結末が地獄すぎる名作アニメは…? 衝撃のバッドエンド5選。視聴後、立ち直れない…トラウマ必至の最終回を解説
【Getty Images】【公式Xより】友情や希望、正義に彩られたアニメ。しかし時に物語は裏切り、観る者の心を深く揺さぶる。すべてを失う少年、消えゆく少女、裏切りや絶望に沈む三角関係…。今回は、衝撃と悲哀が交錯する、忘れられないバッドエンドアニメの世界を厳選して5本紹介する。(文・小室新一)[1/5ページ] ——————————
視聴者にトラウマを与えた壮絶な最終回
『美少女戦士セーラームーン 第1期』(1993)セーラームーン【セーラームーン30th公式Xより】
原作:武内直子 キャスト:三石琴乃、久川綾、富沢美智恵、篠原恵美、深見梨加
【作品内容】
東京・十番中学校に通う月野ウサギは、勉強も運動も苦手で泣き虫な女の子。けれども、誰よりも明るく前向きで、どんな時でも立ち直りの早い“愛すべき普通の少女”だった。
ある日、彼女は人間の言葉を話す不思議な黒猫・ルナと出会う。ルナの導きによって、ウサギは自らが“悪を討つ使命を背負ったセーラー戦士”であることを知り、仲間たちと共に壮絶な戦いの運命へと巻き込まれていく
【注目ポイント】 講談社「なかよし」で連載された武内直子の同名漫画を原作に、1992年にアニメ化された『美少女戦士セーラームーン』。以降、全5期にわたるシリーズや劇場版、舞台、さらにはリメイク版まで、多くの世代に愛され続けている。
だが、そんな“国民的作品”の始まりである第1期は、実は衝撃のバッドエンドで幕を閉じている。
物語はクライマックス、第45話「セーラー戦士死す! 悲壮なる最終戦」から最終話へと突き進む。
ダーク・キングダムとの最終決戦の中、仲間たちは次々と倒れ、最後に残されたのはウサギひとり。
彼女は、仲間の魂と共に宿敵クイン・ベリルに立ち向かい、激闘の末に勝利を収める――。しかしその代償として、ウサギ自身も命を燃やし尽くしてしまう。
そして、戦いの果てに奇跡が起こる。
ウサギの願いが叶い、これまでの出来事は“なかったこと”として上書きされる。彼女たちは戦士になる前の“普通の少女”として再びこの世界に生まれ変わるのだ。
一見、救いのあるラストに見える。
しかし、それまでの出会いも友情も絆も、すべてが失われてしまうという事実が、視聴者の心に深い爪痕を残した。
放送当時、この最終回は“セーラームーン無印ラストショック”と呼ばれ、多くのファンが涙した。
希望と喪失、戦いと祈り、そして「少女たちの成長」という普遍のテーマ。あの結末は、ただのアニメの最終回ではなく、“少女たちが戦う意味”を問いかける永遠の記憶として、今なお語り継がれている。
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