大人が意外と解けない算数「0÷8÷8」→正しく理解してる?
大人が意外と解けない算数「0÷8÷8」→正しく理解してる?- 2026.3.7
「0を含む割り算」は、見た目は簡単でも正しく理解していないと混乱しやすい内容です。
特に、0がどこにあるのかによって意味が変わります。
問題を通して、計算の考え方を確認していきましょう。
問題
次の計算をしなさい。0÷8÷8正しい答えを求めることができるでしょうか。
解説
今回の問題の答えは「0」です。
割り算が続いている場合は、左から順に計算します。
0÷8÷8=0÷8=0一つひとつの計算を確認してみましょう。
0÷8=0今回の計算では、これを二回繰り返しています。
0を8で割っても、0のままです。
0を割る計算では、割る数が0でない限り、答えは常に「0」です。
勘違いしやすいポイント「0の割り算はできない」と思った方がいるかもしれません。
実はこれは正しくありません。
「0で割る計算(△÷0)」は答えを求めることができません。
今回のような「0を割る計算(0÷△)」は問題なく計算でき、結果は0になります。
「0で割る計算」ができない理由割り算は、掛け算に戻して考えることができます。
例えば、10÷2は、
2×□=10を満たす数を求めることと同じです。
では、5÷0を考えてみます。
これは、
0×□=5を満たす数を探すことになります。
しかし、0にどんな数を掛けても結果は0です。
5になることはありません。
そのため、「0で割る計算」は答えが存在せず、定義されていない計算になります。
まとめ
「0を割る計算(0÷△)」は、答えが0になります。
一方で、「0で割る計算(△÷0)」は定義されていません。
見た目は似ていますが、意味は大きく異なります。
違いを正しく理解しておきましょう。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):SAJIMA日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」
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