実は「国引き神話」からも読み取れる…弥生時代の【出雲】が繁栄を誇った"地政学的"要因とは
実は「国引き神話」からも読み取れる…弥生時代の【出雲】が繁栄を誇った"地政学的"要因とは

実は「国引き神話」からも読み取れる…弥生時代の【出雲】が繁栄を誇った"地政学的"要因とは

実は「国引き神話」からも読み取れる…弥生時代の【出雲】が繁栄を誇った"地政学的"要因とは 瀧音 能之 : 駒澤大学名誉教授 2025/09/22 12:00 著者フォロー フォローした著者の最新記事が公開されると、メールでお知らせします。 無料会員登録はこちら ログインはこちら ブックマーク

記事をマイページに保存 できます。 無料会員登録はこちら ログインはこちら

印刷

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

ログインはこちら

拡大 縮小 古代日本で出雲が繁栄を遂げた理由を解説します(写真:kazukiatuko/PIXTA) 今年1月の統計で推計人口が64万人を割り込み、47都道府県で2番目に人口の少ない県となっている島根県ですが、古代史を専門とする駒澤大学名誉教授の瀧音能之氏によれば、実は弥生時代の出雲は日本有数の勢力を誇る地域だったといいます。 現代の私たちには「神話の国」としてのイメージが強い出雲地方が、どのようにして文化的・経済的な繁栄を誇るに至ったのか。一般にはあまり知られていない背景について、瀧音氏の著書『発掘された日本神話 最新考古学が解き明かす古事記と日本書紀』から一部を抜粋・編集する形で解説します。

縄文時代以降に急拡大した平野

弥生時代に出雲がなぜ日本有数の勢力を持つようになったのか。その起源を見てみよう。

もともと島だった島根半島は縄文時代以降、三瓶山の度重なる噴火による噴出物や土石流によって本州と島の間に土砂が堆積し、陸続きになった。縄文時代後期以降、それまで湾だった宍道湖一帯は徐々に平野化していった。

人々が暮らしやすい微高地と稲作に適した低湿地を兼ね備え、さらに北からの風を島根半島が遮ることで風水害が少ない。出雲は人々が暮らすのに理想的な風土を持った地となったのである。

→次ページ『出雲国風土記』による島根半島の由来 1 2 3 4 → 関連記事 特集一覧 新着あり 新着あり 特集一覧はこちら トピックボードAD
有料会員限定記事 新型RAV4が拓くトヨタ次世代車の意外な稼ぎ方 SDVって何? 「車のスマホ化」が壊す100年の常識 予算編成混乱で国会審議の空洞化露呈、改革急務 米VCのトップが予測!26年注目の「4つの成長分野」 コーエーテクモ「独特すぎる人材戦略」の中身 大前研一「日本企業は中国市場に食らいつけ」 キャリア・教育の人気記事
  • 「睡眠3時間」猛勉強より"学べる人"になる方法
  • 秀長が5人の師から盗んだ"弱者"の生存戦略の妙
  • 試験開始2分でわかる「受かる子」と「落ちる子」の差
  • 「問い方」を変えると子どもは自分から動き出す
  • 約2万人の学生が投票した「就職人気ランキング」
  • 定年後の給与激減は古い?正当評価を掴む突破口
📎📎📎📎📎📎📎📎📎📎