日中中間線付近で新たに中国の掘削装置 衛星画像で作業船を確認、2隻が試掘作業か
日中中間線付近で新たに中国の掘削装置 衛星画像で作業船を確認、2隻が試掘作業か

日中中間線付近で新たに中国の掘削装置 衛星画像で作業船を確認、2隻が試掘作業か

日中中間線付近で新たに中国の掘削装置 衛星画像で作業船を確認、2隻が試掘作業か2025/9/23 06:30西山 諒
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反応反応東シナ海の日中中間線付近で停泊する中国の掘削船=9月18日、欧州宇宙機関(ESA)撮影

東シナ海の日中中間線付近で中国が一方的に進めるガス田開発で、中国が新たに移動式掘削船を停船させ、掘削作業を行っているとみられることが23日、海上保安庁関係者への取材などで分かった。ガス田掘削施設の設置に向けた試掘の可能性がある。

同海域では、これまでに18基の掘削用リグが設置されており、今年に入り新たに3基の設置に向けた動きも確認されている。海保は「移動式掘削装置あり」という航行警報を発出し、付近を通る船舶に注意を呼びかけている。

海保が22日午後8時に発出した航行警報によると、日中中間線の西側海域で、移動式掘削装置の存在が確認された。船舶自動識別装置(AIS)の情報を提供するWEBサイト「VesselFinder」などのデータを基に産経新聞が分析したところ、この掘削船は中国船籍の「勘探七号(KAN TAN QI HAO)」とみられる。

AISデータによると、18日ごろから補給船「勘探223(KAN TAN 223)」とともに停泊を続けている。勘探七号は、2018年5月などにも周辺海域に停泊し、装置を海底に固定して試掘を行っており、海面の変色が確認されていた。

海保関係者は「試掘を行っているのではないか。日中中間線付近では、ガス田の試掘が以前から行われており、当たりを引けば同じ場所にとどまる様子が確認されている」と話した。

日中両政府は2008年にガス田共同開発で合意し、日中中間線の境界画定が実現するまでの間、双方の法的立場を損なうことなく協力することで一致している。外務省は、これまでも同海域での中国による一方的な資源開発や既成事実化の試みに抗議してきた。(西山諒)

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