膝内側側副靭帯損傷の基礎知識
ひざないそくそくふくじんたいそんしょう 膝内側側副靭帯損傷 膝の内側に存在する内側側副靭帯が傷ついた状態 1人の医師がチェック 14回の改訂 最終更新: 2024.12.19 (斎木 寛・医師) 執筆・監修 医療事典 MEDLEY 編集チーム 医師・薬剤師膝の内側に存在する内側側副靭帯が傷ついた状態です。膝の外側から強い力が加わった際などに生じます。靭帯の損傷の程度によって症状は変わりますが、ほとんどの人で痛みや腫れなどが見られ、損傷が激しい人では膝の不安定性なども生じます。膝の診察や画像検査によって診断され、靭帯の状態や競技レベルなどを加味して治療方法が決まります。軽度であれば、手術をしない選択肢もありますが、半月板や前十字靭帯などの損傷を伴う人には手術が必要です。内側側副靭帯損傷の診断や治療は整形外科で行われます。
- 内側側副靭帯
- 膝に存在する4本の靭帯の1つ
- 外側からかかるストレスに対して抵抗する役割がある
- 4本ある膝靭帯の中で損傷が最も多い
- 損傷の程度が重い場合は半月板損傷を伴うことがある
- スポーツでの激しいコンタクトや交通事故などで発生する
- 損傷程度を3段階で評価する(グレード1から3)
- 痛み、圧痛
- 腫れ
- 足の動かしづらさ
- 踏ん張りの利かなさ
- 損傷の程度と症状の関係
- グレード1:軽い圧痛と腫れ
- グレード2:中程度の圧痛と腫れ
- グレード3:強い圧痛と腫れ、関節の不安定性
- 外反ストレステストで損傷の程度が推測できる
- 膝の動揺性(不安定性)を確認する診察方法
- 損傷の程度が大きければ、膝動揺性が大きくなる
- 骨折や他の靭帯損傷と区別するため、画像検査を行う
- 画像検査
- レントゲン検査
- CT検査(行われることは多くない)
- MRI検査
膝内側側副靭帯損傷の治療法
- 初期対応は保護・安静・冷却などを行う(RICE処置)
- 他の靭帯損傷の有無や損傷の程度によって手術か保存的治療に分かれる
- 他の靭帯損傷がある場合は手術を積極的に検討する
- 内側側副靭帯の単独損傷の場合
- グレード1と2:多くの場合で自然治癒が期待できる
- グレード3:手術が必要となることがある
- 段階を踏んだリハビリテーションを行う
本サービスはこちらの編集プロセスに従って制作されています。できる限り正確な情報となるよう努めていますが、内容の正確性を完全に保証するものではありません。情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。
本サービスにおける医師・医療従事者等による情報の提供は、診断・治療行為ではありません。診断・治療を必要とする方は、適切な医療機関での受診をおすすめいたします。
本サービス上の情報や利用に関して発生した損害等に関して、弊社は一切の責任を負いかねますことをご了承ください。