イランの空飛ぶ”どら猫”ついに絶滅か!? イスラエル空軍がF-14撃破をSNS報告 ただ断定できない理由も
イランの空飛ぶ”どら猫”ついに絶滅か!? イスラエル空軍がF-14撃破をSNS報告 ただ断定できない理由も

イランの空飛ぶ”どら猫”ついに絶滅か!? イスラエル空軍がF-14撃破をSNS報告 ただ断定できない理由も

イランの空飛ぶ”どら猫”ついに絶滅か!? イスラエル空軍がF-14撃破をSNS報告 ただ断定できない理由も tags: イスラエル軍, イラン軍, ミリタリー, 戦闘機, 航空, 軍用機

2026年3月8日にイスラエル国防軍がイラン中部のエスファハーン空港を攻撃し、それに関するSNSでの投稿が話題となっています。

映画で有名になったあの戦闘機をイスラエルが撃破

 2026年3月8日にイスラエル国防軍がイラン中部のエスファハーン空港を攻撃し、それに関するSNSでの投稿が話題となっています。それによると、イスラエル空軍は「イラン空軍のF-14「トムキャット」を保管していた空港施設を攻撃した」とあり、これが本当であれば世界で唯一のF-14が深刻な被害を受けた可能性があります。

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イランが保有するF-14(画像:タスニム通信<CC BY 4.0>)

 F-14はアメリカ海軍の艦隊防空艦載機として1970年代に就役した戦闘機で、この機体が登場する映画『トップガン』の大ヒットによって有名になり、戦闘機ファンだけでなく一般層にも広く知られた存在です。

アメリカ海軍からは2006年に完全退役しましたが、イランは親米路線だったパーレビ王朝時代に世界で唯一のF-14の輸出が行なわれ、その機体の一部が現在も運用されています。『トップガン』の続編である映画『トップガンマーヴェリック』において、攻撃を行なった「ならず者国家」の運用機としてF-14が登場するのは、このイラン空軍での継続した運用をオマージュしたものと言われています。

 その知名度からか、イスラエル国防軍でもF-14を攻撃・破壊した場合はSNSで積極的にそれをアピールしており、2025年のイラン空爆では、テヘラン空港の空軍施設内で保管中のF-14を空爆した時の映像を公開しています。この時の映像も、F-14の知名度の高さから大きな話題となりました。

 一部メディアなどでは、エスファハーン空港への攻撃を持ってイラン空軍が運用可能なF-14はすべて失われたのではと報じているところもあります。しかし、イラン空軍側も空軍基地内にある戦闘機が破壊されることは予想しており、攻撃を受けにくいバンカーや他の空港施設に機体を避難させている可能性が高く、イスラエル国防軍の投稿だけで同空軍のF-14が壊滅したと判断するのは難しいといえます。実際、2025年のイラン空爆で破壊されたF-14のほとんどは長期間に渡って屋外放置された飛行不能の機体で、その所在はグーグルマップなどの衛星写真でも確認できる状態でした。

現在も残存しているF-14があれば、それは厳重に隠匿された機体だといえます。しかし、それだけ手間暇かけても、F-14はイラン空軍にとって戦況を変えるような秘蔵の兵器とはいえません。

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【画像】うお! ギリギリ!! 空母の目の前をパスするF-14

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