杜甫「春望(漢詩の風景)」テスト対策練習問題と過去問まとめ
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中学2年生の国語で学習する漢詩「春望(漢詩の風景より)」について、定期テストで良く出る頻出問題や過去問をまとめているよ。春望の詩の形式、作者、言葉や句の意味、韻や対句などについての問題に挑戦しよう。
先に解説を確認してから挑戦する場合は、杜甫「春望」の解説ページをチェックしよう
漢詩「春望」の問題に挑戦できるドリルページもあるよ。
ゆみねこドリルの漢詩「春望(漢詩の風景より)」のドリルページへ
杜甫「春望」の一問一答動画もあるよ!
作業中や移動中に聞き流しをするだけでも効果があるので、おすすめだよ!
目次「春望」テスト対策練習問題
問1
この漢詩の作者の名前を漢字で書きなさい。
答えを見る杜甫【解説】杜甫(とほ)は中国の唐の時代を代表する詩人。
問2
この漢詩の形式を、漢字4文字で答えなさい。
答えを見る五言律詩【解説】一句が5文字(五言)で、全部で8句で作られた漢詩(律詩)のため「五言律詩」となる。
問3
この漢詩の「国」「城」とは何をさしているか。漢字2字で答えなさい。
答えを見る長安【解説】中国の唐の時代の都である「長安」のことをさしている。
問4
「草木」の読みを現代仮名遣いで答えなさい。
答えを見るそうもく
問5
「濺ぎ」の読みを答えなさい。
答えを見るそそ(ぎ)
問6
「烽火」の読みを現代仮名遣いで答えなさい。
答えを見るほうか
問7
「万金」の読みを答えなさい。
答えを見るばんきん
問8
「抵る」の読みを答えなさい。
答えを見るあた(る)
問9
「渾べて」の読みを答えなさい。
答えを見るす(べて)
問10
「簪」の読みを答えなさい。
答えを見るしん
問11
「城春にして草木深し」とあるが、どういう意味か、次の中からもっとも適切なものを選びなさい。ア:城壁で囲まれた町の中にも春がやってきて、草や木も生い茂っている。イ:城壁で囲まれた町の中にも春がやってきたが、戦争によって草や木は枯れたままだ。ウ:城壁で囲まれた町にも春がやってくれば、また草木も生い茂るだろう。エ:春になり、城壁で囲まれた町は草や木で覆い尽くされてしまった。
答えを見るア【解説】「城」とは、城壁で囲まれた都市のことで、春望では「長安」のことをさす。
問12
「時に感じては」とあるが、意味としてもっとも正しいものを次の中から選びなさい。ア:時間の速さを実感してイ:時々思い起こしてウ:時勢を悲しんでエ:長い年月の間悩んで
答えを見るウ
問13
「時に感じては花にも涙を濺ぎ」とあるが、「涙を濺ぐ」とはどういう意味か、次の中から選びなさい。ア:涙を流すイ:涙をぬぐうウ:涙をこらえるエ:涙が枯れる
答えを見るア
問14
「別れを恨んでは鳥にも心を驚かす」とあるが、「別れ」とは、杜甫と「誰」の別れのことか。漢字2字で答えなさい。
答えを見る家族【解説】「家書万金に抵る」とあるように、家族からの手紙は万金に値すると杜甫は考えており、戦争によって家族と離れ離れになってしまっていることを恨んでいるということが分かる。
問15
「別れを恨んでは鳥にも心を驚かす」とあるが、「鳥にも心を驚かす」とはどういう意味か。もっとも適切なものを次の中からえらびなさい。ア:家族が無事かどうか心配のあまり、鳥の鳴き声さえ腹立たしく思うイ:家族が無事かどうか心配のあまり、ただ鳥が鳴いただけでもひどく驚いてしまうウ:家族と離ればなれになっていることが悲しく、鳥の鳴き声を聞くだけでも不安になるエ:家族と離ればなれになっていることが悲しく、罪のない鳥にも八つ当たりをしてしまう
答えを見るウ【解説】「心を驚かす」とは、「不安になる」という意味。
問16
「家書万金に抵る」とあるが、その理由としてもっとも適切なものを次の中から選びなさい。ア:戦地でひとり耐える自分にとって、家族から送られてくるお金は命を左右するものだからイ:戦いによって会えない家族の無事を知らせてくれるものだからウ:一族のことを記録した書は、戦いの後の世に残すべきものだからエ:戦争の影響で、家族から手紙を送るだけでも沢山のお金がかかってしまうから、
答えを見るイ【解説】「家書」とは、家族からの便りのこと。「万金に抵る」とは、とても貴重だ、という意味。
問17
線アの書き下し文を書きなさい。
答えを見る渾べて簪に勝へざらんと欲す【解説】「渾」を読んだあと、ずっとレ点が続くので、一番下から順に上へ上がるように読むことになる。
問18
線アの意味を次の中から選びなさい。ア:どんな冠にも敵わないイ:すべての冠を欲しいと願うウ:冠を与えられるために努力するエ:冠を全くとめることができない
答えを見るエ【解説】「簪(かんざし)」とは、冠を留めるためのピンのようなもの。第七句にあるように、白髪頭を掻きむしることで髪が少なくなってしまい、冠を留めるための簪がさせないほどになってしまったということを表現している。
問19
「春望」には対句となっている句があるが、それぞれ何句と何句が対句になっているか、3組答えなさい。
答えを見る第一句と第二句、第三句と第四句、第五句と第六句
問20
「春望」では、4つの句の末尾が韻を踏んでいる。韻を踏んでいる漢字を全て答えなさい。
答えを見る深・心・金・簪
問21
韻を踏む技法をなんというか答えなさい。
答えを見る押韻
問22
当時が戦乱の世であったことがわかる語句を詩の中から2字で抜き出して答えなさい。
答えを見る烽火【解説】烽火とは、戦いののろしのこと。
問23
「春望」には、作者のどのような思いがこめられているか。もっとも適切なものを次の中から選びなさい。ア:争っている人の世とは関係なしに美しい自然への嫉妬イ:苦境におかれたまま年老いていくしかない悲しみウ:戦争という苦境の中でも変わらぬ一族の誇りエ:自然の大きな力に抗うことのできない人の世のはかなさ
答えを見るイ【解説】杜甫は戦乱に巻き込まれ家族と離れ離れになった苦境の中、何もできずに年老いていくしかないことを悲しんでいる。