、油膜切れが早い」と言うのが私のイメージでした。長い距離を走るブルベとは相性が良いとはいえません。
物は試しということで、使ってみることにしました。
製品概要
内容量は130ml。水置換性があり、チェーン洗浄後すぐに挿すことが可能です。
成分は以下。
・潤滑セラミックス ・PTFE ・エステル化学合成油 ・防錆剤 ・石油系溶剤使用感
宗谷岬600kmブルベで使用しました。ブルベでは、現地移動の前日に注油をしています。
注油本製品は使用前に撹拌をする必要があります。念入りにボトルを振って、中の撹拌球でルブの内容物を混ぜ合わせます。
チェーンの1コマ1コマに注油します。かなりサラサラのオイルで、相当量が下に流れます。ウェスなどでチェーンの下を押さえてやる必要があるでしょう。もう少し少量ずつ出る容器に変えても良い気がします。
しばらくすると乾いて粘度が上がります。10分ほどしたら余計な油分を拭き取って、完成。
静粛性ほぼ無音になるウェット系オイルと比べると音はありますが、なかなか静かです。
走行抵抗特別軽さを感じるわけではないですが、悪くはありません。
あわせて読みたい チェーンルブ ドライ|Made For Speedシリーズ~自転車専用メンテナンスラインアップ~ “Made For Speed”チェーンルブ ドライは抜群の浸透力によりチェーン細部まで浸透し、すぐれた潤滑効果が持続するドライタイプのチェーン用潤滑剤。一応公式によると、走行抵抗の少なさも売りとのこと。
汚れにくさウェットルブばかり使っていた私からすると、「綺麗な状態が長く持続する」と言う感想です。
この写真は、
・600kmブルベを走行 ・チェーン清掃後 ・注油 ・晴天下で100kmほど走行までを行った後の状態。完全に汚れが付いていないわけではないですが、私的には満足です。走行後に軽くウェスで吹いてやれば、綺麗な状態を長持ちさせることが可能です。
チェーンのみならず、ホイールやフレームがほとんど汚れないのも個人的にはポイント高し。
耐久性ロングライドにおいて一番重要なのが耐久性です。600kmブルベへの投入は少々酷かと思ったのですが、使ってみました。
結果としては、最後まで潤滑は持続。油膜切れによる音鳴りや、リンク部が不自然に輝く状態(リンク表面が削れている)は起こりませんでした。最初の10kmほどが小雨で後は晴れていたのでコンディションは良かったのですが、ドライルブでこれだけの距離を注油なしで乗り切れたのは驚きました。
雨への耐久性は不明です。ただ、本製品を使う前に塗られていたショップオリジナルの謎ドライルブも300km雨の中を走ったら油膜切れを起こしていたので、本製品も近い性能なのではと推測しています(あくまで推測です)。
私は、雨の中を走る前提なら念のためウェットルブを選びます。実際、KUREからも本製品とは別にセミウェットルブがラインナップされており、雨にはこちらの方がオススメであると書かれています。
まとめ
晴天条件下では耐久性の高いドライルブ。汚れの付きにくさも中々のもの。久々のドライルブでしたが、中々気に入っています。
雨天走行時の油膜の持ちについては未知数なので、そのうち追加レポートをしたいと思います。その際には、念のため予備のチェーンオイルを持参して走ることになると思いますが……。
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追記(2017年10月2日)
600kmブルベをもう1本走り終えての結果を記載します。
このオイルで2度目の600㎞ブルベを走ってきました。
気象条件としては、スタートから50km程度は雨で、その後は50㎞ほど路面がウェット、以降の500㎞はドライ路面でした。
残念ながら500㎞を過ぎたあたりから、チェーンからシャリシャリと言う若干の音鳴りが発生。チェーンを触ってみると油膜はかろうじて残っているようですが、理想的な状態では無かったと思います。結局、その後の100㎞もそのまま走り切りました。
宗谷岬600でも、雨→ドライと言う条件ではありましたが、今回は雨の時間が長かったので耐久性が落ちたようですね。600㎞ブルベともなると、もう少し長い時間雨に降られることもありますし、ちょっとレギュラーにするには心もとなさそうです。
汚れにくいオイルなので普段はこれで行こうと思っています。ただ、ドライルブは持ち歩きが厳しそうなので、600㎞以上のブルベの場合にはもう少し持ちの良いウェットルブを使おうと思います。
評価
対象モデル: KURE「CHAIN LUB DRY」 年式: 2017年 定価: 1362円(税込) 購入価格: 1300円(税込)
価格への満足度 6/10AZと比べると割高に感じますが、普通でしょう。
総合評価 8/10高耐久なドライルブ。
著者情報
年齢: 33歳 (執筆時) 身長: 176cm / 体重: 82kg 自転車歴: 2009年~ 年間走行距離: 10000~15000km ライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤 普段乗る自転車: QUARK ロードバイク(スチール), GIANT ESCAPE RX(アルミ) 私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)
# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。 # 掲載項目は、road.ccを参考にさせて頂きました。
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