ケーブルラックの選定方法と支持間隔
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ケーブルラック、レースウェイ 施工方法
ケーブルラックの選定方法と支持間隔2020年3月5日
ケーブルラックの選定方法、支持間隔です Contents
- ケーブルラックとは
- ケーブルラックの仕上げと設置適合場所
- ケーブルラック幅の選定方法
- ケーブルラックの支持間隔
- ケーブルラック配線の支持間隔、注意事項
- ケーブルラックのタイプ
- ケーブルラックの部材(ノンボンド)
ケーブルラックとは、ケーブルを大量に配線するときに 使用するはしご状の金物のことです。
ケーブルラックは水平に敷設するときと、垂直に敷設する 場合があります。
まっすぐに長い距離、大量のケーブルを配線するときは ケーブルラックを設置してほうが効率良く配線することが できます。ケーブルの本数が少ない場合はケーブルフックなどで ケーブルを支持したほうが、コストを抑えることができます。
工場や公共施設、駅のホームなど大きい施設に良く使用します。 マンションや住宅にはあまり使用しません。
ケーブルラックの仕上げと設置適合場所 材料 仕上げ 仕様 記号 施設適合場所 一般屋内 湿気・水気の 多い屋内 一般屋外 鋼 メラミン焼付け等 亜鉛の両面付着量100g/㎡以上の 溶融亜鉛めっき鋼板にメラミン焼付塗装 紛体塗装等を施したもの ZM ○ ― 溶融亜鉛めっき 亜鉛の両面付着量100g/㎡以上の 溶融亜鉛めっき鋼板に透明塗装を施したもの ZT ○ ― JIS H 8641「溶融亜鉛めっき」に規定する HDZ35以上の溶融亜鉛めっきを施したもの 又は上記と同等の耐食性能を有する 溶融亜鉛-アルミニウム系合金めっき鋼板製 Z35 ― ○ アルミ二ウム 合金 アルマイト処理 アルミニウム合金に陽極酸化皮膜を施したもの AL ― ○(1)一般屋内とは、湿気・水気の多い屋内以外の事務室、電気室、機械室をいう (2)湿気・水気の多い屋内とは、水蒸気の充満する屋内、常時水が漏水する室内、常時湿気のある屋内及び水滴の飛散するおそれのある屋内をいう。 (3)一般屋外とは、海岸地帯の屋外及び腐食性ガスの発生する屋外等特殊な屋外以外をいう。
ケーブルラック幅の選定方法【ケーブルラック幅選定公式】
①強電ケーブルラックの場合(1段積) W≧1.2[Σ(D+10)+60]mm
②通信ケーブルの場合(2段積) W≧0.6{Σ(D+10)+120}mm
W:ラック幅 D:各ケーブルの仕上がり外形(mm)
強電ケーブルは基本1段積みです。それ以上乗せる場合はケーブルの低減率を考慮して幹線計算をします。
ラックの幅を選定するときは将来の配線増を見越し、予備スペースも含めたほうが無難でしょう。
強電ケーブルラックに弱電ケーブルも合わせて配線したい場合は、セパレータを取り付けます。
ケーブルラックの支持間隔①ケーブルラックの支持間隔は、鋼製では2m以下、その他については1.5m以下とする。 また、直線部と直線部以外との接続部では、接続部に近い箇所及びケーブルラック 端部に近い箇所で支持する。
②ケーブルラックの垂直支持間隔は3m以下とする。ただし配線室等の部分は、 6m以下の範囲で各階支持とすることができる。
③ケーブルラックを支持するつりボルトは、ケーブルラックの幅が呼び600mm以下のものでは 呼び経9mm以上、呼び600mmを超えるものでは呼び経12mm以上とする。
(例)2段吊り(1段目400mm+2段目300mm)の場合 計700mmとなるため、12mm以上のつりボルトになる。
ケーブルラック配線の支持間隔、注意事項①ケーブルは、整然と並べ、水平部では3m以下、垂直部では1.5m以下の間隔ごとに固定する。 ただし、次のいずれかの場合は、この限りではない。 (a)トレー形ケーブルラック水平部の配線 (b)二重天井内におけるケーブルラック水平部の配線
②ケーブルを垂直に敷設する場合は、特定の子げたに荷重が 集中しないように固定する。(垂直部のケーブル支持は1.5m以下なのでケーブルラックのケタ3個ごとに支持する)
③電力ケーブルは、積重ねを行ってはならない。ただし、次のいずれかの場合は、 この限りではない。 (a)単心ケーブルの俵積み (b)分電盤2次側のケーブル (c)積重ねるケーブルの許容電流について必要な補正を行い、 配線の太さに影響がない場合
ケーブルラックのタイプ ラダータイプケーブルラックにはタイプがあり、タイプによって親桁の高さが違います。
【ネグロス製の場合】 SRタイプ:親桁の高さ70mm QRタイプ:親桁の高さ100mm
選定するときの規定は特になく、乗るケーブルの外径およびケーブル荷重 によって選定します。
SRタイプは主に弱電幹線用、強電2次側配線用として使用し、 QRタイプは強電幹線用で使用します。
他にも親桁の高さが120mmのLRタイプ、150mmの15Rタイプ があります。
ラダータイプケーブルラックの記号:A、Bはラックの強度を示します。 A:人が乗る恐れがない場所 B:人が乗る恐れがある場所(水平部で親げたに乗るおそれがある場合に限る)
立ち上がり専用タイプEPSなどで床を貫通し各階に渡り設置する 立ち上がり専用のケーブルラック もあります。
【ネグロス製の場合】 VRタイプ:親桁の高さ100mm、スタンダードの立ち上がり専用タイプ B15Rタイプ(BSタイプ):親桁の高さ150mm、 両面にケーブルを支持できるラックです。 EPSが狭く、幅を広くできない場合におすすめです。
トレータイプトレータイプは子桁がなく、底面がパンチングの鉄板になっているタイプで、 ケーブルが下から見えないため、意匠的に優れたケーブルラックです。
居室などに使用するケーブルラックにおすすめです。
ケーブルラックの部材(ノンボンド)ケーブルラックどうしを接続する部材を継手といいます。 継手には一般の物と、水平に曲げるときに使う継手、上下するときに使用 するときに使う上下自在継手などがあります。
自在継手を使用した場合は、ボンド線でケーブルラックどうしを接続し 接地をとる必要がありますが、ノンボンド対応継手を使用することで 約1000mまでボンド線が不要です。
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