中1社会・地理「北アメリカ州」アメリカ合衆国 4つのポイント
中1社会・地理「北アメリカ州」アメリカ合衆国 4つのポイント

中1社会・地理「北アメリカ州」アメリカ合衆国 4つのポイント

 中学1年の社会の地理分野で学習する「北アメリカ州

 その北アメリカ州に含まれる「アメリカ合衆国」について、今回は詳しく解説していきたいと思います。 

・以下の4つのポイントについて説明しています。

①アメリカ合衆国の自然

②アメリカ合衆国の農業

③アメリカ合衆国の工業

④アメリカ合衆国の経済

 

 この記事は、たけのこ塾が中学生に向けて、TwitterやInstagramに投稿した内容をもとに作成しています。

 ぜひ、あなたの勉強にご活用下さい。

①アメリカ合衆国の自然

 アメリカ合衆国の自然ということで、絶対に覚えておくべきものを3つ取り上げます。

 それは…、

 ①ロッキー山脈

 ②ミシシッピ川

 ③五大湖

 です。

 さっそく、上から順番に見ていきましょう!

 ロッキー山脈は、北アメリカの西部(太平洋側)を南北に走る山脈です。

 ミシシッピ川は、北アメリカの中央を流れる川で北アメリカ最長の川です。

 五大湖は、アメリカ合衆国とカナダとの国境付近にある5つの大きな湖のことです。

 5つの湖はそれぞれ、スペリオル湖、ミシガン湖、ヒューロン湖、エリー湖、オンタリオ湖といいます。

 五大湖の周辺では、酪農がさかんに行われています。

 また、その沿岸は工業地域であり、自動車のデトロイト、鉄鋼のピッツバーグなどの都市があります。 

 ロッキー山脈、ミシシッピ川、五大湖について見てきましたが、余裕のある人は「アパラチア山脈」も覚えておきましょう。

 アパラチア山脈は、アメリカ合衆国の東部(大西洋側)を南北に走る山脈で、炭田で有名です。

②アメリカ合衆国の農業

 アメリカ合衆国の農業の特徴といえば、2つの言葉でまとめることができます。

 それは…、

 ①適地適作

 ②企業的な農業

 です。

 両方ともよくテストに出題される内容ですので、詳しく見ていきたいと思います。

(ⅰ)「適地適作」とは?

 「適地適作」とは、読んで字のごとく、

・土地に適した農作物を栽培する

 ということです。

 農産物は、最も適した環境で育ててこそ、品質のよいものをたくさん生産できます。

 またアメリカ合衆国では、地域によって気温や降水量、土壌などが大きく異なります。

 そのためアメリカでは、地域ごとにその環境に最も適した農産物を生産しています。

ではどの地域で、どういった農産物が生産されているのでしょうか?

具体的に見ていくと…、

➀アメリカの西部から中央にかけて

 →放牧

②アメリカの中央部、カナダとの国境付近

 →小麦

③五大湖周辺

 →酪農

④アメリカの南部

 →綿花

⑤五大湖周辺とアメリカ南部の間

 →大豆・とうもろこし

 文字だけだとわかりづらいので、アメリカの農業についての地図も作成しました。

 生産されている農産物と、その大まかな場所をよく確認しておいてくださいね。

 ここまで説明してきた『アメリカの農業』を覚えるゴロ合わせを↓に載せておきます。

 それが

 『補講、楽♪

   東大メンズ!』

 です。

 東大の男子学生は頭がいいので、補講も楽々理解できてうらやましがられているところをイメージして覚えて下さいね。

 ゴロ合わせの内訳はそれぞれ↓の通りです。

 ・補(ほ)→ 放牧

 ・講(こう)→ 小麦

 ・楽(らく)→ 酪農

 ・東(とう)→ トウモロコシ

 ・大(だい)→ 大豆

 ・メンズ→ 綿花

※YouTubeに「アメリカの農業」についてのゴロ合わせ動画を投稿していますので、↓のリンクからご覧下さい!

【動画】中学社会ゴロ合わせ「アメリカの農業の覚え方」

※YouTubeに「アメリカの農業」の解説動画も投稿していますので、↓のリンクからご覧下さい!

【動画】中学地理「アメリカの農業・まとめ」

(ⅱ)「企業的な農業」とは?

 続いて「企業的な農業」について、見ていきましょう。

 日本の農業というと、小さな田畑を家族単位で耕作しているイメージですよね。

 言わば、家族経営の個人商店と同じ感じです。

 一方アメリカでは、広大な面積の農場を大型の農業機械を使って、大規模な農業を行っています。

 こちらは、ビジネスとして会社経営しているイメージですね。

 アメリカで行われているこのような農業を「企業的な農業」といいます。

 アメリカの農業の特色について、記述形式の問題がよく出題されます。

 以下の3点をふまえた上で、解答する必要があります。

 ➀耕地面積が広大

 ②大型の農業機械の使用

 ③生産性が高い     (少ない労力でたくさん生産できる)

 以上のポイントをふまえて、模範解答を書いてみました。

「広大な面積を大型の農業機械を使って耕作しているため、生産性が非常に高い農業」

 アメリカの農業は、定期テストでも高校入試でもよく出題されます。

 「適地適作」「企業的な農業」の内容について、しっかり理解してきちんと覚えておきましょう! 

③アメリカ合衆国の工業

 アメリカの工業について、覚えておきたいことばが2つあります。

 それは…、

 ➀サンベルト

 ②シリコンバレー

 です。

 さっそく、それぞれの言葉について説明していきますね!

(ⅰ)「サンベルト」とは?

 サンベルトとは、アメリカの北緯37度より南の地域を指します。

 この地域は現在、アメリカ合衆国の工業の中心となっています。

 アメリカはもともと、大西洋岸や五大湖周辺で工業が発達していました。

 五大湖のところでも挙げましたが、

 ・ピッツバーグの鉄鋼業

 ・デトロイトの自動車産業

 などが有名です。

 豆知識ですが、トヨタ自動車がある愛知県の豊田市は「東洋のデトロイト」とよばれていました。

 しかし工業の中心が、鉄鋼や機械から情報技術産業・航空宇宙産業などの新しい工業分野に変わっていったことで、工業の中心地もサンベルトへと移動しました。

 サンベルトは土地が安く労働力(働く人々)が豊富だったことも、その理由の1つです。

 ちなみに、似たような言葉に「太平洋ベルト」というものがあります。

 太平洋ベルトとは、

 日本の各地方の太平洋岸に、ベルトのように帯状に連なっている工業地帯・地域のこと

 です。

 サンベルトと太平洋ベルト、セットで覚えておきましょう!

(ⅱ)「シリコンバレー」とは?

 「シリコンバレー」とは、カリフォルニア州のサンフランシスコ郊外にある、情報技術やコンピューター、半導体などに関する企業が密集している地域です。

 有名な企業としては、Google社・アップル社・Facebook社などがあります。

 シリコンとは半導体に使われる材料であり、半導体はコンピュータにとって欠かせない重要な部品です。

 そのことから、コンピュータ関連の産業がさかんなこの地域を「シリコンバレー」(“バレー”は日本語で”谷”)とよぶようになりました。

 「シリコンバレー」に似た言葉として、「シリコンアイランド」「シリコンロード」というものがあります。

 シリコンアイランド(“アイランド”は日本語で”島”)は九州、シリコンロードは東北のことを指しています。

 それぞれ半導体産業がさかんなことから、このような名前がついています。

 ここで、このちょっと紛らわしいシリコンバレー、シリコンアイランド、シリコンロードの3つをセットで覚えるゴロ合わせを紹介しておきますね。

 そのゴロ合わせが、

 『サンバで求愛、とほほ老人…』

 です!

 サンバ大会で踊っているきれいな女性が告白されたものの、相手がおじいちゃんだったのでガッカリしてしまったところをイメージしてもらうとよいでしょう。

 ゴロ合わせの内訳は↓の通りです!

 ・サン→ サンフランシスコ、バ→ バレー

 ・求→ 九州、愛→ アイランド

 ・トホホ→ 東北、老→ ロード

※YouTubeに「シリコンバレー・アイランド・ロード」を覚えるゴロ合わせ動画を投稿していますので、↓のリンクからご覧下さい!

【動画】中学地理ゴロ合わせ「シリコン○○○の覚え方」

④アメリカ合衆国の経済

 ここからは、アメリカの経済についての解説です。

 まずはじめに、アメリカの経済の中心であるニューヨークについて説明します。

 ニューヨークはアメリカ最大の都市で、株の取引きなど金融で有名なウォール街があるため、経済の中心地でもあります。

 さらに国際連合の本部もあるため、政治的にも重要な都市です。

 つい間違えやすいのが、アメリカの首都です。

 もちろん、ニューヨークではなく「ワシントン」ですので間違えないように気を付けて下さいね!

 次に解説するのは「多国籍企業」です。

 多国籍企業とは、世界各地で商品やサービスを生産し販売している大企業のことです。

 アメリカには多国籍企業が多く、私たちの身近な企業だと、

 ・マクドナルド

 ・ケンタッキー・フライド・チキン

 ・スターバックス

 ・コカ・コーラ

 ・ペプシ

 などが有名ですね。

 最後に「ヒスパニック」について説明します。

 ヒスパニックとは、中南米からアメリカにきた移民のことで、スペイン語を話します。

 中南米の多くの国はかつてスペインに支配されていたため、母国語がスペイン語である国が多いのです。

 ヒスパニックの人々は、アメリカで不足している労働力を補っています。

記事のまとめ

 以上、中1社会・地理「北アメリカ州について、詳しく説明してきました。

 いかがだったでしょうか?

・今回の記事の内容をまとめると

①アメリカ合衆国の自然

・ロッキー山脈…北アメリカの西部を南北に走る山脈

・ミシシッピ川…アメリカの中央を流れる北アメリカ最長の川

・五大湖…アメリカとカナダの国境周辺の5つの大きな湖

②アメリカ合衆国の農業

・適地適作…地域ごとにその環境に最も適した農産物を生産すること

・企業的な農業…広大な面積を大型の農業機械を使い行う大規模な農業

③アメリカ合衆国の工業

・サンベルト…アメリカの工業の中心地である北緯37度以南の地域

・シリコンバレー…カリフォルニアにある情報技術産業などの企業が密集している地域

④アメリカ合衆国の経済

・ニューヨーク…アメリカ経済の中心であり、国連本部もある

・多国籍企業…世界各地で経済活動を行っている大企業で、アメリカに多い

・ヒスパニック…中南米からアメリカにきた移民で、スペイン語を話す

 今回も最後まで、たけのこ塾のブログ記事をご覧いただきまして、誠にありがとうございました。

 これからも、中学生のみなさんに役立つ記事をアップしていきますので、何卒よろしくお願いします。

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