国際ニュース:AFPBB News
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【3月5日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は4日、ウクライナが今週、地中海のリビア沖でロシアの液化天然ガス(LNG)運搬船1隻に対し「テロ攻撃」を行ったと非難した。
沈没したLNG運搬船「アークティック・メタガス」は、欧米の規制を回避して世界中に石油とガスを輸送するロシアの老朽タンカー群「影の船団」の1隻として、米国と欧州連合(EU)の制裁対象となっていた。
リビア港湾局は、同船が3日夜、シルト港の北方で「突然の爆発とそれに続く大規模な火災に見舞われ、最終的に完全に沈没した」と述べた。
ロシア政府は、アークティック・メタガスの乗組員30人全員が救助されたと発表した。ロシア国営メディアは運輸省の発表として、2人がやけどを負ったと報じた。
プーチン氏はロシア国営テレビの記者に対し、「これはテロ攻撃だ。このような事態は初めてではない」と述べ、ウクライナのしわざだと非難した。
これに先立ちロシア運輸省は、今回の攻撃は「リビア沿岸から発射されたウクライナ海軍の無人艇によって行われた」と述べたが、詳細は明らかにしなかった。
ウクライナは本件についてコメントしていないが、昨年12月、地中海でロシアのタンカーを無人艇によって攻撃したと発表している。
リビア港湾局とロシア運輸省によると、アークティック・メタガスは、ロシア北西部ムルマンスクからロシア産のLNG約6万2000トンをエジプト北東部ポートサイドに輸送していた。(c)AFP
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