宝の持ち腐れ
現像をしてみたい人へおすすめの現像液をご紹介。
- 初心者には難しすぎる選択!それが現像液!
- そもそも現像液ってなんなの?
- 定番現像液の特徴
- ロジナール
- SPD(スーパープロドール)
- D-76
- ミクロファイン
- おすすめの現像液
- おすすめ1.ロジナール
- おすすめ2.SPD
- 現像時間の調べ方
- 応援します!まずはやらなきゃ始まらない!
- こちらも読んどこ!
初心者には難しすぎる選択!それが現像液!
現像液ってどれ選べばええねん!
かつて自家現像を始めようとして色々調べたときの私の叫びです。
たぶんこの記事に辿り着いたあなたもそうなのでしょう。
自家現像ってたくさんの道具が必要です。なかでも現像液ってやつは種類も多くて、現像液ごとに現像結果が変わるという、初心者にとってほんと厄介な存在です。
この記事では現像液の有名どころの特徴を確認した後、おすすめの現像液を紹介したいと思います。
そもそも現像液ってなんなの?
まずは、そもそも現像液ってなにをするものなのか、簡単に解説しておきます。
<現像液はフィルム上に画像を作り出す薬品>
- フィルムに光が当たるとその部分に微細な銀の粒子ができる(目には見えない)
- 銀の粒子が多いところほど現像液が反応し、銀粒子が増えて黒くなる
- 銀の濃度によって白黒のグラデーションが生まれる
つまり、現像液が目に見えるまで銀粒子を成長させ、画像を作り出しています。
現像液はとても重要な薬品ということですね。
現像液によって光の当たった部分が黒くなる
さらに現像液を選ぶにあたって以下のポイントについて押さえておいてください。
<現像液について知っておきたいポイント>
- 現像液は含まれている薬品によって仕上がりが変わります。
- 現像液に含まれる銀を還元する薬品のことを現像主薬と呼びます。
- 現像液によって仕上がりが変わるのは、現像主薬が違ったり、配合比率が違ったりするためです。
現像液に含まれている薬品とその配合が写真の仕上がり(コントラストやトーン、シャープさ、粒状性)を大きく左右します。
現像主薬になにが使われているのかを意識すると、求める仕上がりに近づくことができますよ。
定番現像液の特徴
ここからはおすすめの現像液としてよく挙げられるものや、手に入りやすい現像液の特徴を紹介します。
ロジナールhttps://kawauso.biz/products/detail/1667kawauso.biz
SilverSaltでも販売しています
- 現像主薬:パラアミノフェノール
- 特徴
- さまざまな希釈倍率で使用可能(25倍、50倍、100倍以上も)
- 静止現像など特殊な現像もできる(1時間くらい放置する現像)
- 濃縮液の状態で販売され、水で希釈するだけで使えるため扱いやすい
- 温度調整が容易
- 保存性は良いが長期保存は注意(結晶化すると劣化)
- 現像した感じ
- 粒子は目立ちやすい
- シャープさは高い
- 高倍率希釈時はトーンがやや軟調
Fomapan200 + Rodinal
Fomapan400 + Rodinal
Foamapan400 + Rodinal
SPD(スーパープロドール) リンク- 現像主薬:フェニドン + ハイドロキノン(PQ現像液)
- 特徴
- ヨドバシカメラなどで安価に入手可能(300円以下)
- 粉末を溶かして使用するのでちょい面倒
- 原液または2倍希釈で使用(希釈時は使い捨て)
- 現像した感じ
- 粒子はロジナールより抑えめ
- シャープさはそこそこ
- トーンは標準的なコントラスト
Fomapan200 + SPD
D-76 リンク- 現像主薬:メトール + ハイドロキノン(MQ現像液)
- 特徴
- 標準現像液とされる、世界で最も使われた現像液の一つ
- 粉末を溶かして使用するのでちょい面倒
- コダック製は廃盤だが、同等のジェネリック品が入手可能
- 現像した感じ
- 亜硫酸ナトリウムが多く含まれ、粒子を抑える
- シャープさは控えめ
- トーンは標準的なコントラスト
Fomapan200 + D-76
ミクロファイン リンク- 現像主薬:メトール
- 特徴
- 微粒子・軟調現像液
- ハイライト部分の現像を抑え、シャドウ部分の現像が進む
- 粒子が細かくなりやすい
- こちらも粉末を溶かして使用するのでちょい面倒
- 現像した感じ
- 低コントラスト
- 微粒子
使ったことがないので仕上がりについてはネットの受け売りです。先日買ったのでそのうち作例をUPしたいと思います。
現像液を購入するお店はこちらも参考にして下さい
ichiroku.hatenablog.jp
おすすめの現像液
結局どれを選ぶべきか? 私のおすすめを紹介します。
おすすめ1.ロジナール- 液体タイプで扱いやすい
- 希釈倍率を変えて色々試せる
- 入手しやすく保存性も良い
- 価格が安い
現像での活用の幅もありとりあえず現像してみたいならまずはコレを買うのはおすすめできます。
ネット上でいろんな人がおすすめするのも納得です。 私自身初めて買った現像液はロジナールでした。
ただフィルムによって感度が出なかったりするのでその場合は希釈を濃くして調整しましょう。
◆ロジナールの保存性について油断は禁物
ちなみに保存性についてネット上では何年も放置しても大丈夫だったという記事を見かけます。
実際かなり保存性はいいみたいですが、私は開封済みで3年放置したロジナールで現像していたら現像力がかなり弱くなっていたことがあります。
中に結晶ができてきたら劣化が進んでいますので注意しましょう。
おすすめ2.SPD- ヨドバシカメラでも安価に入手可能
- 粉末を溶かす手間はあるが、仕上がりが良い
何と言っても安いです。
ヨドバシカメラで300円を切る値段で買えます。
粉を溶いて液を作成するのはやや面倒ですが、仕上がりはいいです。
欠点は現像データが少ないことですが、自分で現像して最適解を探すのもまた現像の楽しみ方。と思えばアリではないかと。
ちょっとハードル高いなという人は、値段は上がりますがD-76互換薬品で。D-76は現像データが山のようにあるので安心です。
現像時間の調べ方
Massive dev chartというサイトでフィルムと現像液の組み合わせで現像時間を調べられます。
まずはここで調べてみましょう
Massive dev chartにない情報もXやYoutubeなどで探すと試した情報が出てくることがあります。
ただ、これら現像時間は正解ではなく、あくまで参考です。自分の現像のクセや現像環境などで結果は変わってしまいます。自分の納得行く現像結果は自分で試行錯誤して見つける必要がある。ということを覚えておいて下さい。
応援します!まずはやらなきゃ始まらない!
今回は現像液の種類、おすすめの現像液について紹介しました。
しかし、現像結果は現像液だけでは決まらないのが面白いところなんです。
フィルムとの組み合わせや撮影時の露出によって仕上がりは大きく変わってしまいます。
現像はやってみなければわからない世界が広がっています。ぜひ試行錯誤の世界を一緒に楽しみましょう。
なにかわからないことがあればコメントいただければ、私でわかることならお答えしたいと思います。
現像に興味を持ったなら失敗を恐れず、ぜひ現像にチャレンジして下さい!
こちらも読んどこ!
ichiroku.hatenablog.jp
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