玉木雄一郎氏「安住淳さん落ちてスカッとした?」との直球質問に苦笑「そんなこと言わないで」
国民民主党の玉木雄一郎代表(2025年12月撮影)国民民主党の玉木雄一郎代表が12日放送のBSフジ「プライムニュース」(月~金曜午後8時)に出演。高市早苗首相率いる自民党が大勝し、国民が1増にとどまった衆院選を振り返った。
玉木氏は、目標51議席を掲げながら、1増の28議席となったことは「厳しかったです。なんとか現有を維持するというレベルになったのは不本意」とした上で「なんとか耐え忍んだ、踏ん張った結果」とまとめた。
番組では、立憲民主党と公明党が結成した新党、中道改革連合が惨敗し、大物が続々と落選した状況にも触れた。玉木氏は「びっくりしましたね。特に岡田(克也)先生とか、安住(淳)先生とか、一度も落ちたことはない方だと思います、今まで。岡田先生とかは、こまめに、党の幹部の時も個人演説会とか地元固めを怠らずにやっておられた方でしたから、今回確か、4万数千票減らして落選、ということになっていますので、ちょっとびっくりしましたね」と率直に語った。
産経新聞の水内茂幸編集長は、玉木氏が決別した旧民主党政権からのメンバーが多く落選したことについて触れ「安住さんなんかは、玉木さんから見たら、落ちてスカッとしたんじゃないかと逆に思うぐらいだと思うんですけど」と直球質問も。玉木氏は思わず苦笑しながら「そんなこと言わないでくださいよ」とツッコミを返し「いや、尊敬する先輩議員でしたからね」と語った。
水内氏は「リベラルを標榜する議員の戦い方が古くなった。先祖返りするような、戦争になったらどうするんだ、みたいな。そこは国民民主党は距離を置いていた」とも言及。玉木氏はこの点について「2020年に今の国民民主党を立ち上げた時に、いわゆる旧民主党的なものとは決別しよう、というのが、あの時の我々の覚悟だった」と前置きし「私たちは個人の権利は重視する。ひとりの人権、自由を守る。リバティーを重んじる、という意味ではリベラルなのかもしれないですけど、一方で国家の主権、国家の自由も同時に守っていかないと、国家の安定、平和の上にしか、福祉国家も自由も成り立たない」と強調した。その上で「今までリベラルの人って、反戦、平和、9条は変えない、防衛費は増やさない、という、なぜかそれがイコールになっていた。人権や自由や多様性を尊重しつつ、国家の安全保障を守っていく、という組み合わせが戦後日本にはあまりなくて、我々はむしろ個人の自由も国家の自由も両方大事」とし「戦争は避けなければいけない。でも、戦争を避けることが、イコール憲法論議を避けること、防衛力の強化を避けること、につながってしまっていることから抜けられなかったのが、この間のリベラルのある種の限界だったのかな」と持論を展開した。
安住氏は、昨年10月の首相指名選挙直前に、野党連携を呼びかける中で、玉木氏を「玉木」と呼び捨てにしたことも話題となっていた。