何食べているの~、父ちゃんのノルマンディ飯(18)
PANORAMA STORIES
何食べているの~、父ちゃんのノルマンディ飯(18) Posted on 2025/10/04 辻 仁成 作家 パリおつかれさまです。 フランス人の中年世代以降が大好きなアジアの麺類といえば、ナンバーワンに輝くのが「PHO」(フォーと発音します)ではないでしょうか。 フランスはベトナムの宗主国だったこともあり、ベトナムの移民、とくに亡命貴族が多く、その人たちが、あちこちで、ベトナム料理店を開いたのだそうで、大昔に・・・。 その中でも、牛肉の入った、鳥だしのフォーは大人気で、ぼくも、月に2,3度は食べます。 ☆ うどん屋はオペラ地区に行かないとないし、中国のうどんは味が美味しいけれど濃いので、やはり、この年齢ですし、フォーがもっとも、健康的であり、日本人にはなじみ安い、ということもあるんですね。 御覧ください。 こちらが、フランスのフォーになります。うまそうでしょ?
ということで、今日は、フォーを一緒に作ってみたいのですが、日本でも買うことができる本格的なフォーがありますよ。「鶏スープのフォー」(ネーミングが普通ですよね、もうちょっとかっこいいい名前なかったのかな? 美味しいのに、笑) ぼくは「楽天」か「ショピファイ」ネット通販で、取り寄せて、パリにもって帰っております。ここの「チキンのフォー」が大好き。(ほかに辛いフォーもあります) この「鶏スープのフォー」はお米で出来ているので、なんと、グルテンフリーでもあります。 そして、中に入れるお肉は、またしても、冷凍食品店「ピカール」の牛肉のカルパッチョが最適。赤肉のカルパッチョなので、ばっちりなんですよ。 日本だと、しゃぶしゃぶ用のお肉で、OK!!! でも、あまり、さしの入ってないものをお勧めします。
で、そのほか、揃えて頂きたいのは、 1,もやし 2,ミント 3,コリアンダー 4,ライム 5,玉ねぎのスライス となりますが、残念なことに今日は「もやし」が切れてまして、かわりに、フヌイユ(ういきょう)を代用させてもらいます。 しかし、これが、ういきょう、バカにできませんので、やってみてください。日本だと、デパートのフルーツコーナーで買えます。でも、もやしが、一番ですね。
※ ピカールの牛肉のカルパッチョは、前もって、解凍しておいてください。 軽く、キッチンペーパーで解凍後、水気をとっておくと、最高です。
そしたら、茹で上がった麺を器におきまして、牛肉の薄切りをこのように置き、その上に、ネギと玉ねぎスライスなどをかけます。 そこに、温めた付属のスープを熱い状態で、まわしがけします。 はい、注意点ですが、付属のスープをよりベトナム風にするには、ナンプラーを数滴、加えてください。 これにより、さらに、フォーに近づきますよ!!!
そしたら、最後に、スライスした玉ねぎ、コリアンダーとミントを大量にかけます。 ライムを添えてください。 食べる前に、これでもか、というくらいライムを絞るのがコツです。 もう、ベトナムに行ったような爽やかな風が胃袋の海に吹き荒れます。あはは。 最高なので、ぜひ!!!! ボナペティ。
はい、再放送のお知らせです。 ☆ 「ボンジュール!辻仁成のパリごはん 2023SP」 今回は、NHK BSP4Kでの放送となります。 「ボンジュール!辻仁成のパリごはん 2023SP」 【再放送】 NHK BSP4K 10/13(月・祝) 午前9:30~10:59 10月13日って、パリでの個展初日じゃん。ぶつけてきますねー、笑! 祝日の午前9時30分からということで、 休日の午前中に多くのみなさまに楽しんでみてもらえると、父ちゃん的には嬉しいです ☆ 辻仁成、個展情報。 ☆ パリ、10月13日から26日まで、パリ、ピカソ美術館そば、GALERIE20THORIGNYにて「辻仁成展」2週間、開催。 ☆ 1月中旬から3月中旬まで、パリの日動画廊において、グループ展に参加し、6点ほどを出展させてもらいます。 ☆ 久しぶりに、NHK「パリごはん」の再放送が決まりましたね。
ラジオは、ツジビルです。
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Posted by 辻 仁成
辻 仁成
▷記事一覧Hitonari Tsuji 作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。
・毎日が勝負飯、「ラディッシュ蕎麦」 ・毎日が勝負飯、「カレー蕎麦」 ・毎日が勝負飯、「バナナロール!」