オークションに出品された、アイルトン・セナが最後に使ったホンダF1のV10エンジン、約3740万円で落札
F1 オークションに出品された、アイルトン・セナが最後に使ったホンダF1のV10エンジン、約3740万円で落札アメリカのオークションに、アイルトン・セナが使った最後のホンダF1のV10エンジン「RA100E」が出品され、3740万円で落札された。
編集: 2025/08/24 7:57 Copy link Facebookでシェアする Twitterでシェアする WhatsAppでシェア Linkedinでシェアする Pinterestでシェアする Viberでシェア 優先ソースとして追加するHonda RA100E for HRC memorabilia business
写真:: Kan Namekawa
アイルトン・セナが最後に使ったホンダV10エンジン”RA100E”のV805号機が、8月15日にアメリカで行なわれたオークションに出品され、25万4500ドル(約3740万円)で落札されたことが分かった。
1990年のF1日本GPのウォームアップセッションで、カーナンバー27番をつけたマクラーレンMP4/5Bに、新品のホンダRA100Eエンジンが搭載された。これがV805機。ドライバーはセナであった。
このV805機はその後一旦マシンから降ろされ、セナは別のエンジンを搭載して決勝レースに挑んだ。そしてそのスタート直後、あの悪名高きアラン・プロスト(フェラーリ)との接触事故が起き、両者リタイア。これによりセナは、同年のF1ドライバーズタイトル獲得を決めた。
その年の最終戦オーストラリアGPの決勝レースでは、V805号機が再びセナのマシンに載せられ、レースを戦った。セナはポールポジションからスタートし、レースをリードしていたものの、60周を走ったところでギヤ選択のトラブルがありクラッシュ。レースを終えた。
このV805号機はレースを終えた後、日本に送り戻された。通常ならばエンジンは分解され、その後の改善に活かされるはずだが、このオーストラリアGPはホンダは翌年からV12エンジンを使うことを決めていたため、分解されずそのまま倉庫に仕舞われていた。
つまりセナが使った、ホンダF1の最後のV10エンジンということになる。
今回ホンダ・レーシング(HRC)は、このV805を熟練メカニックの手により丁寧に分解。全てのパーツをディスプレイした形でボナムス・クエイル・オークションに出品。いくらの値がつくのか、注目されていた。
このオークションは8月15日に行なわれ、最終的に25万4500ドル(約3740万円)で落札されたことが分かった。
HRCはこれを皮切りに、様々なメモラビリアを販売する手法を模索していく予定。今年の4月にこのプロジェクトが発表された際、HRCの渡辺康治社長は次のように語っていた。
「F1、MotoGPや様々なレースを愛するファンの方に、1950年代からホンダが続けてきた様々なレースへのチャンレンジの歴史の一部を共有していただける、価値ある事業にしていきたいと考えています」
「一過性のものではなく、継続的なビジネスとして育てていくつもりです」
なお今後は今回のRA100Eエンジンのような高額なアイテムから、より手が届きやすいアイテムまで、幅広い展開が検討されているという。また今回はオークションへの出品だったが、今後はECサイトでの販売も検討されている。
今回のオークション後にもHRCはSNSを通じて「これを皮切りに、レースの歴史を幅広くお客様と共有する道を模索していきます」とコメントしている。
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