福井県知事選挙、立候補予定の3氏が正月三が日も活動 神社で演説、年賀会であいさつ…異例の1月決戦、臨戦態勢に
杉本達治前知事の辞職に伴う福井県知事選(1月8日告示、25日投開票)が迫る中、立候補を表明した共産党県書記長の金元幸枝氏(67)、元副知事で前越前市長の山田賢一氏(67)、元外務省職員の石田嵩人氏(35)は正月三が日も精力的に活動。初詣でにぎわう神社で演説したり、各地の年賀会などに出向いてあいさつ回りしたりと、異例の1月決戦に向け臨戦態勢に入っている。
金元氏は元日から始動。県議福井市選挙区補欠選挙の共産党立候補予定者らと、人出の多い福井市内の神社や量販店周辺で街頭演説した。
金元氏は杉本前知事が自身のセクハラで辞職した問題に関し「被害者の尊厳を深く傷つける暴力であり、重大な問題をうやむやにさせない」と強調。大型公共工事よりも物価高対策、賃上げ政策を重視すべきだとし、「アリーナや新幹線ではなく、県民の暮らしを一番に考える政治に重点を変えるべきだ」などと主張した。3日は政見放送の準備を進める。
⇒「詳細分からぬ」セクハラ事案で辞意表明の福井県知事、県議会に説明も疑問の声続出
山田氏は2日、福井市東郷公民館で開かれた岩佐武彦市議の後援会年賀会に出席。人口減少や中小企業、農業の後継者問題に触れ「いま手を打たなければならず、そこは即戦力。経験、知識、人脈を持つ私がやるしかない」と力説した。山田氏を推薦する自民党福井県議会の県議や滝波宏文参院議員も登壇し、「知事は行政経験と政治経験の両方兼ね備わってなければいけない」(滝波氏)などと訴えた。
山田氏は市町の首長や議員へのあいさつ回りもこなした。今後は企業や各種団体の年賀会も回る方針。
石田氏も元日から地域の年賀会であいさつするなど奔走。2日は雪の中、福井市の福井駅西口広場で街頭演説を行い「世代を超えてみんなで新しい福井、新しい時代をつくっていきたい」と訴えた。北陸新幹線敦賀以西延伸や福井市東公園を候補地とするアリーナ整備を挙げ「さまざまな声を拾い、決断と実行力で一つ一つ丁寧に前へ進めていく」と力を込めた。
⇒福井のニュースを素早く読める「D刊アプリ」はこちらから
3日以降も各地の年賀会や会合を回り、知名度向上を図る考えで「直接会うことで、政策や福井に対する思いを一人でも多くの県民に届けたい」と話した。