きっとLANZ農業ブルドッグDなんちゃら・・・撮りトラ
opさんに送ってもらった写真です。見たことのない(タダのトラクターファンなんで当然なんですが・・・)色、形の外国製と思われるトラクターです。ネイビー?ペルシアン?ブルーのボディにローズのホイール・・・最近見ない取り合わせがいい感じ・・・鳥の羽根のように入ったスリットもなんだか未来的です(当時の)早速朝から頭の体操・・・手がかりを求めて小舟でネットの海へ漕ぎ出そう!
うーん・・・どこかとっかかりがないかな・・・やはり手がかりはこの、見慣れない大きなヘッドマークでしょう。拡大してみます。
目を細めて見てみます。LANE? なんだか硬貨見たいな形・・・調べてみると出てくるのは道路や女の人の名前・・・違うな。LAMZ?・・・出てくるのは犬・・・LANZ?そうか!!! ランツトラクターなんだ!
調べてみるとありました! こんなヘッドマークなんです。色が褪せてしまって全然違うことになってます。ピカピカになっているとずいぶんイメージが違いますね・・・もちろんオリジナルの塗装ではなく、再塗装なのだと思います。色も微妙に違って、かえってオーナーの心の色と言うか、購入当時の色なり、その機体に持っていたオーナーの印象の色に塗られているはずです。フェンダーの上の座席、かっこいいですね・・・世界共通仕様
これなんか空き缶をかぶっているところまでそっくりです。(世界中やることは同じ)それにしてもマフラーが独特で太いなあ・・・ランツトラクターは1958年からジョンディアの傘下に入ったようなので、それ以降のランツトラクターは色が緑/黄色。これはこれでいいですね。ベルト式PTO
マフラーの後ろ、でっかい円筒形はなんだろう?ご先祖にも付いている。ベルトで動力を取出しているみたい。プーリーなんだな・・・ベルト式PTOでした。それにしてもでっかいなあ。これが1956年だそうだから、もう50年以上前のものなんだ・・・送ってもらった写真も、少なくとも緑/黄色になっていないわけだから、最低でも56歳?強い印象だけが残る「心の色」
トラクターの色も青っぽかったりネイビーだったり、それぞれの心の色に塗られてますね。マフラーも同色だったり黒だったりシルバーだったり・・・昔の記憶は曖昧で、でもだからこそ「印象」だけが強く現れているような気がします。名前の表記もランツD何チャラとか、ランツブルドックだったりとか・・・ああ!みんなブルドッグなんだ!
反対サイドの写真を見つけました。ここに大きく「LANZ」そしてその下に小さく「 bulldog」と銘があります。緑のLANZだけジョンディア・ランツトラクターで、それ以外はみんなランツ・ブルドッグだったんです!でも、Acker-Bulldog Verkehrs-Bulldog Ackerluft-Bulldog どうもいろいろある呼び名があります。
ドイツ語だし、翻訳にかけてみるとAckerってフィールドとか、単位のエーカーに通じる単語みたいなので農業ブルドッグ。Verkehrsは探してみると乗り物がたくさん出てくるから英語で言う「ビークル」みたいなモンなんでしょう。だからきっと「乗用ブルドッグ」。
AckerluftはAcker-luftと考えてluftは調べてみると空気とか空間という意味があるらしい・・・ルフトハンザのルフトですね・・・これは難しいなあ・・・「スーパー農ブルドック?」
どうもトラクターの世界は名前がモノを言うみたいで、人気のニックネームとかブランドは会社や形が変わっても使用される傾向があります。時間が無いので詳しくは調べていませんが、1920年代にはもう使われていた「ブルドッグ」の愛称は30年経っても残っていたということのようです。
「プリンススカイライン」「日産スカイライン」それからなんでしたっけ?「箱スカ」とか、愛称も長くなると区別を付けるため、「ブルドッグ」も「農ブルドッグ」「車ブルドッグ」「広農ブルドッグ」「中濃ブルドッグ」などといろいろ呼ばれかたがあったようです。
時代や国が違ってもヒトのすることは同じようなことがあっておもしろいですね!
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