N-VANのがっかりなところ 実際に乗り始めて分かったことも
N-VANのがっかりなところ 実際に乗り始めて分かったことも

N-VANのがっかりなところ 実際に乗り始めて分かったことも

平日は奥さんが通勤で使い、週末は夫婦で車中泊旅行に出かけるために、N-VANを購入しました。

早速、快適な車中泊を目指して、いろいろ妄想しています。

 

そんなN-VANですが、夫婦のライフスタイルに100%マッチした車というわけではありません。

「ここがこうだったら、もっと良かったのに~」という、がっかりなところもたくさんあります。

これらのがっかりポイントの大半は試乗した際に把握していたので、承知の上でN-VANを購入しています。

 

ただ実際に購入してから、分かったがっかりポイントもありましたので、今回はN-VANのがっかりポイントについて書いてみたいと思います。

目次
  1. 運転席の座面が硬めで、がっかり
  2. 助手席側のシートに、がっかり
    1. 前後にスライドしない
    2. リクライニングの角度が浅い
    3. 座面と背もたれが平らなので、安定しない
  3. 後部座席はもっと、がっかり
  4. Honda SENSINGに、がっかり
    1. アダプティブクルーズコントロール(ACC)
    2. 車線維持支援システム(LKAS)
    3. オートハイビーム
  5. 車中泊するなら荷室長がちょっと足りなくて、がっかり
  6. 意外と小物を収納する場所がなくて、がっかり
  7. ポップアップウィンドウで、がっかり
  8. 天井の雪を落とすのが大変でがっかり
  9. 初回車検が2年後でがっかり
  10. トラック用スタッドレスタイヤが必要でがっかり
  11. 軽自動車なのに価格が高くてがっかり
  12. 助手席側のドアが重くてがっかり
  13. 荷室が広く暖房/冷房が効きづらくて、がっかり
  14. ナビ装着スペシャルパッケージで、がっかり
  15. まとめ

運転席の座面が硬めで、がっかり

N-BOXをベースに作られたN-VANなので、運転席側のシートはN-BOXと同様なのだと思っている方もいるかもしれません。

でもN-VANの運転席側のシートも、N-BOXとは異なります。

実際にN-BOXのシートと座り比べてみるとよく分かるのですが、明らかにN-VANのシートの方が、硬めに仕上げられており、夫婦にとっては、がっかりなシートとなっています。

 

商用車であるN-VANは、配達での乗り降りのしやすさを優先して、座面を少し硬めに仕上げているのだと思います。

 

でも夫婦は配達にN-VANを使うわけではないので、硬めのシートである必要はありません。

短時間の試乗では気付きませんでしたが、納車後に長時間連続で運転したときは、だんだんお尻が痛くなってきました。

 

これまで他の車を運転していて、お尻が痛くなることはなかったので、やはり一般的な車に比べると、座面が硬く仕上げられているのだと思います。

 

とはいえ、夫婦とっては許容範囲内で、どうしても我慢できないようならシートクッションを敷けばいいかな~と考えています。

 

長時間の運転でお尻が痛くなった経験がある方は、N-VANの運転席側のシートの座面の硬さが許容範囲内か要チェックだと思います。

助手席側のシートに、がっかり

N-VANは、助手席を床下に収納することによって、助手席部分も含めて、完全にフラットな床面を実現しています。

そのため、助手席側のシートが犠牲になっているところがあります。

前後にスライドしない

そのため助手席のシートが、がっかりな作りになっています。

具体的には、N-VANの助手席は前後にスライドさせることができません。

身長170cmの私が助手席に座ると、こんな感じです。

普通に助手席に深く座っていれば、ひざが当たることはありませんが、それほど余裕がある状態でもありません。

長時間座っていると疲れてくるので、いろいろ姿勢を変えたくなってくるものですが、ひざを組んだり、浅く座ったりすることはできないため、やっぱり窮屈さは感じます。

 

身長155cmの奥さんが助手席に座るとこんな感じです。

私よりは余裕がありそうに見えますが、奥さん曰く、「我慢できなくないが、やっぱり窮屈」ということでした。

N-VANの購入を考えている方は、助手席に座ることの多い人に実際に座ってもらい、我慢できそうかどうかの確認は必須だと思います。

リクライニングの角度が浅い

また助手席側のシートは、リクライニングはしますが、運転席側ほどは倒れません。

MAXまでリクライニングさせた状態が、以下の写真です。

 

車中泊旅行では、移動中に眠気を感じて運転を交代し、助手席で仮眠することもあります。

したがって助手席で仮眠できないと困るのですが、N-VANの場合は、リクライニングの角度が限られています。

夫婦はぎりぎり許容範囲と判断したのですが、同じような使い方を考えられている方は、要チェックだと思います。

座面と背もたれが平らなので、安定しない

助手席側のシートは、床下に収納する関係から、運転席とは大きく異なり、座面や背もたれが平らな作りになっています。

そのため助手席に座っていると、思った以上に体が前後左右に振られます。

 

写真のように座面は、ほぼまっ平なので、強めにブレーキを踏んだ時は、お尻が前に滑り出します。

また背もたれも、ほぼまっ平なので、ちょっときついカーブを曲がるときは、大きく体が左右に振られます。

 

急ブレーキを避け、きついカーブでは十分に減速して走っていれば、問題ないレベルですが、助手席に座る機会が多い人が、車酔いしやすい人だと大変かもしれません。

このあたりも購入後に後悔しないためにも、事前に許容範囲か要チェックだと思います。

後部座席はもっと、がっかり

N-VANの後部座席は、もっとがっかりな感じです。

間違ってもN-VANで家族4人で出掛けようとは思わない方が良いと思います。

 

後部座席は、前後にスライドしないだけでなく、リクライニングもしません。また前席とのスペースも狭く、私が座ると身動きができない感じがします。

また助手席以上に座面や背もたれが薄いので、長時間座っているのは苦痛です。

したがって、後部座席は急に人を乗せなければならなくなった時のための緊急用シートと考えるようにしています。

 

家族で出かける機会の多い人は、セカンドカーとしての購入でもない限り、N-VANは選ばない方が良いと思います。

Honda SENSINGに、がっかり

Honda SENSINGとは、安全運転支援システムのことをいい、N-VANでは全てのグレードで標準装備となっています。

Honda SENSINGの内容は、以下のとおりです。

  • 衝突軽減ブレーキ
  • 誤発進抑制機能
  • 歩行者事故低減ステアリング
  • 路外逸脱抑制機能
  • 後方誤発進抑制機能
  • 標識識別機能
  • 先行車発信お知らせ機能
  • アダプティブクルーズコントロール(ACC)
  • 車線維持支援システム(LKAS)
  • オートハイビーム

このうち上の5つは事故が起こりそうになった時に機能する万が一の備えであり、普段積極的に利用する機能ではありません。

一方でアダプティブクルーズコントロール(ACC)、車線維持支援システム(LKAS)、オートハイビームについては、便利な機能なので通常走行時でも積極的に利用できる運転支援機能です。

アダプティブクルーズコントロール(ACC)

アダプティブクルーズコントロール(ACC)は、先行車を設定した速度で追従する運転支援機能で、ACCを設定すると先行車と一定の距離を保ちながら自動走行してくれ、アクセル操作やブレーキ操作を行う必要がなくなる便利機能です。

 

夫婦は初めてACCが付いた車に乗ったのですが、思いのほか便利に使えており、非常に満足しています。

 

でもN-VANの搭載されているACCには、渋滞追従機能は付いておらず、車速が30km以下になると、ACCが解除されてしまいます。

したがって、頻繁に信号で引っかかる道では、解除されるたびACCを設定しなければならず、実質的にACCは使えません。

 

現状だと渋滞追従機能付きのACCが搭載されているのは、ホンダの中でも上位車種だけなので、商用車であるN-VANに付かなかったことは、仕方ないことなのですが、使える便利機能なだけに、残念でなりません。

車線維持支援システム(LKAS)

車線維持支援システム(LKAS)とは、道路上の車線をカメラで読み取り、読み取った車線を外れないようにハンドル操作を支援してくれる機能のことをいいます。

このLKASなのですが、一般道では、ほとんど使えなくて、少しがっかりしています。

 

なぜ一般道では、使えないかというと、一般道では車線が消えかかっているところや急カーブで車線が読み取れないところが予想以上に多く、頻繁にLKASが解除されてしまうからです。

高速道路ならメンテナンスが行き届いており、車線が消えかかっていてところは皆無だと思いますし、車線が読み取れないほどの急カーブはないと思います。

しかしながら一般道では思いのほか、車線が消えかかっているところや急カーブが多く、LKASは十分には機能しません。

 

またN-VANの搭載されたLKASは車速が65km以上の時にしか機能しませんので、基本的に高速道路でしか使えず、がっかりに思います。

オートハイビーム

N-VANは、搭載されたカメラで先行車や対向車に有無を確認して、ハイビームとロービームを自動で切り替えるオートハイビームの機能が付いています。

夫婦が住んでいるのは田舎なので、街灯が少なく暗い道路が多いことから、このオートハイビーム機能は、便利に使っています。

 

先行車や対向車の認識については、あと0.5秒くらい早ければ文句のないところなのですが、基本的に実用に耐えられるレベルだと思います。

 

ただテールランプが薄暗い車が先行車の時は、先行車を認識せず、ロービームに切り替わらないこともあることから、カメラの認識能力については、少しがっかりなところもあります。

車中泊するなら荷室長がちょっと足りなくて、がっかり

N-VANは、助手席を床下に収納することによって、260cmもの荷室長が確保できるので、一人車中泊旅行なら、寝床に困ることはありません。

でも夫婦二人で車中泊する場合は、工夫が必要です。

なぜならば、運転席側の荷室長が、カタログ値で151cm、運転席を一番前までスライドさせた実測値でも163cm程度しかないからです。

購入を決める前にも、身長155cmの奥さんに運転席側に横になってもらって、眠れそうか確認してもらったのですが、眠れなくはなさそうだが、やはりちょっと窮屈ということでした。

 

奥さんの身長を基準に考えれば、あと5cm、運転席側の荷室長が確保されていれば、いうことはなかったので、ちょっとがっかりなところだと思っています。

意外と小物を収納する場所がなくて、がっかり

N-VANは商用車であり、段ボール箱であれば、71個も積み込むことができる収納力を備えています。

ところが、車に常時備え置いておきたい小物を収納する場所が、意外と見つかりません。

 

N-VANには、グローブボックスがありません。グローブボックスがあるべきところは、むき出しの単なる棚になっています。

旧車のグローブボックスには、車検証の他、ガソリンカードや買い物用のエコバッグ、CDケースやウエットティッシュなどが常時入っていました。

ところがN-VANでは、グローブボックスがないため、これらを収納しておく適当なところを探さなくてはなりません。

 

車検証は、運転席の背面にポケットがあるので、そこに収納するとして、その他の小物たちは、完全に行き場を失っています。

 

運転席下にちょっとしたスペースがあるので、ここに小箱を置くなどすれば、解決しそうですが、グローブボックスはやっぱり欲しかったので、少しがっかりしています。

ポップアップウィンドウで、がっかり

N-VANの後席の窓は、ポップアップウィンドウになっており、上下には開かない今どきの車では見かけない珍しい窓になっています。

 

冬場は窓を開ける機会も少なく、不便さを感じることはありません。

でも夏場に炎天下に駐車して戻った時は、すべての窓を全開にして、車内の空気を一気に入れ替えたいものですが、運転席からは前席の窓しか操作できないことから、夏場は不便さを感じると思います。

 

また車中泊するときは、荷室で過ごすことになりますので、車内が蒸し暑い時や携帯コンロを使う時は、後席の窓を開きたくなるものですが、外側に少し押し開けることしかできないポップアップウィンドウでうまく換気できるか不安です。

 

手動でもいいので、上下に開く窓にしてもらった方が使い勝手は良かったと思いますので、この点もがっかりポイントです。

天井の雪を落とすのが大変でがっかり

夫婦が購入したN-VAN +STYLE FUNはハイルーフになっており、車高は200cmもあります。

車中泊するときは、利用できる車内空間がたくさんあるので、うれしいのですが、天井が高いがために降雪があった後に、天井の雪を下すのに苦労します。

 

 

よく軽バンの屋根の雪を下さずに走っている車を見て、なぜ雪を下さないのだろうと不思議に思っていたのですが、N-VANを購入して分かりました。

 

今後は、踏み台などを用意して雪下ろしをすることが必要です。

 

雪下ろしのことを考えると、天井が高くて、ちょっとがっかりです。

初回車検が2年後でがっかり

N-VANは貨物車扱いなので、4ナンバーとなります。

普通貨物車だと毎年車検になるのですが、N-VANは軽貨物車なので2年ごとの車検となり、乗用車と同じです。

ただし初回車検のみ、乗用車と異なり、1年短くなってしまいます。

乗用車は初回車検は3年後になるのですが、軽貨物車は初回車検も2年後になります。

短いのは初回だけなので、あきらめるしかありませんが、少しがっかりです。

トラック用スタッドレスタイヤが必要でがっかり

上述のとおりN-VANは軽貨物車扱いなので、タイヤもトラック用のタイヤを履かないと車検には通りません。

雪の降る夫婦が住む地域は、冬場はスタッドレスタイヤが必須なのですが、意外とトラック用のスタッドレスタイヤの選択肢が少なく、がっかりです。

 

またトラック用タイヤは、毎日配達等で長距離を走ることを前提に設計されているため、耐久性を重視している製品が多く、乗用のスタッドレスタイヤよりも、氷上ブレーキ性能は劣る製品が多いようです。

そのため降雪時は、いつも以上に気を付けて運転しなければなりません。

軽自動車なのに価格が高くてがっかり

夫婦が住んでいる地域は、積雪がありますので、4WDは必須です。

また初めての軽自動車だったため、ストレスを感じることがないようにターボエンジンを搭載したモデルを選びました。

その結果、車両本体価格は、なんと180万円を超えることになりました。

 

この金額は、ハイブリット車ならアクア、ミニバンならシエンタやフリードが買える金額で、軽自動車としては非常に高額です。

 

金額に十分見合う機能が搭載された車だと思って購入を決断しましたが、金額面だけ捉えると、がっかりな車だと思います。

助手席側のドアが重くてがっかり

助手席側はピラーレスになっており、前席のドアと後席のスライドドアを開けると、大開口となります。

そのため、助手席側のドアは重くなっており、奥さんの力では開け閉めに苦労するようで、しばしば半ドアになってしまいます。

 

大きな荷物を載せるときは便利な大開口ですが、夫婦がN-VANに大きな荷物を載せる予定はありませんので、ピラーレスである必要はありません。

むしろ助手席のドアが重くて、奥さんが開閉に苦労するので、ちょっとがっかりポイントになっています。

荷室が広く暖房/冷房が効きづらくて、がっかり

荷室空間が広いので、今の時期は冷え込んだ車内が温まるまで、それなりの時間が必要です。

車中泊することを考えれば、荷室空間が広いことはうれしいことなのですが、暖房や冷房の効きが悪くなるのは、ちょっとがっかりポイントです。

 

オプションで前席と荷室を区切る以下のようなセパレートカーテンも販売されています。

 

夏場に冷房の効きが悪くて我慢できないようなら、これを買って設置しようと思います。

ナビ装着スペシャルパッケージで、がっかり

ホンダ車は初めて購入するので、そんなことがあるのかと驚いたのですが、N-VANの場合、メーカーオプションのナビ装着スペシャルパッケージを選んでおかないと、後々、社外ナビを取り付けようとしたときに、大変苦労することになるようです。

 

夫婦もはじめは、価格を抑えたかったこともあり、ナビを付けない予定で、ナビ装着スペシャルパッケージは不要と考えていました。

そしてもしナビがなくて不便なようなら、後々付ければ良いと考えていました。

ところがよく調べてみると、ナビ装着スペシャルパッケージを選択しておかないと、車速パルスなど必要な配線が装着口周りに来ておらず、後々ナビを取り付けようと思っても、相当苦労することが分かって、慌ててナビ装着スペシャルパッケージ(約4万円)を付けるように変更したのでした。

 

またナビ装着スペシャルパッケージを選ぶと、もともと付いているUSBオーディオが取り外されてオーディオレス車として納車されてしまいます。

不便なら購入しようと思っていたナビなのですが、音楽が聴けないのはさすがに困るので、結局購入時に社外ナビ(取付用配線等も含めて約6万円)を取り付けることにしたのでした。

 

このように購入時にナビを取り付けるか否かの選択を強いる車で、かつ後での変更が非常に困難になる車なので、同じように考えている人にとっても、かなりがっかりポイントだと思います。

まとめ

N-VANのがっかりポイントを思いつく限り書き出してみたのですが、気に入って購入したはずなのに意外とたくさんありますね(笑)。

 

でも夫婦は、これらのデメリットはあるものの、これを上回るメリットがあると思ったから、N-VANを購入したのであって、購入した後も一切後悔していません。

 

軽自動車の規格は厳しく定められており、工夫する余地が少ない中、N-VANは思い切って捨てるところは捨てて、出来上がった車だと思います。

したがって、使い手を選んでしまう部分があるのは、仕方ないことなのかもしれません。

 

夫婦にとっては、大枚をはたいて購入したN-VANです。これからはこのN-VANで、車中泊旅行を楽しみたいと思います。

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