円筒分水探検隊
円筒分水探検隊

円筒分水探検隊

赤城山に向かう4号線沿いのかわいい円筒分水

2024年の補修後

 

補修前

 

小さくかわいい円筒分水。春には花でお化粧されたりと地域に大切にされています。2024年には予算がついて用水と共に補修されました。

 

赤城山ろくは火山性の土壌で保水力がなく、水の確保には昔から苦労していました。

赤城南麓の旧富士見村(現前橋市富士見)も例外でなく、赤城大沼からの長年の苦労を経て1957年(昭和32年)に用水とこの第一円筒分水工及び第ニ円筒分水工が完成しました。

補修後

 

補修前

 

水源は赤城大沼からの用水と赤城白川です。

 

サイフォン式に円筒分水下に落とし込まれる水は直前で赤城大沼用水発電所で発電にも使われます。(2018年(平成30年)5月運用開始)

そして1:1:4に3分割された水の4は下流700mのところの第二円筒分水工へ

歴史

赤城大沼用水は、前橋市旧富士見村地域の恒常的な水不足の解決策として、船津伝次平が明治初期に赤城大沼からの引水を考えました。その後、木村與作が建設運動を起こし、椛沢政吉らが建設計画を立てて、ようやく昭和16年に工事着工となりました。しかし、戦時中の資材不足とトンネルの難しさて工事は進まず、戦後も苦労が続く中、椛沢政吉は昭和26年に亡くなります。その後を須田惇一が継ぎ1957年(昭和32年)にようやく完成しました。工事着工から16年、木村與作の建設運動から84年を要した悲願の達成でした。

現在の水路は、上流部のトンネル区間約2.2キロメートルを昭和63年から平成10年にかけて大規模に改修しました。しかし開水路区間約9キロメートルは未着手で工事が進められています。

ちなみに上記の船津伝次平は、群馬県が誇る「上毛かるた」の「ろ」の船津さんです。

富士見の歴史や文化を扱った『富士見かるた』でも「め」の札で紹介されています。

データ名称:赤城大沼用水 第一円筒分水工住所:群馬県前橋市富士見村方式:全周溢流式水源:赤城大沼用水+赤城白川用水:3方向、1:1:4(4が第二円筒分水工へ)竣工:1957年(昭和32年)管理:赤城大沼用水土地改良区 県中部農業事務所農村整備課

リンク:

www.pref.gunma.jp

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