「ナイトスクープ」異例声明巡り「全責任は番組にあると言ってるも同然だが…地獄」元放送作家
「ナイトスクープ」異例声明巡り「全責任は番組にあると言ってるも同然だが…地獄」元放送作家

「ナイトスクープ」異例声明巡り「全責任は番組にあると言ってるも同然だが…地獄」元放送作家

ABC朝日放送グループ本社屋(2024年撮影)

元放送作家の長谷川良品氏が27日、X(旧ツイッター)を更新。ABCテレビが、同局「探偵!ナイトスクープ」23日放送回をめぐって、番組公式サイトで改めて声明を発表したことについて私見を述べた。

同日の放送では、探偵を務めるお笑いコンビ、霜降り明星のせいやが、6人兄弟の世話をする小学6年生の長男からの「1日だけ長男を代わってほしい」との依頼に答える様子が放送された。放送終了後、ネット上では「ヤングケアラー状態」などと批判の声が上がっていた。また、せいやが依頼を終え、小学生の家から立ち去った後に、家の中の音声を流したこともあって、同局の意図を勘ぐる推察もあった。

25日には公式サイトで「1月23日放送回に関して」と題し、「当該放送をめぐり、取材対象者やご家族に対して、SNS等で強い批判や誹謗(ひぼう)中傷が広がっている状況を重く受け止めています。取材対象者やご家族への誹謗中傷、詮索や接触は厳にお止めいただくようお願い申し上げます」などと訴えていた。

26日夜にも「放送内容の一部について誤解を招く受け止めが広がっていることを重く受け止めて」いるとして声明を発表。VTRの最後に挿入された家の中の音声をめぐって「当該放送において、普段は基本的に家にいて家事・育児を担当している父親が乳幼児を残して外出する場面、および当該VTRの最後に母親が、『米炊いて、7合』といった発言は、番組の編集・構成上の演出として表現したものです」とした。

その上で「これらは、取材対象者の実際の生活状況や日常の全体像をそのまま示したものではありません。前者は『家事や育児をすることはとても大変なことである』ということをより強調するために、探偵と子供達だけの状況を作り出しました。後者は、依頼者である長男が『次男となった非日常から日常に戻る合図』として演出しました」と記述。他にも、一般家庭側からの依頼文についても「依頼原文の主旨をもとに番組側とご家族で内容を確認・相談したうえで、放送用に構成・改稿したもの」とした。

長谷川氏は「『探偵!ナイトスクープ』異例の2回目の声明」と前置きした上で「全文読むとかなり深刻な過剰演出の自白になっていて、いわば『全責任は我々番組にある』と言っているも同然なんですが、それでもコメント欄には『でもここは事実だろう』という両親バッシングの為の理由探しになっていて地獄。なによりお子さんが心配」とつづった。

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