ステーの種類と使い方、取り付け方法とは?まとめ
ステーの種類と使い方、取り付け方法とは?まとめ 2022 4/07 金物 2021年12月14日2022年4月7日家具や建具など扉や蓋などには ”丁番” と呼ばれる金物を使用する事により、開閉動作を行うことが出来ます。
しかし、上下方向に開閉する扉や蓋の場合、開けた状態の保持・閉じる際の補助・開き角度の調整を行うには、”ステー” と呼ばれる金物を併用する必要があります。
ステーには様々な種類があり、それぞれ使い方や取り付け方法が異なります。
実例を元に、ステーの種類・使い方・取り付け方法について説明します。
目次ステーとは?
上蓋用ステー
上開き用ステー
”ステー(stay)” とは、主に上下方向に開閉する扉や蓋の開けた状態の保持・閉じる際の補助・開き角度の調整を行うための支えとなる金物になります。
折り畳み式ステー
伸縮式ステー
アームスライド式ステー
ダンパーステー
ステーは構造や機能によって様々な種類があり、折り畳み式ステー、伸縮式ステー、アームがスライドするステー、扉や蓋をゆっくり開閉するダンパーステー、扉の開きを任意の位置で止める事が出来るトルクステーなどがあります。
扉(前蓋)を手前に開く(下開き)
扉を上方向に開く(上開き)
扉(上蓋)を上に開く
ステーは、扉や蓋の開き方によって、使用出来る種類が異なります。
扉や蓋の開き方は、主に下開き(前蓋・まえぶた)・上開き・上蓋(うわぶた) があり、それぞれの開き方に合わせて専用のステーを使用する必要ががあります。
下開き(前蓋)用ステー
扉閉時(扉を手前に開く箱)
扉(前蓋)を手前に開く(下開き)
扉(前蓋)が90°開いた状態を保持
扉(前蓋)を開時90°に保持する
下開き(前蓋)用ステーとは、戸棚やライティングテーブルなど扉(前蓋)が閉まった状態から前方に開く(下開き)際に、扉が90°以上開かない様保持するステーになります。
前蓋用ステー(折り畳みタイプ・右用)
折り畳みタイプ(右用)の取付例
前蓋用ステー(丸棒タイプ・左右兼用)
丸棒タイプ使用例
LAMPソフトダウンステー・部品名称
ソフトダウンステー取付例
下開き(前蓋)用ステーには、前蓋用ステー(折り畳みタイプ)・前蓋用ステー(丸棒タイプ)・機能付きステー(ソフトダウンステーなど)があり、側板内側と扉内側にビス止めして取り付けます。
扉が全開の場合、アーム同士も全開
アームが折り畳まれていく
前蓋用ステー(折り畳みタイプ)は、扉が90°開いた時(扉が全開)にアーム同士が全開の状態になり、扉が閉じていくと鋲を支点に側板取付側アームと扉取付側アームが徐々に折り畳まれていきます。
側板・扉取付ベースの取付位置によっては、扉の開閉が不可能になったり扉を支える強度が弱まってしまう場合があり、注意が必要です。
扉全開時ストッパナットにより扉保持
アームガイドが回転・アームがスライドし閉じる
前蓋用ステー(丸棒タイプ)は、扉が90°開いた時(扉が全開)にアームに付属しているストッパナットがアームガイドに突き当たって扉を保持します。
扉を閉じていくとアームガイドが回転しながら、アームがアームガイドの中をスライドし、全閉します。
側板・扉取付ベースの取付位置によっては、扉の開閉が不可能になったり扉を支える強度が弱まってしまう場合があり、注意が必要です。
ゆっくりと開いていく
扉が90°開く
機能付きステー(ソフトダウンステー)は、扉をある程度手動で開くと、後は自動にゆっくりと90°まで開いていきます。(ソフトダウン機能)
取付は仕様書にしたがって位置決めし、ビス止め・固定します。
下開き(前蓋)用ステーに関しては、下開き(前蓋)用ステーの種類と取り付け方法とは? の記事で詳しく説明しています。
あわせて読みたい 下開き(前蓋)用ステーの種類と取り付け方法とは? 家具や建具の開閉部には、丁番が使われますが、扉の開閉方向によっては、扉を保持する支えが必要になる場合があります。 そのような場合に扉などを支えるのが、 ”ステ...上開き用ステー
扉閉時(扉が上方向に開く箱)
扉を上方向に開く
扉が開いた状態を保持する
扉が閉じないように支える
上開き用ステーとは、前扉が下方から上方向に開く扉(キッチンの吊戸棚の扉など)に用いられ、扉が開いた状態を保持するステーになります。
伸縮式ステー・全開ストップタイプ
伸縮式ステー・全開ストップタイプ使用例
伸縮式ステー・多段階ロックタイプ
伸縮式ステー・多段階ロックタイプ使用例
LAMPソフトダウンステー・部品名称
ソフトダウンステー取付例
上開き用ステーには、伸縮式ステー・機能付きステー(ソフトダウンステーなど)があり、ステーの両端部をそれぞれ扉内側と側板内側に取り付けて使用します。
扉が閉じている時のステーの状態
扉を開いていく
伸縮式ステーには様々な種類がありますが、扉を開くにつれてステー本体に収納されているアームが伸び、扉の開状態を保持する基本構造は共通しています。
側板・扉取付ベースの取付位置によっては、扉の開き角度が小さくなりくなりすぎたりしてしまう場合があり、注意が必要です。
全開状態を保持
手動である程度まで閉じる
ゆっくり自動で閉じていく
機能付きステー(ソフトダウンステー)は、扉を90°まで開いて(手動で開く)保持する事が可能で、全開位置(90°開)からある程度手動で閉じると後は自動でゆっくりと閉じていきます。(ソフトダウン機能)
取付は仕様書にしたがって位置決めし、ビス止め・固定します。
上開き用ステーに関しては、上開き用ステーの種類と取り付け方法とは? の記事で詳しく説明しています。
あわせて読みたい 上開き用ステーの種類と取り付け方法とは? 家具や建具の扉や蓋には開閉機能を担う丁番が取り付けられていますが、扉や蓋が開いた状態を保持する為には ”ステー(stay)” と呼ばれる金物が一緒に使用されます。 ...上蓋用ステー
扉(上蓋)閉時 (上蓋が上に開く箱)
扉(上蓋)を上に開く
上蓋が開いた状態を保持する
上蓋が閉じないように支える
上蓋用ステーとは、ドレッサーや収納ケースなどで丁番が取り付けられている上蓋に使用され、上蓋が開いた状態を保持するステーになります。
天蓋用ステー(折り畳みタイプ・右用)
天蓋用ステー(折り畳みタイプ・右用)使用例
ワンタッチステー(キャッチ機能付き・右用)
ワンタッチステー(キャッチ機能付き・右用)取付例
LAMPソフトダウンステー・部品名称
ソフトダウンステー取付例
上蓋用ステーには、天蓋用ステー(折り畳みタイプ)・ワンタッチステー・機能付きステー(ソフトダウンステーなど)があり、ステーの両端部をそれぞれ上蓋内側と側板内側に取り付けて使用します。
上蓋が閉じている時のステーの状態
上蓋を開いていく
ステーがロックし、上蓋を支える
天蓋用ステー(折り畳みタイプ)は、上蓋を開いていくと中央の鋲を支点に側板取付側アームと天蓋取付側アームが徐々に開いていきます。
ステーのアームが180°開くとそれ以上開かないロック状態になり、上蓋が開いた状態を保持してくれます。
側板・上蓋取付ベースの取付位置によっては、上蓋の開閉が不可能になったり上蓋の開きを保持する力が弱まってしまう場合があり、注意が必要です。
上蓋が閉じている時のステーの状態
上蓋を開いていく
ステーが全開状態で固定され上蓋の開きを保持する
ワンタッチステー(キャッチ機能付き)は、上蓋を開いていくと中央の鋲を支点に側板取付側アームと上蓋取付側アームが徐々に開いていきます。
ステーが全開状態になるとキャッチ機能部がロックされ、上蓋の開きを保持します。
側板・上蓋取付ベースの取付位置によっては、上蓋の開閉が不可能になったり上蓋の開き角度が小さくなりすぎたりするため、注意が必要です。
全開状態を保持する
手動である程度閉じる
自動でゆっくり閉じていく(全閉まで)
機能付きステー(ソフトダウンステー)は、上蓋をステーに設定された角度まで開くと(手動で開く)その位置を保持し、上蓋の全開位置からある程度手動で閉じると、後は自動でゆっくりと閉じていきます。(ソフトダウン機能)
取付は仕様書にしたがって位置決めし、ビス止め・固定します。
上蓋用ステーに関しては、上蓋用ステーの種類と取り付け方法とは? の記事で詳しく説明しています。
あわせて読みたい 上蓋用ステーの種類と取り付け方法とは? 家具や建具には、扉や蓋などが取り付けられている場合があります。 扉や蓋などの開閉機能を担う金物には丁番が使われますが、扉や蓋の開いた状態を保持する為には、 ”... 金物 シェアお願いします