スキーでドルフィンターンができるメリットは?練習方法を解説
スキーでドルフィンターンができるメリットは?練習方法を解説

スキーでドルフィンターンができるメリットは?練習方法を解説

 ここでは、ドルフィンターンとはどんな技術なのか、習得するメリット、練習方法について解説します。

コンテンツ

  • 1 ドルフィンターンとは
  • 2 ドルフィンターンの目的
  • 3 ドルフィンターンの練習方法
    • 3.1 トップを浮かせる
    • 3.2 テールを浮かせる
    • 3.3 動作を連動してターンへ
  • 4 まとめ

ドルフィンターンとは

 ドルフィンターンとは、スキーのトップを浮かせて飛び上がった後、テールが浮いた状態でトップから着地する、立体的なターンです。イルカが水面を飛び跳ねている姿になぞらえたものです。

 ゲレンデでドルフィンターンしている人はなかなか見かけないと思います。何といってもトップを浮かせるのが難しく、しかもターンを連続して行うには筋持久力が必要となるからです。

 動作としては、スキーのトップを浮かせるパートと、テールを浮かせてトップから着地するパートに分かれます。練習する場合は、それぞれのパートを個別に行うのが良いでしょう。

ドルフィンターンの目的

 難しさの際立つドルフィンターンですが、練習することで何が得られるでしょうか。

 練習方法でも述べますが、テールを浮かせるパートでは、カカトをお尻の方へ引き上げる動作をします。この動きはまさにコブで先落としをする動作そのものであり、コブの滑りで大いに役立つものです。

 ではトップを浮かせるパートはというと、ふくらはぎをブーツに押し付けるようにして後傾し、板をたわませてトップを浮かせます。

 そして、この動作そのものが何の役に立つかというと、パウダー深雪でスキーが埋まらないように滑ることができます。

 また、後傾姿勢でトップが浮くシチュエーションというのは、ターン終盤でスキーが重心を追い越した局面と一致します。コブでは、スキーを先落としする直前の状態です。

 ターンでの重心とスキーの位置関係については、以下の記事でまとめています。

【スキーと重心】コブでたった一つ意識するなら前後バランス

 パウダー深雪でスキーの潜り込みを防ぐことと、コブで次のターンに入る直前の状態を作り出すために、スキーのトップを浮かせるパートがあるようなものです。

 すなわちドルフィンターンとは、コブの滑りを整地で練習するためのターンということができると思います。

ドルフィンターンの練習方法

 では、ドルフィンターンの練習方法について、パートごとに見ていきます。はじめはターンをせずに、トップあるいはテールを浮かせる上下の動きだけを行い、その後ターンにつなげます。

トップを浮かせる

 まず、ふくらはぎをブーツの後ろに押し付けて後傾し、板を曲げてトップを浮かせます。ターンはしなくて良いので、緩斜面を使って何度もトップを浮かせる練習をしましょう。

テールを浮かせる

 ここでは、ブーツのカカトをお尻に引き付けるようにジャンプします。要はテールジャンプですが、これもターンはせず、このパートだけを緩斜面で何度も練習します。

 慣れてきたら、テールジャンプしながら左右に向きを変え、着地後にテールをスライドさせてターンします。これがドルフィンターンでの着地後の動きになります。

動作を連動してターンへ

 トップを浮かせるパートとテールを浮かせるパートを組み合わせます。板を曲げてトップを浮かせたら、タイミングよく重心を斜め前方に移動し、カカトをお尻に引き付けます。これが縦の動きですので、緩斜面を使って何度もジャンプ練習しましょう。

 慣れてきたら、着地後にテールをスライドさせてターンにもっていきます。これが完成形です。

まとめ

  • ドルフィンターンとは、縦と横の動きが入り混じった立体的なターンです
  • ドルフィンターンは、整地でコブの滑りがイメージできる、優れた練習方法です
  • ただし、トップを持ち上げるのは至難の業です。しっかり練習しましょう

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