「イラン戦争の代償」…米国、開戦100時間で5800億円消費!大半が“未計上”
「イラン戦争の代償」…米国、開戦100時間で5800億円消費!大半が“未計上”織田昌大 2026.03.10 アクセス 102
出典:AFP通信アメリカが先月28日にイランへの攻撃を開始して以来、最初の100時間で使用した費用が37億ドル(約5,800億円)に達したとの分析が示された。
アメリカのシンクタンクである戦略国際問題研究所(CSIS)は5日(現地時間)、「アメリカは開戦から100時間以内に約37億1,000万ドル、1日あたり約8億9,140万ドル(約1,400億円)を使用したと推定される」とし、「このうち一部はすでに予算に反映されているものの、ほとんど(約35億ドル/約5,400億円)はまだ予算に計上されていない」と明らかにした。
CSISによると、費用の内訳は運用・支援費が1億9,630万ドル(約311億円)、弾薬費用が31億ドル(約4,910億円)、戦闘損失およびインフラ損傷が3億5,900万ドル(約568億8,000万円)とそれぞれ算出された。このうち、すでに予算に反映されているのは運用・支援費のうち1億7,810万ドル(約282億円)のみだという。
アメリカの対イラン軍事作戦に投入された運用・支援費は、米議会予算局(CBO)が各部隊の平時の運用費を基準に算出した推定値をもとに、実際の作戦状況を考慮して平時より約10%増加したと仮定して試算された。CSISは「アメリカの戦略資産が比較的低コストの弾薬へ移行し、イランによる無人機やミサイルの発射が急減すれば、今後の費用は減少する可能性がある」としながらも、「今後必要となる費用は作戦の強度やイラン側の報復攻撃の実効性によって大きく左右されるだろう」と指摘した。
さらにCSISは「ドナルド・トランプ政権は戦争費用を賄うため、予算調整法案の処理や補正予算などを議会に要請する可能性がある」とし、「どのような方法で資金を調達するにせよ、戦争費用の問題は戦争に反対する勢力の主要な攻撃材料になるだろう」との見方を示した。